PP150(PAISLEY PRESS) 【2020年発売CD】
デジタル・リマスター。
キーボード&ギターがクラシカルでエレガントなフレーズを次々と紡ぎ出すファンタジックな演奏が素晴らしいなぁ。キャッチーなメロディメイクにも注目の、スイス産クラシカル・ロック秀作!
スイス出身のプログレ・グループによる、80年リリースの2ndアルバム。キーボードとギターがクラシカルな気品をたっぷり含んだエレガントなフレーズを次々と紡ぎ出す、たおやかでファンタジックなアンサンブルが素晴らしい。ヴォーカルが歌うメロディは前作よりもポップでキャッチーな聴き心地を持っていますが、クラシカルな演奏と見事にマッチしておりこのへんのセンスはやはり抜群です。若干80sエレポップ的なノリも見え隠れしますが、全編クラシカルなキーボードが色調をまとめていて他にはない味わいとなっているのも面白いです。前作同様、同郷スイスのWELCOME(特に2nd)に通じるクラシカルでポップなプログレの好盤です。
NAUTILUS/20000 MILES UNDER THE SEA
スイス、70年代初頭のブリティッシュ・ロックを思わせる端正かつ哀愁に満ち満ちたプログレ逸品、78年作1st
2,290円(税込2,519円)
後年チェンバー/シンフォ・バンドTIEMKOで活躍するフランスのドラマー、MAGMA+GGとも言えちゃいそうな80年ソロ作!
2,290円(税込2,519円)
ジャケットに縦にうっすら折れのような跡がございます。製造段階での問題と思われますので何卒ご了承ください。
78年のスイスで、CRESSIDAファンにオススメできるオルガン・プログレ作品が生まれていようとは。でも夢想的に漂うシンセのトーンなんかはいかにもユーロ・ロック的で、これまた味わい深いなぁ。
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
おお。グッと80年代ロックへ!(1 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
今回一緒に再発された1stはジャーマン集成に紹介されてて、それなりに認知されてたと思う。僕はオリジナル盤を観たことも聴いたこともなかったけどね。プレミア付いてる方がいいというプログレ界隈の掟(そんなものあるの?)に従って、やっぱり僕も1stから聴きました。でもピンとこなかったんだよな。実はついでに(すみません)こちらの2ndも買っておいたんです。いちおう予備として(まことにすみません)。オリジナル盤のプレミア価格は1stの50%くらいでしょうか?それでも結構高いけど。
まずアルバム全体がジャケとは裏腹に大変明るい。メジャーコード進行の唄えそうなシンフォ・アレンジが続いて「おお。」となります。やっと同郷のスイス産、Welcome辺りに近くなったか〜と納得。さらに後半はDemonとかGrand Prix←バーニー・ショウやロビン・マッコーリーが居たバンド、に似てるかなぁ〜と。つまり80年代初めの英国NWOBHM(死語)の名バンドの面影が…郷愁。
これはお得な一枚でした!