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RINGS OF EARTHLY LIGHT

ERIS PLUVIA

LIZARDCD0146(LIZARD) 【2019年発売CD】

メンバーによる別プロジェクトANCIENT VEILと共同名義による19年リイシュー、デジタル・リマスター、未発表音源を含むボーナス・トラック6曲。

評価:30 1件のレビュー

繊細なタッチで丁寧に紡がれる輝かしい気品に満ちたファンタスティック・サウンドは、大げさでなくCAMELや初期GENESISにも一歩も引けを取らない完成度。90年代イタリアを代表するシンフォ作品、これは本当に素晴らしいですよ。

イタリア、気品高いファンタジーがとめどなく溢れる絶品シンフォ、91年リリース、大傑作!

イタリアのシンフォ・グループ、91年作の1st。広がりのあるファンタスティックなシンセ&エレピ、哀愁溢れるリコーダー&サックス、歌心溢れるリリカルなギターをフィーチャーしたシンフォニック・ロック。繊細なタッチで丁寧に紡がれる気品に満ちたサウンドは、CAMELや初期GENESISにも一歩も引けを取らない完成度。ヴォーカル・メロディの素晴らしさも特筆もので、どの部分を切り取ってもリリシズムが溢れ出てきます。これは本当に素晴らしいですよ。傑作。

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評価:3 うーん…(2 拍手)

waterbearerさん レビューをすべて見る

CAMEL系シンフォニックロックということで、某動画投稿サイトで視聴して購入。内容は看板に偽りない額面通りの音。90年代の音というと「〜風」とか「〜フォロワー」とかかつての大御所を引き合いに出さないとわかってもらえない痛さがある。本作もご多分に漏れずそうなんだが、俺が知っているプログレってもっと玉手箱をひっくり返したような、万華鏡をのぞき込む瞬間のような、ドキドキ感というかそういうのがあったと記憶する。彼らがお手本としてきた音は散々聴いてきたけど、お手本はいつ聴いてもそのドキドキ感とか、そういうのが常に上書きされていつでも新鮮なんだよ。
もう「〜風」とか「〜フォロワー」とかそういう表現方法、やめません?もはや新規でプログレ聴こうとしている人に有益な情報じゃないと思うし、「そこから聴かないとだめなの?」とハードルを上げるばかり。ベテラン勢だけが語る音楽はジャズ同様、狭い世界になってしまうと思う。
話は戻して、評価すべき点としては生のリコーダーを演奏するメンバーがいる点。これがCAMEL臭いのかな。他にゲストで女性Vo、ヴァイオリンなんかが参加している。Voは朴訥とした感じでカンタベリー系っぽい。ギターはラティーマー風とまではいかなかいけどアコギも他楽器と効果的に絡んで悪くない。
そういう意味では「それっぽい音」を追い求める人には大絶賛の一枚なんだろうから是非聴いて楽しんでもらいたいと思うが、俺はもういいや。

ナイスレビューですね!