AP1210(AZAFRAN) 【2012年発売CD】
デジパック仕様。
格調高いクラシカル・パートとハードエッジに突き抜けるパートによって描かれるスケール感いっぱいのシンフォサウンドが圧巻!南米らしい爽やかな叙情美も印象的なペルー新鋭。これは鮮烈!
07年デビュー、ペルー出身の新鋭シンフォ・バンドによる12年2nd。キレのある躍動的なリズム隊、優しくたおやかなフレーズからファンファーレ調のファンタスティックなフレーズまで華麗なシンセ、流麗に奏でられる繊細かつリリカルなピアノ、現代的なエッジとヴィンテージな厚みを併せ持つスリリングなギター。クラシカルで格調高いアンサンブルによって胸の躍るようなファンタジーを描くパートから、チェンバー・ロックばりの精緻さとキレ味で変拍子を自在に操りながら畳みかけるヘヴィなパートまで、「静」と「動」の間を鮮やかに行き交いながらダイナミックに展開していきます。アコギのメランコリックで情感豊かな音色、女性ヴォーカルの清涼感いっぱいのたおやかな歌声など、ブラジルのBACAMARTEとも通じる涼風が吹き抜けるような、南米らしい爽やかな叙情美も印象的。17分に迫る最後の大曲では、イタリアン・ロック的な重厚な構築性も見事。近年の南米の中でもトップクラスの完成度を誇る傑作シンフォです!
ジャケットはロジャー・ディーン、VERTIGOからリリースされた70年作、ユニークな曲進行が耳に残る個性派ブリティッシュ・ブルーズ・ハード
1,290円(税込1,419円)
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干スレあり
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ペルーのバンドに対する認識が少し変わった(0 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
ペルーのバンドと言えば情熱的で泥臭いという個人的なイメージがありました。
少しハードなギターなどは正にそのイメージに近いのですが、きれいな音のピアノや、ハモンド・オルガンなどを駆使するキーボードにシンフォ色があり、まとまりの良い曲構成で取っつきやすい作品となっています。
全体的にはインスト曲が中心ですが2曲だけ女性Voが入っていて、歌心のある美声を聞かせています。
アコースティック・ギターで始まる「Sublime Muerte」やピアノ・ロック的な「10:27」も良いですが、プログレ・ファンにはやはりラストの大曲「Lenguas De Trapo」がおすすめでしょうか。
ペルーのバンドに対する認識が少し変わりました。