ハンガリーを代表するシンフォ・グループSOLARISのドラムとベースを中心とするグループ。08年作。スピーディーに畳みかけるリズム隊、幾重にも重なった分厚いキーボード、躍動するフルート、ザクザクとダイナミズムを注入するギター。重厚かつ荘厳なシンフォニック絵巻は、いかにもSOLARIS。ドラマティックなシンフォとして文句無しの傑作
美メロの金太郎飴!元LOVEのギタリストJay Lewis(Jay Donnellan)在籍バンドによる、実にメロディアスなフォーク・ロック逸品、70年作
2,190円(税込2,409円)
netherland dwarf のコラム『rabbit on the run』 第39回 NOSTRADAMUS / Testament (Hungary / 2008)
「ミュージシャンの視点からプログレッシブ・ロック作品を捉える」ことをコンセプトに、同じ時代を生きる世界中の素晴らしいプログレッシブ・ロックアーティストたちの作品を幅広く紹介するコラム。担当は、MUSEAからデビューした日本のアーティストnetherland dwarf!
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まさにあのソラリスの音!(6 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
08年作。
Solarisのメンバーによる新バンドのデビュー作。
バンド自体はSolaris Fusionから発展して名義を変更したもののようです。
元々Solarisの音は硬く切れ味の良い感じだったので、今の時代によみがえ
らせるとメタリックな質感になるだろうと予測していましたが、まさに今の時代の
Solarisサウンドです。
メタリックになっても一般のバンドと違うのはやはり冷たくメロディアスなフルートの
存在。これがまた硬質なバンドサウンドに不思議なほどマッチしています。
録音技術が進歩しジャンルが細分化された現在、「火星年代記」から20余年
を経て、Solarisの核心に初めて触れたような気がしました。