41902(PHONOKOL)
ま、まさか、イスラエルでHERONやEarnie Grahamあたりのファン悶絶の木漏れ日フォーク・ロックが鳴らされていたとはっ!
イスラエルのシンガー&俳優のPoopik Arnonが、70年にリリースした唯一作。CHUCHILSのメンバーが作曲&演奏でサポート。NO NAMESやソロで活躍するShlomo Gronichも楽曲を提供しています。1曲目からイスラエルらしいリリカルなピアノが流れ、鼻にちょっぴりかかったヴォーカルが牧歌的なメロディを優しく歌い上げます。こ、これは、イスラエル版の木漏れ日フォーク・ロック!バタバタと手数多くもっさりとしていて愛すべきドラム、ちょっとルーズなハーモニー、哀愁あるメロディを丁寧に紡ぐギターなど、HERONの2ndやHELP YOURSELFやEarnie Grahamあたりのフォーク・ロックが好きなら、間違いなく気に入るでしょう。しかも、イスラエルならではの詩情が溢れてるんだからたまりません。同郷イスラエルなら、KAVERETのファンもグッときちゃうはず!
JACK DOWNING/A FORCE THAT CANNOT BE NAMED: THE JACK DOWNING ANTHOLOGY
スウェーデンに渡り活躍したアメリカ人ミュージシャン、66年〜74年のアンソロジー
1,200円(税込1,320円)
春のポカポカとした一日にのんびりと浸りたい、そんな「木漏れ日フォーク・ロック」を、英米を中心に、ユーロからもセレクトしてみましょう。
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2さん レビューをすべて見る
一曲目が最初ちょっと単調に聞こえて一瞬不安になったものの、美しい曲が続き、一気に引きこまれました。ルーカス・シデラスのすばらしいソロアルバムやビートルズの『ラバー・ソウル』などを思わせます。最後のトラックは曲ではなく、わりと長めのトークでした。それがちょっと邪魔ですが、いいアルバムです。