ジミヘンよ、永遠なれ〜彼の魂を継ぐフォロワー・ギタリスト特集〜
ジミヘンの命日にちなんで、彼の魂を受け継ぐ世界のフォロワー・ギタリスト&グループの作品をピックアップいたしました。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干盤に曇りあり、若干カビあり
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ぶっといギターを好きならこのバンド(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
78年「キャラバン・トゥ・ミッドナイト」のほうは、トロワー・ファンからえらく評判良くないです。というのも、トロワーの特徴である太いギターが出てこないのと、曲が俗っぽいから。このレコードが出た時、わたし店頭で試聴させてもらいました。当時のレコード店は大らかで、店内のレコードをいくらでも試聴することができたんです。ロビン・トロワーと聞けばものすごいハードロックと思い込んでいたわたしは、リゾート音楽みたいな感触に失望しました。
続く「ビクティム・オブ・ザ・フューレイ」のほうが本日の主役です。これが80年と思えない、とんでもないブルーズ作で、トロワーのファズ・ギターがとろけそうです。ロビン・トロワーは、ジェイムズ・デューワー(b,vo)、ビル・ローダン(ds)との不動のトリオ・バンドの名前で、ソロではありません。テッド・ニュージェントみたいなものです。「オンリー・タイム」なんか、仕事や雑事を投げ出して飲みにいきたくなります。(ここで正月以来のビールを取り出す。…うん、うまい。たまにしか飲まないからうまいんだよ。)ローダンの祭囃子ドラムズもいいぞ。
トロワーの音にはサイケデリックの残り香があります。ぬめぬめと生暖かく、脳髄を溶かす様な気持ちよさです。2022.08.18