BWRCD1592(BLACK WIDOW)
デジパック仕様。
このイタリアの新鋭、ELPやTRACEタイプのキーボードトリオかと思いきや、轟々と鳴り響くパイプオルガンをこれでもかとフィーチャーしたかなりの個性派!
リズム隊とパイプ・オルガン/シンセを操るキーボード奏者のトリオ編成によるイタリア新鋭シンフォ・グループ13年作2nd。ダイナミックで躍動感溢れるリズムに乗ってムーグがクラシカルに疾走するELPタイプのキーボード・トリオかと思いきや、そこにパイプ・オルガンが荘厳で存在感たっぷりに鳴り響き、トリオとは思えない圧倒的なスケール感で迫ってきます。パイプ・オルガンがエネルギッシュに繰り出すクラシカルで格調高いフレーズの連続に、オランダのTRACEなどを始めとするクラシカル・プログレ・ファンなら悶絶必至!突如リズムがヘヴィーになりまるでVDGGのようなダークさが垂れ込めてくると、ELP+VDGGと言うべき暗黒クラシカル・シンフォニック・ロックへと突入するパートも非常に個性的です。ゴシック様式の厳しい聖堂が目に浮かぶような、ひたすら大スケールで荘厳なシンフォ力作!
ウクライナ出身のコンポーザーAntony Kalugin率いるソロ・プロジェクト、映像喚起的でイマジネーション溢れる2014年のシンフォ傑作
2,200円(税込2,420円)
現代の北欧プログレを代表するバンド、繊細さと攻撃性との対比の中でじっくりと世界観を広げていくドラマティックな楽曲構成が素晴らしい99年作3rd
1,352円(税込1,487円)
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荘厳なパイプ・オルガンが印象的(2 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
パイプ・オルガン、ベース、ドラムというトリオ構成によるイタリアのバンドで、荘厳なパイプ・オルガンが印象的なアルバムです。
デビュー作「Neogothic Progressive Toccatas」を聴いた時の衝撃が大きかったので、このアルバムの第一印象は弱かったけれど、動と静のバランスも良く、作品としての完成度は前作以上かもしれません。
このバンド構成で思い出すのはやはりELPです。
ELPよりクラシカルな音作りではあるものの、その期待を裏切ることはないでしょう。
ELPファン、キーボード・ファンには無条件でおススメしたい作品です。