ジャーマン・プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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77年デビューのジャーマン・プログレ・グループによる、81年リリースの2ndアルバム。靄のように広がる幻想的なオルガン、丸みある柔らかなトーンのギター、哀愁を湛えたフルートやサックスらが彩る、CAMELからの影響を感じさせるデリケートな筆致が魅力のジャーマン・プログレ逸品。
ドイツ・ケルンのスタジオでエンジニア兼アシスタントとして働いていたToby Robinson、別名The Mad Twiddlerが1975〜76年の間に行っていたスタジオ・プロジェクトで、自身がに運営していたアンダーグラウンド・レーベルPYRAMIDからリリースされた作品。収録曲は33分に及ぶクラウト・セッション「Dawn Defender」の1曲のみ。しかしながらACHIM REICHELや初期ASH RA TEMPELを思わせるギター多重録音、シンセやメロトロンを用いた神秘的な音響パート、そしてドタバタとした勢いあるドラム、ドライヴするギター&ベースをフィーチャーしたエネルギッシュかつどこかエキゾチックなバンド・パートなど、長尺の中にも多彩な表情を盛り込んでダイナミックに聴かせています。宇宙的かつ原始的な香りを漂わせるクラウトロックのディープな一枚です。
81年発表の3rdアルバム。70年代に発表された1st、2ndではメロトロンやオーケストラを用いたシンフォニックなサウンドでBARCLAY JAMES HARVESTなどと比して評価されていたグループで、本作では、ドラマティックなサウンドは影を潜めながらも、流麗なメロディー・ラインは健在。70年代後半のB.J.HやCAMELのサウンドが好みの方にはたいへんおすすめです
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
フルート奏者(兼ギター)/ギタリスト/ベース/ドラムスの4人組ジャーマン・プログレ・バンド、75年に録音されながらも2017年までお蔵入りとなっていたアルバム。多彩なシンバルワークが印象的なジャズ色の濃いリズム・セクションに乗って、ギター&フルートによるインプロヴィゼーションがたっぷりと繰り広げられる、アングラ感覚満点なクラウト・ロック。POPOL VUH時代のConny Veitのようなブルースを核に持つトロンとしたギター、演奏がノッてくるとIan Andersonみたいに激しくなるフルートと各人なかなかの個性の持ち主です。フルート入りプログレなのに、まったく幻想的にはならず終始フリーキーでダークな色調なのがいかにもアングラ・ジャーマン・ロック。これはクラウト・ロックの最奥に近い所に位置する一枚ではないでしょうか。
74年にデビューし79年までに5作品を残したジャーマン・ジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、77年のライヴ音源を収録。キャリア前半には元TOMORROW'S GIFTのWolfgang Lindnerがドラマーを務めていましたが、ちょうど本ライヴの直前に新ドラマ―へと交代しているようです。M.Vitousがいた初期WEATHER REPORTからの影響を感じさせる硬質なフュージョン・サウンドを土台に、濃厚なアフロ/ラテン・テイストを纏わせてひたすらテクニカルにひた走るアンサンブルに圧倒されます。リードを取る高らかな音色のサックス、舞うようなエレピをメインに隙あらばシンセもスピーディーに弾き飛ばすキーボードらが、ギターレスを感じさせないテンションで躍動。そんなリード楽器を支えるリズム・セクションも特筆で、特にドラムスは民族フレイヴァーを醸し出す本格的なパーカッションも交え凄まじい手数で捲し立てるテクニシャンでかなり強烈です。WR譲りの緊張感とアフロ/ラテン的な熱気やメロウネスが絶妙に融合した、テクニカル・フュージョン/ジャズ・ロックの好パフォーマンス!
フルート奏者を擁し、その肌触りの滑らかさとファンタジックなサウンドで、ドイツを代表するCAMELフォロワーの地位を確立、名作を生み出したグループの80年デビュー作。ストレートに「Moonmadness」期のCAMELを意識したサウンドを作り上げており、特にリリカルなフルートの音色とキーボードの爽やかな響きが印象的。一方でギターワークはAndrew Latimerよりも堅実なプレイに徹する場面が多く、やはりフルートとキーボードの彩りで構築していくタイプのフォロワーと言えるでしょう。垢抜けないながらも味のあるドイツロマンを醸し出した叙情的な名盤です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
フルート奏者を擁し、その肌触りの滑らかさとファンタジックなサウンドで、ドイツを代表するCAMELフォロワーの地位を確立、名作を生み出したグループ。83年作2nd。リード・ヴォーカルが加入し、ギタリストが交代。前任者に比べてテクニカルで、流麗かつスリリングなギターが、サウンドに奥行きを加え、このグループの持ち味であるファンタスティックなアンサンブルの魅力を一層引き出している印象。気品のあるアコースティック・ギターも見事。包み込むように歌うヴォーカルもメロディアスなこのグループに溶け込んでいます。フルートによる優美な旋律、シャープかつふくよかなリズム隊は前作と変わらず魅力的。名作1stに続き、本作もまたメロディが止めどなく溢れる名作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有、圧痕あり
スイスのグループ、77年の唯一作。YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ・プログレ。ファンタスティックなキーボードとゴリゴリと突っ走るリッケンバッカー・ベースを中心に、変拍子をバリバリに多用し、叙情性と緊張感が同居したこれぞシンフォニック・ロックなアンサンブルで畳みかけます。テクニックはそれほど高くはありませんが、逆にバタバタとしたせわしなさが哀愁いっぱいでたまらなく魅力的。
シリアル・ナンバー入り
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ボーナス・トラック1曲、定価2548
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、カビあり、側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
2枚組、三方背ケース付き仕様、ボーナス・トラック2曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
三方背ケース無し、カビあり
72年の唯一作。超重低音の暴走ドラムをバックに、もの凄い音圧のファズ・オルガンがウネリを上げて暴れ回ります。EL&Pも真っ青な破天荒っぷり。荒々しさの中にも、クラシカルなフレーズを織り交ぜるなど、かなり得体が知れません。ぶっ飛びまくりなジャーマン・オルガン・ハードの逸品。
7枚組ボックス、デジタル・リマスター、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
5枚は傷あり、2枚は無傷〜傷少なめ
7枚組ボックス、デジタル・リマスター、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット付仕様
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
シュリンクにスレあり
旧東ドイツを代表するシンフォニック・ロックグループであり、ダブル・キーボードを擁した重く厚みのある荘厳なサウンドで評価の高い名盤を生み出した彼らの代表作の1つである79年作。ドイツの錬金術師Johann Friedrich Bottgerをテーマに据え、ナレーションを挟むなどした壮大なコンセプト・アルバムとなっており、ダブル・キーボードによるモーグシンセやメロトロンのクラシカルな彩りに加えて、オーケストラや混声合唱隊を従えた圧倒的なスケールで迫ります。非常に洗練されたシンフォニック・ロックの傑作であり、重厚な質感で聴かせる名盤です。
廃盤、直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価3000
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、解説に黄ばみあり、軽微なケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい汚れあり
世界的評価を確立した日本人パーカッション奏者の作品、76年作。76年6月12日、スタジオ作「GO」を見事に再現した名ライブを収録しています。スタジオ作で参加したKlaus Schulze、Michael Shrieve、Stevie Winwood、Al Di Meolaらが集合し、壮大なコンセプトに基づくスペースジャズロックを繰り広げる様は圧巻の一言であり、改めてこのスーパーグループのポテンシャルの高さに驚かされます。ライブに適したKlaus Schulzeによるコズミックサウンドはどこまでも大きな広がりを見せ、STOMU YAMASHTAのパーカッションはよく跳ねており、クロスオーバー色の強いグルーヴィーな楽曲はスタジオ作以上に躍動感をもって感じられます。スタジオ作「GO」と共に全ロックファン必聴の名盤です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ドイツのバンド、72年の唯一作。スリリングなギター・リフによるブルージーなハード・ロックをベースに、フルートやサックスによるジャジーなエッセンス、リリカルなアコギと哀愁のヴォーカルによるビートルズ的なエッセンス、ハモンド・オルガンによるブリティッシュ・ロック的なエッセンスを加えたアンサンブルは、オリジナリティに溢れていて、聴き応え抜群。安定感ある演奏、緩急自在の曲展開、印象的なメロディーなど、かなり完成度の高いグループです。
ジャズ・ドラマーとして10年以上のキャリアがあり、アメリカのジャズ・メンのヨーロッパ・ツアーを数多くサポートしていたという腕利きドラマーKlaus Weiss(NIAGARAでも活躍)を中心に結成されたジャーマン・ジャズ・ロック・バンド、71年デビュー作。派手な見せ場こそ少ないものの職人気質を感じる堅実でタイトなプレイがカッコいいドラムを土台にして、リード楽器として縦横無尽に吹きまくるフルート、その合間を洒脱に舞うエレピ、ファンキーなカッティングでフルートを支えながら時にサイケデリックな濃厚プレイで絡みつくギターらが繰り広げるアンサンブルは、クールにしてエネルギッシュ。どこか飄々とした音運びのベースも味があって魅力的です。ジャズ、ファンク、サイケなどを混ぜ合わせつつも、ごった煮っぽくならず洗練されているのが素晴らしい。同時期の英ジャズ・ロック好きやVertigoレーベル作品がお好きな方にも響きそうな好盤です!
ジャズ・ドラマーとして10年以上のキャリアがあり、アメリカのジャズ・メンのヨーロッパ・ツアーを数多くサポートしていたというドラマーKlaus Weiss(NIAGARAでも活躍)を中心に、71年に結成されたジャーマン・ジャズ・ロック・バンド。73年作2nd。ラテン・フレイヴァーあるドラムやパーカッション、2人の奏者によるフレーズが柔らかに交差したゆたうフルート、同年『6th』をリリースしたソフト・マシーンを彷彿させるミニマルなオルガンやエレピ。ポップでオシャレなモンド・ジャズを軸に、ここぞでは、カンタベリーにラテン・フレイヴァーを加えたようなジャズ・ロックを聴かせます。スペインはバルセロナのジャズ・ロック・バンドにも通じるセンスの良さ。ジャズ/ジャズ・ロック/フュージョンのファンはもちろん、全編でフルートがフィーチャーされてるので、フルート好きにもオススメです。
ジャーマン・プログレELOYの00年代作品にも参加しているドイツのリコーダー奏者Volker Kuinkeが率いるシンフォ・グループによる21年作3rd。ELOYのギタリストやキーボーディスト、元SYLVANのギタリスト、美声女性ヴォーカルIsgaardらをフィーチャーしています。クリアで繊細なタッチのピアノと悠久の調べを奏でるヴァイオリンが織りなす、どこまでも気高くクラシカルなサウンドに、泣きを帯びたギターがメロディアスに駆ける息をのむアンサンブルが冒頭から展開。これだけでも素晴らしい所に主役となるリコーダーが登場するのですが、これがまた見事!まるでゲルマンの深き森の奥から響くように神秘的なリコーダーが、クラシック由来のシリアスな演奏に柔らかな優美さを加えていて、幻想度100%のシンフォニック・サウンドを作り上げます。Isgaardのクリアな美声も印象的で、Volkerのリコーダーと美しく調和するパートの素晴らしさは至上の一言。イタリアのHOSTSONATENによる四季シリーズに匹敵するファンタジックな映像喚起力に溢れたシンフォニック・ロックに感動しっぱなしの傑作!リコーダーという楽器のポテンシャルを全編にわたって思い知らされる一枚です。
アメリカとデンマーク出身のミュージシャン達によって71年に結成され、デンマークとドイツを中心に活動したサイケ・ハード・バンドの74年デビュー作。ビシビシとタイトに刻むキレのあるリズム、サイケな熱量をたっぷり含みハードエッジに弾きまくるスリリングなギター、そしてグラム・ロック・シンガーのようなカリスマ性を感じさせるハスキーなヴォーカルらによる熱くもスタイリッシュなサイケデリック・ハード・ロックは猛烈なカッコ良さ!各メンバーのテクニックは相当なもので、ソリッドかつダイナミックに畳みかける密度の高いアンサンブルは、プログレ・ファンにもおすすめできそうな聴き応えがあります。米サイケ・ハードのファンは勿論ですが、SILVERHEADやBE BOP DELUXEなどグラム・ロックのファンにも聴いてみていただきたい隠れた名盤。
3作目にして、大作の72年作。ポポル・ヴーのフローリアン・フリッケ参加4本のチェロを大胆に導入し、神秘性がさらに増した作品。
2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に若干色褪せあり
Edgar Froeseを中心に結成され、シンセサイザー、アナログシーケンサーなどの電子機器を巧みに使用したメディテーショナルなジャーマン・エレクトロの原点に位置するグループの74年5th。彼らの代表作に挙げられる事もある名盤であり、ヴァージンと契約したあとの第1弾アルバムです。冒頭から澄み切ったドローンと電子音が瞑想の世界へ誘い、徐々にシーケンスへと移ろう流れは圧巻。また、プログレッシブ・ロックファンには馴染みの深いメロトロンも使用されており、やはりプログレッシブ・ロック的なそれとは全く違う浮世離れした雰囲気を醸し出し、シンセサイザーのアルペジオと不思議なマッチングを見せています。
デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
Edgar Froeseを中心に結成され、シンセサイザー、アナログシーケンサーなどの電子機器を巧みに使用したメディテーショナルなジャーマン・エレクトロの原点に位置するグループの75年6th。ヴァージンと契約したあとの第2弾アルバムである本作は、前作「Phaedra」の続編と捉えることの出来るメディテーショナルな作風を貫いています。冒頭から各種ヴィンテージ・シンセサイザーが表情豊かなロングトーンを響かせ、寄せては返す波のように穏やかで冷ややかなサウンド・スケープを描き、中盤からアナログシーケンサーのアルペジオがフェイドインする辺りは、まさにTANGERINE DREAMならではの個性と言えるでしょう。
デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
78年の通算11作目。無機質なミニマル・フレーズとドラムの叩き出すタイトなロック・ビートを融合させ、ソリッドに未来的なサウンドを展開。ヴォコーダーを交えた情緒的なヴォーカル・ナンバーも披露し話題を呼んだ異色作。
紙ジャケット仕様、1995年デジタル・リマスター、定価2476+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
5枚組ボックス、各CDはプラケース仕様、カラーブックレット付き仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
ハード・クラシカルなオルガンを中心にしたスモーキーなジャーマン・ロックを聴かせるドイツのグループの71年作。バッハの「フーガ」を取り入れた楽曲を初めとして、チャーチ・オルガンのごときエコーを効かせたハモンド・オルガンの様式美で聴かせるクラシカルなセクションと、ラウドで荒削りなギターが勢い任せに引っ張るサイケデリック・ハードなセクションに分かれた楽曲は非常にスリリングな表情を見せ、その節操の無いサウンドがとても魅力的です。ジャーマン・ロックらしい実験色も覗かせるなど、個性的でマニアックな好作です。
紙ジャケット仕様、定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に内袋の跡あり
70年代に西ドイツで活動し、ELOYやGURU GURUともツアーを行った幻のバンド、当時のライヴ音源を収録した18年発掘盤。そのサウンドはくすんだトーンのクラシカルなハモンドを中心に、ブルージーなギターやうねりのあるベースを交えて哀愁たっぷりに展開する王道のオルガン・ロック。CRESSIDAを思わせるジャジーで叙情的な曲調がメインかと思いきや、聴いていくとピアノ、オルガン、シンセを切り替えながらスピーディーにフレーズを弾き倒すリック・ウェイクマンばりのパートがあったり、『神秘』〜『原子心母』頃のフロイドを彷彿とさせるサイケデリックなナンバーが飛び出したりと、多彩でクオリティの高い内容にビックリ!長尺曲が多いものの、アグレッシヴなソロ・パートに粛々とした叙情パート、味のあるヴォーカル&コーラスパートが交差する起伏のついた構成、そしてどこまでもリリシズムに溢れたメロディとハーモニーでじっくりと聴かせます。決して録音状態は良くないものの、単なるアーカイブに留めておくには惜しい好内容。オルガン・ロックやジャーマン・ロック・ファンは要チェックです。
ジャーマン・プログレ・バンドIRMIN'S WAYのアルバム『OPUS DESTROY』をバンド名/アルバム名/アートワークを変更しリイシューしたのが本作で、22分の大曲を含む76年録音の未発表作品。アコギやピアノから滲む陰影、シンセが放つ哀愁、ギターやリズム隊のソリッドなキレ味などが合わさったサウンドは、言われなければ70年代初頭のアングラ・ブリティッシュ・ロック発掘盤かと思ってしまう出来栄えです。特にギターのハードエッジなプレイは全編冴え渡っていて、これは英ハード・ロック・ファンも思わずグッと来てしまうはず。高らかだけどやや抑揚に乏しい英語ヴォーカルがいかにもジャーマンという印象ですが、それも含めたアングラ・テイストが何とも良い感じなんです。全体としてジャーマン・プログレ好きよりは英ロック/プログレ好きにアピールする要素を持った好作品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
女性ヴォーカル、フルート奏者を要するジャーマン・ロック・バンド。オリジナルは2枚組でリリースされた70年のデビュー作。オープニングの「Riddle In A Swamp」から痺れまくり!アグレッシヴに疾走するキレ味抜群のリズム隊、叩きつけるように鳴らされるリズムと「狂おしい」というキーワードぴったりに弾きまくられるリードともにまるでパンクのように初期衝動のエネルギーがつまったエレキ・ギター、宗教的な荘厳さとともにそそり立つオルガン、激しく吹かれるフルート。いやはや凄まじい熱気。アンサンブルに応える女性ヴォーカルも圧巻で、英国アフィニティのリンダ・ホイルを彷彿させます。ジャーマン・オルガン・ハード屈指の傑作です。アフィニティやベーブ・ルースのファンは必聴!
71年にクラシカル・プログレ名盤『NATURE』を残すTETRAGON。その前身にあたるジャーマン・ロック・トリオの69年唯一作が本作。『NATURE』へと受け継がれるクラシカルでアグレッシヴに弾きまくるオルガンを主役に、即興パートもたっぷり盛り込んだ10分超の長尺曲が並びます。ひたすらバタバタと忙しなく畳みかけるリズム隊と、それに負けじと聴き覚えのあるクラシックのフレーズも散りばめてエネルギッシュに激走するオルガン。全編通じて衰えることのないテンションの高さは、新しいサウンドを生み出さんとする60年代末らしいギラギラしたエネルギーを感じさせて特筆です。キーパーソンはもちろんキーボーディストで、3曲目で聴ける本格派クラシックにジャズを少しブレンドさせた見事なピアノ独奏、そしてボーナス・トラック収録の22分超の大曲(TETRAGON『NATURE』にも収録の「Fuga」)では、オルガンでクラシカルなフレーズをポップに聴かせたと思いきや、ジャズ・テイストを強めた軽やかなアドリブ的プレイも披露したりと、Keith Emersonに通じる才覚を発揮しており素晴らしいです。アングラ感は強く洗練されているとは言えないものの、NICEやELP好きにもオススメしたいクリエイティヴなキーボード・ロックが楽しめる一枚!
キーボード奏者&コンポーザーで、後に映像音楽の世界でも活躍することになるPeter Seilerを中心に、1972年に結成されたキーボード・トリオで、ドイツのEL&Pと評されるグループ。75年のデビュー作。キース・エマーソン直系のそそり立つようなムーグ・シンセ、クラシックの素養を感じさせる格調高いピアノ、アグレッシヴに畳み掛けるハモンド・オルガン、そして、EL&Pにはないエッセンスなのが壮麗に鳴り響くメロトロン。グレッグ・レイクを柔らかにしたようなヴォーカルも印象的で、陰影に富んだジェントルで端正な歌声と、ドイツらしいロマンが香るメランコリックな叙情に富んだメロディも魅力です。EL&Pからの影響とともに、バロック音楽の「気品」や「荘厳さ」が加わったサウンドは、チェコのCOLLEGIUM MUSICUMにも通じています。名作です。
THE NICE/ELPに影響を受けたドイツのキーボード・トリオの76年作2nd。知名度という意味では同郷TRIUMVIRATには及ばないものの、ジャーマン・シンフォニックロック然としたサウンドという意味では決してTRIUMVIRATに引けを取りません。モーグ・シンセサイザーやハモンド・オルガンを弾き倒すリーダーのPeter SeilerのプレイにはKeith Emersonからの影響が顕著に表れており、クラシカルなアプローチ、ジャケット通りの宇宙的な広がりと翳りを見せる楽曲はドイツ産バンドのロマンティシズムと美意識を強く感じさせます。また、ジャーマン・エレクトロに通じる瞑想的なシンセサイザーの使い方などに、彼らの独自性を見出すことも出来ます。TRIUMVIRATに並ぶ、ドイツ産キーボード・ロックの名盤です。
紙ジャケット仕様、内袋・リーフレット付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
経年変化あり
あまたのEmerson Lake & Palmerフォロワーの中でも、Keith Emersonに強く影響を受けたスタイルで有名であるドイツのシンフォニック・ロックグループの75年作。古代ローマの「スパルタカス」をテーマに掲げたコンセプト・アルバムとなっており、冒頭からEmerson Lake & Palmerの名盤である「Trilogy」のようなキーボードで幕を開け、ハモンド・オルガンアナログ・シンセサイザーを中心にしたキーボード・ロックを展開。彼らのディスコグラフィーの中でも最もドイツのシンフォニック・ロックらしいらしい、スペーシーな広がりが非常に個性的であり、キャッチーにまとめられた彼らの代表作と言える1枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり
全12曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なカビあり
5枚組ボックス、各CDはペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
1枚ペーパーケースに折れあり、若干圧痕あり
定価2009
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、カビあり
小さな荷物をポストにお届けするヤマト運輸によるサービスです。全国翌日配達(一部地域をのぞく)、投函完了をメールにてお客様にお知らせします。
クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
領収書の発行、ヤマト営業所留めも承っております。注文時に備考欄にてお知らせください。
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当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
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お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
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郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。