英国プログレのトップ・ミュージシャンたちが集結したスーパーグループ、クリムゾンの緊密なテンションとイエスの雄大なファンタジーを合わせたような78年発表1st!
490円(税込539円)
フレンチ・プログレの名バンド、叙情的なシンフォ・アンサンブルとシアトリカルなヴォーカルがドラマティックに絡む74年の傑作3rd!
3,190円(税込3,509円)
【カケレコ中古棚探検隊】エネルギッシュなガレージ/サイケ・ロック作品をピックアップ
カケレコの中古棚よりエネルギッシュなガレージ/サイケ・ロック作をピックアップ。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 軽微な圧痕あり、内袋に若干汚れあり
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
重いぞ、暗いぞ、激しいぞ(0 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
バッファロー・スプリングフィールドの5.For What It's worth を彼らはやっています。導入部こそ原曲の名残を残していますが、コーラス部分が倍速になり、けたたましい鶏のようなせっつき具合になります。そう言えば暁テル子の「ミネソタの卵売り」という曲がありましたね。「コッコッコッコ、コケッコー」という曲ですよ。横にそれました。この曲の急ぎ具合がアルバムを象徴していまして、終始2台のファズ・ギターに左右から攻められ続ける好盤です。
わたしは彼ら以外にミネソタ出身というバンドを知りません。とても田舎というイメージをミネソタに抱いていたわたしは、田舎暮らしなんかクソだ、と言わんばかりの攻撃性にひるみました。69年と言えば、フラワームーブメントで浮かれていたのが半分、ベトナム反戦で揺れていたのが半分。彼らの音にサイケのおめでたいところはあまりなく、暗く悲壮的な曲が目立ちます。フリジット・ピンクのメランコリーを思い出してしまいます。
8.Future of the Past という12分の大曲がまた素晴らしいです。荒野にたたずむ無法者のイメージのあるバラードで始まり、徐々に全楽器がフル音量で畳みかけてきます。朗々とシャウトした次のドラムソロがまた上手い。リッターをガレージ・ロックの代表に挙げる人がいます。でもわたしは、もっと演奏重視のハードロック・パイオニアと見たいです。ディープ・パープルみたいな。