FR2005(FREE) 【2000年発売CD】
アメリカ以上にヘヴィなブルース・ハード・ロックの宝庫と言えるのがカナダ。その中でもギターリフの重厚さではピカ一なのがこのマイナー・グループ!
カナダ出身のブルース・ロック・グループ。72年作の1stアルバム。指先から血が滴り落ちるかのようなギター・リフとヘヴィなシャウトをフューチャーしたソリッドなブルース・ハード・ロック。各音が一つの塊となって突き進むサウンドはかなりの迫力!ハード・ロック・ファン必聴の名作。
PUBLIC FOOT THE ROMAN/PUBLIC FOOT THE ROMAN
メロディアスなツイン・リード・ギターと爽快なコーラス・ワークが炸裂する英プログレ、73年唯一作!
2,690円(税込2,959円)
「音楽歳時記」 第六十五回 6月 引き続き、ハード・ロックを聴こう。 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
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片足だけ水に漬けている…て、どんな状態だろ(6 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
オルガン専任奏者がいるカナダ、トロントのハードロック・グループ。72年ファースト作です。タイプではディープ・パープル、スティクスです。カナダ国内のふたつのバンドが合体したようで、メンバーには西海岸でのキャリアもあるようです。「エニシング・ユー・ウォント」はメロディ重視のシングル曲、カナダ国内では少し評判になったようです。綺麗なボーカルと英国ヘビーロックの腰の強さを併せ持つスタイルは、いくぶん詰め込み過ぎ、八方美人の感もあります。が、「オン・ジ・ウインド」や「イン・ヒート」で聴ける重さがこのグループの本質でしょう。ドラムズに特徴ありまして、ドデスカドデスカと叩くのが微笑ましいです。ギターがとてもブリティッシュで頬が自然に緩んでくるのでした。
2曲目の「ヤーラ・イェー」のイントロが、「オナー・オブ・ザ・ロンリー・ハート」にしか聴こえません。たしか2小節以内は盗作にならないんでしたっけか。う〜ん。イエス、というかジェフ・ダウンズに2,000ドルぐらいは支払ってもらいたいところです。
グループは、カナダ国内で2作、それらのダイジェストを米国で1作発表してフェード・アウトしたようです。2023.07.19