190025CD(CRIME) 【2019年発売CD】
デジパック仕様。
IT BITESの2nd『ONCE AROUND THE WORLD』を思い出すスタイリッシュかつエモーション溢れるプログレを鳴らす好盤。ノルウェーの実力派バンドWINDMILLのメンバーによるバンドだったのね!
ノルウェーのキャメル系シンフォ新鋭WINDMILLのギタリストStig Andre Clasonが参加する5人組バンドの19年作2nd。哀愁を帯びたメロディアス・ギターとポンプやネオ・プログレに通じるスタイリッシュで清涼感のあるメロディメイクで、エモーショナルかつハートフルに展開するプログレはかなりの完成度。聴いていてIT BITESの2nd『ONCE AROUND THE WORLD』を思い出しました。ソリッドで重量感あるギターがリードするパートも多く、プログレ・ハード好きにもアピールするサウンドです。力作!
元CAMELのキーボーディストGuy LeBlanc率いるフュージョン/ジャズ・ロック・グループ、Andy Latimerが1曲で参加した14年作
1,090円(税込1,199円)
SOLARIS(HUNGARY)/NOSTRADAMUS 2.0 - RETURNITY
名実ともにハンガリー・プログレを代表するバンド、99年作の続編として制作された2019年作!
2,890円(税込3,179円)
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ジャケットで損しているなぁ・・・(3 拍手)
yes_90125さん レビューをすべて見る
WINDMILLのギタリストが参加しているということで聴いてみたのだが、これが王道とも言えるドラマティックなシンフォ作品。
ヴィンテージ感のあるオルガンを聴かせるキーボードは、メロディアスでハード過ぎない力強さもあるギターとともにメインを取り、プログレ・ファンの期待に応えている。
ヴォーカルはクセはなく聴きやすい(時折、Guns N' Rosesっぽいような感じがするけど・・・)。
10分超え2曲を含む全4曲の大作志向。
特にオーケストレーションも加わった17分弱のラスト曲はシンフォ・ファンにおススメ!
WINDMILLの名前を見つけてキャメル系を期待したけれど、アルバムの印象としてはそこまでキャメルに傾倒した音楽性ではない。
しかし、2曲目の後半に聴かれるメロディアスなギター演奏などには若干、キャメル色がある。
とてもまとまりが良い反面、突出した特徴は見つけられないけれど、北欧のバンドらしい翳りがあり、やはり英米のバンドとは一線を画している。
全体で40分程度で、最近のアルバムにしては収録時間が短いのが残念だが、逆に気軽に繰り返して聴ける。
こんなジャケットだけど、なかなかの好作品!