南米シンフォ/プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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アルゼンチンのキーボード・トリオ、76年作1st。キース・エマーソンばりにムーグが牙をむくパート、ジャズ/フュージョン・タッチのエレピが彩る流麗なパート、南米らしい「詩情」豊かなヴォーカル・メロディが素晴らしいパート、硬質なサウンドが交錯するアヴァンギャルドなパートなど、「静」と「動」のパートの間をダイナミックに行き交う展開とそれを軽やかにやってのけるテクニックが特徴。キーボード・トリオとしてかなりの実力を誇るグループ。キーボード・ファンは是非!
ボーナス・トラック2曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチンのキーボード・トリオが83年にリリースした2ndアルバム。ベーシストが、パット・メセニー・グループへの参加で有名なPedro Aznar(当時18歳!)に変わり、格段にテクニカルで強度を増したアンサンブルが圧倒的。キーボード、ベース、ドラムが次々にスリリングなフレーズを応酬する圧巻の演奏は、これぞプログレッシヴ・ロック。随所でフィーチャーされるバンドネオンの郷愁を誘うような音色も印象的です。南米アヴァンギャルド・ジャズ・ロックの最高峰と言える名盤!
アルゼンチン・ロックのレジェンドとしてリスペクトされるLuis Alberto Spinettaが率いた同国を代表するサイケ/プログレ・グループ。再結成した彼らが3rd『El Valle Interior』リリース前年の79年におこなったライヴを収録。1stと2ndのナンバーにアルバム未収曲2曲を含む13曲をプレイしています。メロウな味わいのソフト・サイケ調の1st、サイケ・ハードなカッコよさが際立つ2ndと、各曲をバランスよく配しており、非常に聴きごたえのあるセットリストとなっています。メロウな哀愁が溢れ出す「Plegaria Para Un Nino Dormido」、キレのあるギターワークが見事なラテン・サイケ・ハード「Mestizo」、美しくもストレンジなサイケ名曲「Color Humano」、そして彼らの原点と言える一曲「Muchacha」など、10年の時を経て再演される代表曲の数々に感動が収まりません。演奏は全体に幾分洗練されましたが、Spinettaの語りかけるような優しい歌声は少しも変わりません。これは南米ロック・ファン必聴と言える素晴らしきライヴ盤!
直輸入盤(帯・解説付仕様)、ペーパーケース仕様、定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
アルゼンチン出身のSSW/キーボーディストCesar Pueyrredonが率いた名グループ。古くよりアルゼンチン・ロックを代表する名盤として語られてきた79年作。オルガン、ピアノ、シンセ、エレピなど多彩なキーボードと、リリカルなトーンでフレーズを紡ぐギターを軸とする、甘く繊細なシンフォニック・ロックを聴かせてくれます。基本はメロディを大切にした歌ものシンフォですが、ここぞではジャズ・ロック調のテクニカル・アンサンブルで疾走するパートも登場し、その緩急自在の演奏はただただ見事です。切々とドラマチックに歌い上げるヴォーカルも素晴らしく、スペイン語特有の柔らかな響きを生かす情緒溢れる歌声が胸を揺さぶります。数多のアルゼンチン叙情派プログレの中でも一際輝きを放つ至上の一枚!
70年代はじめに活動していたアルゼンチンのハード・ロック・バンド。なんと40年越しの2014年デビュー作。当時、レッド・ツェッペリンや、Spinetta率いるアルゼンチンのPESCADO RABIOSOに影響を受けたスタイルで活動していたようで、なるほどハード・エッジさとともにジャジーな洗練や南米らしいリリシズムのあるサウンドは当時と変わらぬものでしょう。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ドイツ出身で、放浪の末にメキシコにたどりつき、68年に録音し、69年にリリースされた唯一作。レーベル・メイトのKALEIDOSCOPEの唯一作とともにメキシカン・サイケのレア盤のひとつ。オープニング・ナンバーから、けたたましいファズ・オルガンとファズ・ギターが乱れ飛び、ダモ鈴木ばりのフリーキーなシャウトが炸裂!ビートルズ「シーズ・ア・ウーマン」のガレージ・サイケなカヴァーもカッコいいし、コロコロとキャッチーなピアノとファンキー&グルーヴィーなヴォーカルがカッコ良いナンバーなど、R&B、ソウル、ジャズの確かな素養をベースに、ガレージ・サイケで豪快にペインティングしたようなナンバーずらり。ジャケにピンときたガレージ/サイケのファンは悶絶必至でしょう。オススメです。
アルゼンチン・プログレの名作の一つに数えられる78年の唯一作で著名なグループによる、前作より40年ぶりとなる18年作2nd。16年にリリースされたダウンロード販売限定EPに収録された3曲を含むフルアルバムとなっています。78年作で全曲のコンポーズとアレンジを務めたDaniel Andreoliを除き演奏メンバーは全員入れ替わっているのですが、荘厳な女性コーラスを伴って重くダークなトーンのギターと渋くむせぶテナーサックスがジャジーに疾走する冒頭、そして時に優雅に時に狂おしいばかりに激しく鳴らされるヴァイオリンと、まさしくあのBUBUの音世界が広がってきて一曲目から圧倒的。ギター&サックスを軸とする重厚にして底知れぬ妖しさを漂わせたクリムゾンばりのヘヴィ・アンサンブルと、リリカルで優美なフルート&ヴァイオリンが織りなす初期PFMにも迫る美しい叙情パートを行き来しながら描き出されていくサウンドがひたすら感動的に響きます。特にエモーショナルに歌いこむ男声ヴォーカルが映える叙情的なパートは、往年よりさらに情感豊かになっていて聴きどころです。名バンドの復活作というと往年から大きく様変わりしているケースもありますが、彼らは驚くほどに当時に近い音楽性を維持していて、前作が愛聴盤の方であれば聴きながらニンマリとしてしまうはず。これはずばり前作に劣らぬ傑作!
70年代に結成され、94年にデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。傑作『LEGACY』の後にリリースされたライヴ盤。
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。03年作の11thアルバム。Key奏者Alfonso VidalesとギタリストFrancisco Hernandez以外のメンバーが交代。Francisco Hernandezはヴォーカリストとなり、ギター、ドラム、ベースが新加入。サウンドは、ジェネシスからの影響が濃いネオ・プログレから一気にモダンなシンフォニック・ロックへと進化していて、ずばりフラワー・キングスやトランスアトランティックへのメキシコからの回答といった感じ。リズム隊がそっくり変わっているのでまず注目すると硬質でタイト!変わったギタリストはというとザクザクとメタリック!かなりモダンなシンフォニックになっていて、ジェネシスではなくクリムゾンやEL&Pのエッセンスを感じます。その点では、ハンガリーのAFTER CRYINGも彷彿。そんな緊張感みなぎるハードな「暗」のパートとの対比により、これまでのクラシカルでファンタスティックな「陽」のパートがより一層ドラマティックに聴こえます。専任のヴォーカルDino Carlo Brasseaが抜けたため、インスト重視になりましたが、ヴォーカル・ナンバーも収録していて、なんとはじめてスペイン語で歌われています。これまでギターだったFrancisco Hernandezの歌声もなかなか良い感じ。ゲストも特筆で、特にスペインのシンフォ・バンドOMNIの作品にも参加するサックス/フルート奏者Pepe Torresの演奏が素晴らしく、フルートはもちろん、サックスのリードはバンドの新たな魅力と言えるでしょう。新生CASTによる傑作です。
メキシコのみならず今や有無を言わせぬ世界基準となったベテランシンフォニックバンドの04年作。本作では、CASTの個性であるファンタジック且つ重厚なシンフォニックサウンドはそのままに、アルバムコンセプトも伴ってかなり閉塞感のあるアグレッシブな内容となっています。Mylodonレーベルへの移籍によって音楽性に変化が見られ、むしろ楽曲によってはメタリックとすら言えるような硬質な雰囲気へ。いわゆる南米独特の哀愁と言うものは意図的に隠された洗練されたへヴィーシンフォニックロックと言えますが、元々彼らの持っていた攻撃性が絶妙に融合し畳み掛ける様はやはりCASTの音であり、圧巻の一言。引き出しの多さを見せ付けられます。このアルバムをさらに進化させた作品が07年の名盤「Com.Union」だということを考えると記念すべきターニングポイントな1枚と言えますが、決して過渡期的な印象を与えない高水準なへヴィーシンフォニックロックは、さすがCASTです。
メキシコを代表するシンフォ・グループ。07年作。それにしても1曲目からもの凄いテンション。煌びやかな音色のキーボードとメタリックなギターが一体となって畳みかけるパートのダイナミズムは圧巻の一言。凶暴と言えるほどの硬質なテンションを保ちながらも、どこか柔和な感触も残していてたいへんメロディアス。往年のシンフォニック・ロックの幻想的な部分はそのままに、現代的なヘヴィネスやビビッドな音像を違和感無く取り入れたサウンドは見事と言うしかありません。ベテラン恐るべし。シンフォ・ファン必聴の名作!
メキシコのみならず今や有無を言わせぬ世界基準となったベテランシンフォニックバンドの08年作。なんと20枚目のアルバム、結成から30周年というから驚きです。前作「Com.Union」はバンドの最高傑作としてプログレファンの心をわしづかみにしましたが、早くも新譜をリリース。しかも今回は2枚組大ボリュームとなっており、彼らの多作ぶりはThe Flower Kingsにも迫るかと言う勢い。職人技とすら言えそうなアイディア量と、その創作意欲は尊敬に値します。本作は、近作のCastの路線を堅実に守りながら、イタリアンプログレを思わせるヴィンテージ色豊かなシンフォニックサウンドをドラマチックに聴かせる、前作に引き続きまたしても傑作となっており、現在進行形シンフォニックロックのダイナミズムを存分に味わえる作品。フルートや各種管楽器類の配置も前作同様センスを感じさせ、クラシカルロックとしてトップクラスのクオリティーを維持し続けています。キャリアの長さとプログレを知り尽くした経験値の高さを持つものだけが作れ得る、出来るべくして出来た作品。
結成は70年代に遡るメキシコを代表するシンフォ・グループ、2011年作の17th!翳りのあるシンセとエッジの立った早弾きギターが疾走するドラマティックなパートを軸に、フルートがむせぶリリカルなパート、畳みかける変拍子の中をジャジーなサックスがむせぶクリムゾン的なパート、ストリングスがたおやかに広がるクラシカルなパートなどを織り込みながら、「静」と「動」を対比させたダイナミックな展開で駆け抜けます。オープニング・ナンバーからシンフォ・ファン号泣間違いなしなインスト・ナンバーで、めくるめく展開は「鮮烈」の一言。2曲目からはヴォーカルも入り、伸びやかな歌声とシアトリカルな歌い回しがこれまたドラマティック!ギターはザクザクとしていますが、どこか南米プログレらしい「奥ゆかしさ」があるのが特徴。現代的なヘヴィネスを古色蒼然とした温かなトーンで包み込んだサウンドも絶品。もう聴いていて「うおぉぉ」とうなりっぱなしで、次々にこちらの「泣きとドラマのツボ」を押しまくる展開には笑みがとまりません。ここにきて最高傑作か!と思ってしまう、ベテランらしさ皆無の瑞々しい傑作!
70年代から活躍するメキシコを代表するシンフォニック・ロック・グループ、2014年作。煌びやかなピアノが華麗に流れていくオープニング。ピアノが不穏なフレーズへと移行していくと、ザクザクとヘヴィ・メタリックなギターが炸裂し、一気に動き出すアンサンブル。ここぞでは視界が開けたように透き通った鋭角なトーンのギターやヴィンテージなハモンド・オルガンやフルートがファンタスティックなフレーズを高らかに奏でます。フルートとザクザク・ギターとのユニゾンあり、ピアノとギターによるクラシカルな高速フレーズが一閃したり、それを支えるリズム隊のキレ味も特筆だし、70年代的な幻想性と現代的な明瞭さやダイナミズムが見事に融合したアンサンブルは、まさに「鮮烈」という言葉がぴったり。それにしても、ベテランとは思えない突き抜けたエナジー。これはモダン・シンフォニック・ロックの傑作です!
現中南米シーンにおいて抜きんでた実力を誇るメキシカン・シンフォ・グループ、前作から4年を経てついにリリースされた21年作!キャッチーかつ疾走感抜群のアンサンブルにスケール大きなヴァイオリンのプレイが炸裂するサウンドは、さながら「ラッシュ+サグラド・コラソン・ダ・テッラ 」。もう1曲目から凄まじい。ザクザク刻むヘヴィなギターとヴァイオリンが変拍子ユニゾンで快走する冒頭を経て、一気に視界が開けるようにギターとヴァイオリンがスケール大きく飛翔していく荘厳なオープニングにいきなり感動してしまいます。パッションみなぎるアコースティックギターの超絶プレイも全開だし、終盤満を持して登場するシンセのスピーディなプレイもさすがです。曲間なくピアノのクラシカルなリフレインに繋がっていき、ヴァイオリンのキレのあるプレイが冴え渡るプログレ・ハードを聴かせる2曲目もキャッチーかつ緊張感ある名曲。とにかく全編通してとんでもないエネルギーが充満していて、聴いてる方も拳を握りっぱなしになります。何度かのメンバーチェンジは経ているものの、MARILLIONと同期の78年結成とは思えない、作品を出すごとに演奏の緻密さと込められた情熱が増していくCASTというバンドに敬服せずにはいられません。もちろん大傑作!
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ、94年作の記念すべき1st。トニー・バンクスからの影響が色濃いリリカルなキーボードを中心とするファンタスティックなシンフォニック・ロック。00年以降作のようなダイナミズムこそありませんが、丁寧に紡がれたGENESISタイプのアンサンブルは、これはこれでたいへん魅力的。詩情溢れるメロディは既に完成の域。センシティブでエモーショナルなヴォーカルも素晴らしい。すでに長いキャリアを誇るだけに、デビュー作ながらさすがの音作りセンスを感じさせる逸品です。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の5th。序盤は、『トリック・オブ・ザ・テイル』あたりのジェネシスを彷彿させるメロディアスなシンフォニック・ロックを聞かせ、後半に向かって、前作で加わったEL&P的な攻撃性を織り交ぜつつ、ダイナミックなプログレを聴かせます。きらびやかなトーンで重層的に鳴らされるシンセの魅力はそのままに、ギターがより前面に出ている印象で、歪みつつも抑制されたハケット譲りのトーンで繊細かつ伸びやかにリリカルなフレーズを奏でています。クラシカルなピアノもより効果的で、最終曲は、イタリアのLOCANDA DELLE FATEも思い出しました。その最終曲は、GENESIS、EL&P、LOCANDA DELLEあたりのエッセンスを詰め込んだようなダイナミックな名曲。手数多く爆走するドラムも特筆です。GENESISやEL&Pなど往年のプログレのDNAを受け継いだネオ・プログレとして、一つの完成形と言える名作です。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。95年作の4th。前作までに比べ、アンサンブルが洗練され、ダイナミズムも増した印象。トニー・バンクス直系の幻想的なトーンを軸にしつつ、キース・エマーソンを彷彿させる攻撃的なトーン、管弦楽器風の広がりあるトーンなど音色が多彩になったとともに、アコースティック・ピアノによるクラシカルなピアノも印象的で、表現の幅がグッと広がりました。リズム隊もまるでカール・パーマーばりに空間を埋め尽くすようなドラムをここぞで盛り込み、「静」と「動」の対比が鮮やかになってダイナミズムが増しました。オープニング・ナンバーの間奏では、低く立ち込めるようなリズムの中、ちょっぴり東洋的なフレイヴァーとともに変調したムーグが鳴り響き、ハンガリーあたりの東欧のバンドに通じる荘厳さを聴かせます。中期ジェネシス直系の美しくリリカルなメロディ・ラインは相変わらずというか、さらに磨きがかかっている印象。初期マリリオンに通じるネオ・プログレから一歩抜け出して飛躍した快作です。
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。いよいよフランスのレーベルMUSEAと契約し、世界に向けてリリースされた出世作となった99年の9thアルバム。変拍子を巧みに織り交ぜて瑞々しく躍動するリズム、その上をリリカルなキーボードとハード・エッジかつ歌心いっぱいのギターが色彩豊かな音世界を描き、フルートがこれぞ南米と言える詩情を加える。テクニカルなアンサンブルが生むダイナミズムと色彩感豊かなサウンドを同居させたサウンドを完成させた前作『ANGELS AND DEMONS』を元に、再びフルートをフィーチャーして、しっとりとリリカルな「引き」のパートを織り交ぜているのが印象的です。幻想性が前作以上に浮かび上がるとともに、ラテン的なリリシズムが心に残ります。LOCANDA DELLE FATEを彷彿させますが、「氷」に包まれたLOCANDA DELLE FATEに対し、「太陽」に照らされたCASTと言った感じで、今まで以上にCASTならではのアイデンティティを感じます。音の一つ一つは繊細に紡がれているのに、その一音一音には確かにパッションがある、そんな気がします。中南米はメキシコから高らかに鳴らされた渾身のシンフォニック・ロック・アンサンブル。力強くそして包み込むように歌い上げるハイトーンのエモーショナルなヴォーカル、ジェネシスからの影響を土台にラテン的な詩情を乗せたメロディも絶品です。これは傑作!
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。前作に引き続きMUSEAより世界に向けてリリースされた00年作の10thアルバム。2曲目「Legacy's Executor」から、テクニカルなキレとキーボードの色彩感でスピーディーに畳み掛けるCAST節が炸裂!流麗なピアノとフルートをフィーチャーした清涼感あるパートも良いし、祈るように敬虔なハイ・トーンのヴォーカルによる「歌」が溢れるパートも心奪われるし、「ファンタスティックさ」や「クラシカルさ」がこれまでにないほど出ていて、なんだかグリーンスレイドを思い出す感じ。でもグリーンスレイドのようなクリアさや綺羅びやかさはなく、「愛すべき野暮ったさ」とでも言うべきバンドみんなが汗を飛ばしながら幻想サウンドを鳴らしている思わず拳を握りしめます。クリムゾンが頭に浮かぶほどヘヴィに沈むパートや、多声コーラスやハモンド・オルガンが宗教的な音を鳴らすパートや、北欧のバンドみたいなリリカルでハートウォームなパートや、80年代の東欧のバンドみたいにシンセが荘厳に鳴り響くパートを織り交ぜた、まるでコンセプト・アルバムのようなスケールの大きな構成も特筆です。幕が開いた2000年代プログレ・シーンにおいて、中南米のの旗手となるべく実力を高らかに証明した傑作。
今や中南米シーンをリードする存在となったメキシコのシンフォ・グループ。彼らが99年に行なったライヴを収録!『Landing In A Serious Mind』『Sounds Of Imagination』『Third Call』『Four Aces』『Endless Signs』『Beyond Reality』、1st〜6thより選曲された14曲をプレイした、初期CASTの集大成といえる名演の数々を収めています。00年代以降の活躍を予感させる傑作盤。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部中央)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ中央上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットのスレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部左寄り)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ左寄り上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットにスレ/盤に複数キズ/レーベル面が印刷されていない場合がございます。ご了承ください。
94年にデビュー以降、怒涛のリリースで、メキシコが世界へと誇るシンフォニック・ロック・バンドへと上り詰めたバンド。2枚組となった06年作の14thアルバム。デビュー以来、ジェネシスのDNAを継いだネオ・プログレ・サウンドを極めていき、MUSEAからリリースされた03年作の11th『Al-Bandaluz』で、中心メンバーのKey奏者Alfonso VidalesとヴォーカルのFrancisco Hernandez以外のメンバーを変え、より往年の香りとともに、よりスタイリッシュでモダンに引き締まったダイナミックなシンフォニック・ロックへとさらに階段を登りました。本作は、メンバー・チェンジ後では3作目で、ヴォーカルのFrancisco Hernandezはゲスト扱いとなり、他のヴォーカリスト(女性Voも!)もゲストに加えて制作されています。サウンドは、GENESISやEL&PのDNAを継ぐヴィンテージな香りたっぷりの多彩なキーボードを軸に、『Al-Bandaluz』以降のフルート、サックス、モダンでハード・エッジなギターが織りなすスリリングでいてイマジネーションにも満ちたシンフォニック・ロックが印象的です。ロマンティシズム溢れる流麗なピアノ、夢想的で優美なフルートではじまる2枚目のオープニング・ナンバーは、イタリアのLocanda Delle Fateも彷彿させる美麗さ。そこから一気にヘヴィなギターとムーグによるダイナミックなパートへと展開し、ジェネシス直系のドラマティックなキメや、HR/HM的な硬質なパートなどを織り交ぜながら、「静」と「動」、「硬」と「軟」自在に上り詰めていく展開は見事。これまた傑作です。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。1st以前の音源をまとめた、94年リリースの2nd。トニー・バンクスからの影響が色濃いリリカルなキーボードを中心とするファンタスティックなシンフォニック・ロック。キーボードとギターとで丁寧に紡がれたメロディのタペストリー。詩情豊かなメロディは切々と聴き手の胸を打ちます。10分を越える最終曲「A Run In The Rain」は、次々と繰り出されるメロディアスな展開に涙が溢れ出すシンフォ・ファン必聴の名曲。
結成は70年代に遡るメキシコのシンフォ・グループ。89年の音源4曲と94年の音源4曲をまとめた3rd。GENESIS直系のめくるめくファンタスティックなアンサンブル、ナイーヴな感性が光る詩情豊かなメロディ。94年録音の後半4曲は特に素晴らしく、流れるような構成と胸を鷲づかみにされるメロディを持った名曲揃い。特にラストを飾る「House By The Forest」は特筆で、フィル・コリンズばりに切れ味鋭く疾走するドラムをバックに、キーボードがトニー・バンクス直系のファンタスティックかつ流麗なフレーズを次々に紡いでいくドラマティックなインプロビゼーションに心奪われます。89年の楽曲では、15分を超える大曲「Door Of The World」が聴きどころで、その後のライヴでも演奏されている名曲です。
定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、ケースツメ跡あり、目立つカビあり、解説に折れあり
チリを代表するグループ、71年作。80年代以降の作品はジャズ・ロックですが、本作は、フォルクローレをベースにした柔らかく優美なメロディと、リコーダーや打楽器による民族色を取り入れた南米らしいたおやかなフォーク・ロック。ただ、ところどころにアコースティック・チェンバー色を配しピシっと引き締めるなど、格調高さや緊張感もこのグループの持ち味。
南米チリ出身プログレ/フォーク・ロック・グループの76年リリース3rd。ケーナ、ロンダドール、タルカといったアンデス地域の笛楽器が活躍する豊かなフォルクローレ色が特徴の民族フォーク・ロック。フルートやリコーダーの軽やかで流麗な音色と尺八に近い味わいがあるアンデス笛楽器の音色が美しく絡み合い、弦楽器チャランゴが賑々しくかき鳴らされる、祝祭感いっぱいの演奏は、民族音楽×ロックの醍醐味を存分に味わわせてくれる極上のサウンドです。そんな演奏にこれ以上ないほどにマッチする、いかにも南米のバンドらしい繊細な叙情が滲む歌声とコーラスも堪りません。一方で10分超の最終曲は、フルート/オーボエなどの管楽器、チェロ/ヴァイオリン/ヴィオラなどの弦楽器が陰影豊かに交差する格調高いチェンバー・ロック調のサウンドを聴かせる孤高の一曲。途中どこか緊張感を持ったフォルクローレ・タッチも挿入されて、かなりプログレッシヴなサウンドを展開しています。デビュー時からの哀愁溢れるアンデス調フォーク・ミュージックにチェンバー色を配した独自のアプローチが完成形に至った名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケース不良、カビあり、トレーに割れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
アルゼンチン、75年作の1st。ヘヴィなギター・リフ、重厚なオルガン、性急なリズム、熱情的なヴォーカルによる畳み掛けるように緊張感溢れるヘヴィ・シンフォ。変拍子を多用した複雑な曲構成も見事。
ボーナス・トラック4曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
圧痕あり
ヴェネズエラのグループ、80年作2nd。アグレッシヴだった1stに比べ、クラシカルなピアノと透明感ある美しい女性ヴォーカルをフィーチャーしたメロディアスなサウンドを聴かせています。ただ、アコギや管弦楽器を使用していないせいか南米的なたおやかさはあまりなく、良い意味で洗練されていない感じと演奏&アレンジのせわしなさが、いかにも辺境シンフォ/プログレの魅力に溢れています。
紙ジャケット仕様、SHM-CD、22年デジタル・リマスター、定価3143+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干圧痕あり
シングルケース仕様、曲目カード付き仕様、背ジャケ元から無し、ジャケット元からあったか不明
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
紙ジャケット仕様、ボーナスディスク付き初回限定盤、定価2300+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
1枚は無傷〜傷少なめ
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
丸い圧痕あり
廃盤、盤の規格番号はAJRCD198です
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
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