SVART145CD(SVART) 【2018年発売CD】
オルガンやメロトロンを筆頭に、70年代ロックへの憧れを滲ませたヴィンテージ・プログレを鳴らすフィンランド新鋭。派手なサウンドではありませんが、初期BEARDFISHなんかを思い出す懐の深いサウンドが◎!
15年にデビューしたフィンランド出身の新鋭プログレ・バンド、18年の2nd。オルガンやメロトロン(疑似?)を筆頭に、70年代ロックへの憧れを滲ませたヴィンテージ感たっぷりのプログレ。そこまで派手に技巧が炸裂することはありませんが、スタイルとしてはスウェーデンのBEARDFISHに近いものを感じさせます。一方でポスト・ロック調のモダンなパートがあったり、すこし野暮ったいフィンランド語ヴォーカルがとても愛すべきだったり、新旧いろんな要素が混合しているのですが、雑多な印象はなく流れるように進行するアンサンブルに、優れたバランス感覚とサウンドセンスを発揮。数あるヴィンテージ志向の北欧バンドの中でも、これ見よがしな感じがなく自然体なサウンドで聴かせる好盤です。
70sプログレ&ロック・ファンに聴いてほしい、先人へのリスペクトに溢れたヴィンテージな新鋭特集!
今回取り上げるのは、70年代プログレ&ロックへの憧れと敬意を感じさせるヴィンテージなサウンドを鳴らすバンドたち。厳選してピックアップ!
15年にデビューしたフィンランドの新鋭なのですが、「ヴィンテージ志向」とは一味違う、絶妙に「枯れた」サウンドが何とも趣深い。カンタベリー・ロックに通じる叙情性もたっぷり。
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