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哀愁のメロディックハード名作(6 拍手)
waterbearerさん レビューをすべて見る
当初スイスのバンドという紹介のされ方をしていたと記憶する2nd。旋律の美しさやフックの効いたハードな1stもなかなかの作品でそちらもおすすめしたいのだが、自作3rdそして本作2ndはメロディックハード好きなら聴いていないと嘘な作品なので紹介したい。
本作からTerry BrockがVoとなった。これは後の作風にも大きく影響し、彼らのトレードマークとなる。Deep Purpleのオーディションにも最終選考まで残ったノドは(結局Joe Lynn Turnerに決定)、カスレ気味ながらもエモーショナルでアツい。演奏はJOURNEYやSURVIVORを彷彿とさせ、瑞々しさと爽快感を与えてくれる。[where do we go from here]の疾走感、名バラード[Goodnight LA]は彼らの代表曲であろう。ゲスト参加ながらも空間を形作るKey奏者、いい仕事しています。次作「Walk in the fire」と合わせて是非。