HG137(HOLYGROUND)
デジパック仕様。
THE ENIDのメンバーとして70年代ロックを支えたFrancis Lickerishによる新プロジェクト09年作。雄大なオーケストレーションの調べはさすがENIDの全盛期を思わせる素晴らしいもの。極上ですね・・・。
THE ENIDのメンバーとして70年代ロックを支えたFrancis Lickerishの新プロジェクトのデビュー09年作。その内容はまさにTHE ENIDの代表作「Aerie Faerie Nonsense」、「In The Region of The Summer Stars」の音楽性を正統に継承し現代によみがえらせたクラシカル・ロック作品となっており、大仰なオーケストレーションはTHE ENID直系ならではの高いクオリティーを保っています。またHilary Palmerのソプラノボーカルはオペラティックに響き、バラライカなどの古楽器へのアプローチも巧み。同じくTHE ENIDで活躍したWilliam Gilmour、Robert John Godfrey、Jason Ducker、Dave Storyら新旧メンバーが顔を揃えていることからも、このグループのポテンシャルの高さが伺えます。現行シンフォニック・ロック・シーンの源流となったバンドの現在を伝える全プログレファン必聴の作品にして、伝統的英国ロックの真髄を見せ付けられる傑作です。
10ccやコックニー・レベル作品への参加で知られるキーボード奏者、プログレッシヴかつ叙情性溢れるキーボード・プログレの大傑作!
1,200円(税込1,320円)
JONESY/MASQUERADE: DAWN YEARS ANTHOLOGY
彼らが残したオリジナル・アルバム3作「NO ALTERNATIVE」「KEEPING UP」「GROWING」の全曲に、シングル音源とセッション音源3曲を加えたアンソロジー!
1,790円(税込1,969円)
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本家ENIDをも凌ぐド傑作!(2 拍手)
ひでぽんさん レビューをすべて見る
初期ENIDを、スティーブン・スチュアートと共に支えたギタリストのフランシス・リッカーウィッシュが、同じく初期ENIDのメンバーだったウィリアム・ギルモア(Ky)等とともに結成したニュー・バンドのデビュー作。これが現在の本家を凌いでしまうほどのキーボード・オーケストレーションバリバリのシンフォニック・ロックのド傑作で、初期ENIDの音楽性に、英国トラッド風味をまぶしたようなを素晴らしい音楽を聴かせてくれます。フルート兼任の女性Voの唱法も、クラッシックっぽくて、このバンドの気品あふれる音楽性に貢献しています。本家のリーダー、ゴドフリーも、チャーチ・オルガンで参加。
全てのシンフォニックファン必聴のアルバムと言えましょう。自主レーベルからの発売ですので、早めの入手をお勧めします。