南米プログレの新鋭の中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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今や中南米シーンをリードする存在となったメキシコのシンフォ・グループ。彼らが99年に行なったライヴを収録!『Landing In A Serious Mind』『Sounds Of Imagination』『Third Call』『Four Aces』『Endless Signs』『Beyond Reality』、1st〜6thより選曲された14曲をプレイした、初期CASTの集大成といえる名演の数々を収めています。00年代以降の活躍を予感させる傑作盤。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部中央)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ中央上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットのスレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
LIVEEXPERIENCE(バンド名/タイトル上部左寄り)(CAST(MUSEA))
2枚組、バンド名/タイトルがジャケ左寄り上部にあるデザイン
レーベル管理上、ジャケットにスレ/盤に複数キズ/レーベル面が印刷されていない場合がございます。ご了承ください。
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。いよいよフランスのレーベルMUSEAと契約し、世界に向けてリリースされた出世作となった99年の9thアルバム。変拍子を巧みに織り交ぜて瑞々しく躍動するリズム、その上をリリカルなキーボードとハード・エッジかつ歌心いっぱいのギターが色彩豊かな音世界を描き、フルートがこれぞ南米と言える詩情を加える。テクニカルなアンサンブルが生むダイナミズムと色彩感豊かなサウンドを同居させたサウンドを完成させた前作『ANGELS AND DEMONS』を元に、再びフルートをフィーチャーして、しっとりとリリカルな「引き」のパートを織り交ぜているのが印象的です。幻想性が前作以上に浮かび上がるとともに、ラテン的なリリシズムが心に残ります。LOCANDA DELLE FATEを彷彿させますが、「氷」に包まれたLOCANDA DELLE FATEに対し、「太陽」に照らされたCASTと言った感じで、今まで以上にCASTならではのアイデンティティを感じます。音の一つ一つは繊細に紡がれているのに、その一音一音には確かにパッションがある、そんな気がします。中南米はメキシコから高らかに鳴らされた渾身のシンフォニック・ロック・アンサンブル。力強くそして包み込むように歌い上げるハイトーンのエモーショナルなヴォーカル、ジェネシスからの影響を土台にラテン的な詩情を乗せたメロディも絶品です。これは傑作!
70年代末に結成され、94年に自主制作にてデビューしたメキシコのシンフォ・グループ。前作に引き続きMUSEAより世界に向けてリリースされた00年作の10thアルバム。2曲目「Legacy's Executor」から、テクニカルなキレとキーボードの色彩感でスピーディーに畳み掛けるCAST節が炸裂!流麗なピアノとフルートをフィーチャーした清涼感あるパートも良いし、祈るように敬虔なハイ・トーンのヴォーカルによる「歌」が溢れるパートも心奪われるし、「ファンタスティックさ」や「クラシカルさ」がこれまでにないほど出ていて、なんだかグリーンスレイドを思い出す感じ。でもグリーンスレイドのようなクリアさや綺羅びやかさはなく、「愛すべき野暮ったさ」とでも言うべきバンドみんなが汗を飛ばしながら幻想サウンドを鳴らしている思わず拳を握りしめます。クリムゾンが頭に浮かぶほどヘヴィに沈むパートや、多声コーラスやハモンド・オルガンが宗教的な音を鳴らすパートや、北欧のバンドみたいなリリカルでハートウォームなパートや、80年代の東欧のバンドみたいにシンセが荘厳に鳴り響くパートを織り交ぜた、まるでコンセプト・アルバムのようなスケールの大きな構成も特筆です。幕が開いた2000年代プログレ・シーンにおいて、中南米のの旗手となるべく実力を高らかに証明した傑作。
名実ともに現メキシコを代表するプログレ・バンドによる、16年4月に行われた母国メキシコでのライヴを収録した映像作品。16年リリースの新作『VIDA』からの4曲、11年作『ART』より2曲、14年作『ARSIS』の1曲に、ドラムソロ、メドレーを加えた全9曲を演奏。抜群のテクニックを誇るバンドだけに、スタジオ盤と遜色ないダイナミックにして緻密なアンサンブルが冒頭から炸裂していて興奮必至。屋外ステージでの夜の公演ながら、ステージ上が全体的に明るく演奏しているメンバーの姿がよく見えるのも好印象です。
MARILLIONより1年早い1978年に結成され、94年にアルバム・デビュー、今や名実ともに中南米を代表する存在となったメキシコ産シンフォ・グループ。2017年に母国メキシコにてオーケストラを率いておこなったライヴ映像を収録!
Blu-ray Disc、NTSC方式、※掲載画像とジャケットのデザインが若干異なる場合がございます
レーベル管理上、パッケージの若干スレ・盤面にキズが付いている場合がございます。ご了承ください。
90年代はじめのデビュー以降コンスタントに作品をリリースし続けているメキシコが誇るシンフォニック・ロック・バンド。前作から早くも1年で届けられた2015年作。特筆は、近年のニュー・トロルスのライヴへの参加や、管弦楽器隊によるプログレ・トリビュート・バンドGNU QUARTETでの活躍で知られるヴァイオリン奏者Roberto Izzoがコンスタントなメンバーとして参加していること。ゲストとして、他のGNU QUARTETの管弦楽器奏者も参加していて、瑞々しく艶やかなトーンのストリングスが躍動するクリアで明朗なサウンドが印象的。ソロとしても活躍している若き男性ヴォーカリストBobby VidalesによるカナダのRUSHを彷彿させるハイ・トーンの歌声もそんなサウンドに見事にマッチしています。ジェネシスのDNAが息づく多彩なキーボードによるヴィンテージな色合い、ザクザクとメタリックなリフや流麗な速弾きで硬質なダイナミズムを生むギターのアクセントも良いし、圧倒的に目の覚めるようなアンサンブル!今までの作品以上に「プログレ・ハード」と言えるキャッチーさと突き抜けるような明快さを軸に、管弦楽器による美麗さが加わっていて、そこに持ち前のテクニカルなエッジも効いていて、これはずばりシンフォニック・ロックのファンは必聴でしょう。ジャケットのデザインは、ジェネシスでお馴染みのポール・ホワイトヘッド!
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】デジパック仕様、定価2990+税
レーベル管理上の問題により、デジパックに若干角つぶれ・若干圧痕がある場合がございます。予めご了承ください。
アルゼンチンの新鋭レコメン系グループ、2012年作。サックス奏者、エレピ奏者、ギターとリズム隊による5人組。ナショナル・ヘルスあたりのカンタベリー色、サムラを彷彿させるユーモラスな屈折感を混ぜ込んだサウンドは、硬質かつしなやか。テクニック、アンサンブルの構築ともにハイ・レベル。これは素晴らしいグループです。70年代のグループと言っても分からないサウンド・プロダクションも魅力的。カンタベリー/レコメンのファンは必聴です!
廃盤、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯中央部分に色褪せあり
90年代中期から活動するアルゼンチンのジャズ・ロック/チェンバー・ロック・グループ、ANTIHEROEのリーダー/ギタリストDario Iscaroによる別働ジャズ・トリオ。10年デビュー作。硬質かつスリリングなアンサンブルという印象の強かったANTIHEROEと比べると、一音一音を丁寧に紡ぎ出すギターワークに顕著なように、静謐なロマンを秘めたサウンドが特徴。フュージョン・タッチの柔らかな単音リフを奏でるギター、弓弾きを交えながら深みのある演奏を聴かせるコントラバス、タイトで表現力豊かなドラムスによるトリオ・アンサンブルを軸に、ふくよかな空間系シンセや管楽器が程良くチェンバーでアヴァンな彩りを添えています。クリアトーンに良く映えるリフの美しさは必聴です。ジャズ・ロック/チェンバー・ロック・ファンのみならず、ジョン・スコフィールドなどギタリストを軸に据えたフュージョンがお好きな方にも推薦。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
タンゴ・ジャズ・グループORQUESTA ESCUELA DE TANGOのメンバーでもあるアルゼンチンのピアニストDiego Schissi率いるクインテット、22年作。アルゼンチン・ロックのレジェンド故Luis Alberto Spinettaにインスパイアされたテーマを持つ作品となっており、全19曲の曲名はSpinettaのバンドPESCADO RABIOSOによる楽曲「Por」の歌詞に使用された単語に由来しています。ピアノ、ヴァイオリン、バンドネオンが切れのあるタッチで絡み合うアヴァンギャルドなタンゴ・ジャズが全編炸裂。そんな緊張感あるプレイを繰り広げる三者が、不意に表情を和らげロマンティックに寄り添い合うパートがまた美しく、硬軟自在な演奏がただただ見事です。タンゴらしくダイナミックに躍動するドラミング、そして敏捷な音運びでどこかミステリアスな空気を醸し出すベースも雰囲気抜群。静謐なナンバーからはなるほどL.A.Spinetta的な彼岸的境地も感じられます。チェンバー・ロック・ファンやジャズ・ロックにオススメ!
定価2800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なカビあり、若干ケースツメ跡あり
アルゼンチンのシンフォ・グループLAQUESISに在籍したベーシストAriel Martin Lozaによるソロ・プロジェクト、19年デビュー作。緻密でタイトなリズムに乗って、鋭いエッジのギターと流麗なシンセが疾走するテクニカル・シンフォをメインに聴かせます。これだけでも十分にカッコいいのですが、中盤以降多彩に広がる楽曲もまた聴き所。叙情たっぷりのスペイン語ヴォ―カルが映える南米らしい艶やかで開放的なメロディアス・ロックを披露したかと思うと、終盤にはCAMELと本格的なケルト・タッチが合わさったような神秘的なナンバーまで登場し、オープニングとエンディングではまるで別バンドのように印象が変わっているのが面白いです。また全編にわたり特徴的なのが、ベーシストのソロらしく音数多くも芳醇なプレイで耳を引く存在感あるベース。ヴォーカルのないナンバーでも豊かな歌心を感じさせる好演も本作の完成度を引き上げています。振れ幅ある音楽性を南米叙情を織り交ぜつつ破綻なく聴かせる充実の一品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
2014年に始動したギタリスト/マルチ奏者と女性ヴォーカリストによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、18年作。彼らが敬愛するバンドRUSHに捧げたトリビュート作品となっています。アレンジ自体は原曲に忠実と言えますが、ギターの響きに顕著な持ち前のドリーミーな感覚、そして艷やかな女声ヴォーカルによって丹念に紡がれるRUSHナンバーの数々が新鮮です。「Limelight」に始まり「Closer To The Heart」「Nobody's Hero」「Tears」「Here Again」など14曲を披露。RUSHに対する素直なリスペクトが感じられる好カバー作!
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者と女性ヴォーカリストによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、待望の19年作!前17年作『WHAT I FOUND』も2人とは思えない驚くべき豊かさを内包した名品でしたが、本作も息をのむほどに静謐で幻想的な音世界が待っています。シンセ&オルガンがうっすらと幻想のベールを広げると、A.ラティマーとS.ロザリーの中間にいるような泣きのフレーズ満載の美麗ギターが舞い、スッと胸に染み入る透明感いっぱいの美声ヴォーカルが囁くように歌います。ゆったりとしたテンポのナンバーが主ですが、前作以上にロマンティックで丹念に紡がれていく優美な作品世界にじっくりと浸りたい逸品。傑作です。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、19年『ACROSS THE SEA』以来のオリジナル・アルバムとなる21年作。勿論本作でもヴォーカルをGabby、すべての演奏をCeloが担当。シンセサイザーがしっとり気品高く湧き上がり、その上をA.ラティマーやS.ロザリーを受け継ぐ優美でメロディアスな珠玉のギターが駆ける、幻想度100%の演奏。そこに息をのむように透明な美声で丹念に歌を乗せる女性ヴォーカル。もう完成されきった世界観に最後まで惹き込まれっぱなしです。ハードだったりヘヴィだったりせず、一貫してメロディアスで幻想的な佇まいを崩さない音楽性がとにかく素晴らしい。でもここぞではギターがドラマチックに飛翔し、ヴォーカルも力を込めてエモーショナルに歌い上げ、熱い叙情をほとばしらせます。これは現女性ヴォーカル・シンフォとして英国のMAGENTAにも匹敵する圧倒的な完成度。紛れもなく傑作です。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、20年作。前作ではRENAISSANCEの見事なトリビュートを聴かせてくれた彼らですが、今回はお待ちかねの全編GENESISナンバーによる2枚組全14曲!「Dancing With The Moonlit Knight」に始まり、「Firth Of Fifth」「Looking For Someone」「Ripples」「Entangled」「Carpet Crawlers」「Musical Box」と、70年代の叙情的な名曲をしっかり押さえた選曲で、2人の持ち味が最大に発揮されているところはさすが。前作RENAISSANCEトリビュートを堪能されたなら、ただただ本作も間違いなし!と言っておきます。
2014年に始動した、ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジルの男女シンフォ・ユニット、20年作。RUSH、MARILLIONとリスペクトするプログレ・グループのトリビュート・アルバムをリリースしてきた彼らですが、今回はRENAISSANCEを全編カバー!一曲目「Day Of The Dreamer」の、西部劇のように勇ましいイントロを経て、羽のように軽やかなピアノが踊り瑞々しくファンタジックな演奏へなだれ込んでいく導入からして完璧。とてもマルチ・プレイヤーによる単独演奏とは思えない躍動感と呼吸を感じさせます。そして全くクセのないスッと耳へと染み入るような美声ヴォーカルも特筆。アニー・ハズラムに比べサラリとした声質ながら、違和感は微塵もありません。2大名盤『ASHES ARE BURNING』『SHEHERAZADE〜』からの選曲が多く、「Can You Understand?」「Carpet Of The Sun」「Ocean Gypsy」「Song Of Scheherazade(抜粋)」と全盛期RENAISSANCEの名曲群が素晴らしい再現度でプレイされており興奮が収まりません。今作も往年の名バンドへの愛情に満ち満ちた極上のトリビュートに仕上がっています。オススメ!
2枚組、デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲(「Opening Out」「Ashes Are Burning」)
レーベル管理上、デジパックに圧痕がございます。ご了承ください。
2014年に始動した男性ギタリスト/マルチ奏者Celo Oliveiraと女性ヴォーカリストGabby Vessoniによるブラジル産シンフォ・プロジェクト、19年のライヴ映像を収録。スタジオ・アルバムでは全楽器を担当するCeloですが、ライヴという事でベーシストとドラマーが参加した4人編成でのステージです。19年作『Across The Sea』のナンバーを中心に17年作『What I Found』からの曲も交えたセットリストで、Celoの零れ落ちんばかりの哀愁を湛えたギタープレイと、Gabbyの澄んだ美声を生かした切々と祈るような歌唱との組み合わせはライヴでも変わらず至上の一言。1曲目から、場の空気を変えてしまう魔力を感じさせる素晴らしいライヴ映像作品となっています。
00年代以降の南米ヘヴィ・プログレを代表するペルーのグループが2018年に行なったライヴの模様を収録。彼の地の伝統を感じさせる哀愁溢れる旋律を紡ぐアンデスの伝統笛楽器、メタリックなヘヴィネスを纏いゴリゴリ疾走するギターとそこに絡む熱量みなぎるシンセ、テンション高く畳み掛けるリズム隊らが紡いでいく、南米民族音楽&フォルクローレとプログレッシヴ・ロックを融合させた唯一無二のスタイルは、ライヴで一層エネルギッシュにパワーアップしています。プロデュースは、ブルース・ディッキンソンとの仕事やラテン・ハード・ロック・バンドTRIBE OF GYPSIESで有名な敏腕ROY Zが担当!
ペルーのヘヴィー・シンフォニック・ロック・グループ、FLOR DE LOTOの2023年作。グループの結成25周年に当たる記念すべき年にリリースされた本作は、タイトルが示す通り「ナスカの地上絵」をテーマにしたロマンあふれるコンセプト・アルバムとなっています。FLOR DE LOTOの音楽性は、切れ味の鋭いメタリックなバンド・サウンドにアンデスの民族楽器であるケーナが加わるという非常に個性的なものであり、その方向性は本作においても変わりません。JETHRO TULL、あるいはイタリアン・プログレッシヴ・ロックの唾飛ばしフルートを彷彿とさせるケーナ専任奏者のダイナミックなプレイ・スタイルは、プログレッシヴ・ロック・ファンにはたまらないものでしょう。また異国情緒という点においても、ヘヴィーなバンド・サウンドの下地にアンデスのフォルクローレの息遣いを確かに感じます。なお、本作にはIRON MAIDENの「Afraid To Shoot Strangers」のカバーが収められています。辺境プログレッシヴ・ロック・リスナー必聴の1枚です!
廃盤、盤の規格番号はAJRCD198です
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチン出身のアヴァン・プログレ/ジャズ・ロック新鋭、2020年作。SAMLA MAMAS MANNAやPICCHIO DAL POZZOに通じる忙しなくも芳醇なレコメン系アヴァン・プログレで、管楽器がメロディアスにリードするカンタベリー・タッチ、クリムゾン的緊張感を孕んだテクニカル・アンサンブル、シンセがたなびく静謐なパートなど、様々な演奏の断片を切り貼りしたかのようにコロコロと表情が切り替わるサウンドに翻弄されます。南米的なエッセンスはさほど強くなく、上記したヨーロッパのレコメン系グループがお好きな方にオススメしたい作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
メキシコ出身、PRESENT/KING CRIMSON/高円寺百景/MAGMA/Frank Zappaからの影響を語るアヴァン・プログレ系コンポーザー/ミュージシャン、22年リリースの1st。吉田達也、元X-LEGGED SALLYの Pierre Vervloesem、UNIT WAILのVincent Sicot-Vantalon、KNIFEWORLDのEmmett Elvinなど総勢20人近くのミュージシャンが参加、彼自身は作曲とソフトウェアでの演奏を担当しています。影響元と豪華な参加メンバーから想像できる通りと言える、変拍子満載ながらも凄まじい緻密さと切れ味でスリリングに畳みかける超絶アヴァン・プログレを展開。息つく暇もなく各人が音を刻みまくるアンサンブルは、軽く眩暈を起こしそうなほどに濃密です。これは特にMAGMAと高円寺百景がお好きなら必聴レベルの作品!
AP2242/FGBG5047(AZAFRAN MEDIA)
ペーパーケース仕様
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチン産テクニカル・プログレ・バンドの12年作。冒頭より炸裂する、嵐のようにアグレッシヴ&テクニカルな変拍子アンサンブルにまず度肝を抜かれます。かなりヘヴィな演奏ながらも、プログレ・メタルとはならないギリギリのラインで演奏をコントロールしている印象で、あくまでプログレッシヴ・ロックとして聴かせる優れたバランス感覚が素晴らしいです。情景描写的な表現力にも優れており、南米らしいおおらかさと涼風が吹き抜けるかのような清涼感を感じさせるパートも絶妙に挿入。しかし本領はやはり猛烈な勢いで攻め立てるテクニカル・ギターを軸としたハイテンションのアンサンブルでしょう。強烈なギターと渡り合いながらもシンセサイザーでシンフォニックな色合いを添えるキーボードも只者ではありません。これは大音量にして全身で浴びるように聴きたい一枚。力作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
コロンビアから突如登場しファンを驚かせたシンフォニックロックバンドの08年2nd。ジャケットの翳りある雰囲気はデビュー作に譲りますが、本作はタイトル通り前作の延長上にあるコンセプト作であり、音楽的には確実に前作の流れを汲むものです。スペイン語の男女ボーカルは哀愁を帯びた非常に歌心豊かな雰囲気を持ち、メロウに泣きながら印象的なメロディーを奏でるギターがエキゾチックな風を運んできます。前作でも要所要所で彩り豊かに楽曲を盛り上げてきたフルート、サックスは今回も健在であり、ここぞというところで表情豊かな演奏を聴かせています。また、キーボードの音作りが洗練されすぎていない事が逆にヴィンテージな質感を楽曲に与え、辺境プログレ独特の味を感じさせます。同じ南米でもCastのような突き抜けて派手なシンフォニックサウンドというよりは、どこかしらメランコリックな鈍い輝きを放ち影のある雰囲気というのが、複雑な国内事情を持つコロンビアが作り出した国民性なのかもしれません。前作同様またしても必聴作となっており、辺境プログレッシブロックファンならずとも押さえておきたい作品です。
84年デビューのメキシカン・プログレ・フォーク・グループNIRGAL VALLISのリーダーで、21年に2ndをリリースしたSAENAでも中核を担うキーボーディスト/マルチ・プレイヤー、SAENAの女性ヴォーカルとの連名による22年作。細やかに鳴らされる緻密な打楽器群、浮遊感あるエレクトロニクス、ミニマルなピアノやアコーディオンらが融合した、たおやかで芳醇な音空間。そこに女性ヴォーカルが神秘的なスキャットを乗せると、ワールド・ミュージック的なエキゾチズムを放出する世にも美しきアンビエント・プログレが広がります。最高に心地よい音楽体験を提供してくれる一枚!
ブラジル出身、QUATERNA REQUIEMのヴァイオリニストKleber Vogelを中心とするシンフォ・グループによる、94年の1stから25年ぶりとなる19年2ndアルバム。CAMEL/GENESISに通じるファンタジックな叙情派プログレに、ヴァイオリンがクラシカルな格調高さや古楽的な典雅な味わいを加える、奥深い響きを持つシンフォニック・ロックが素晴らしいです。クラシカルな気品高いフレーズをスケール大きく奏でるヴァイオリン、アナログっぽい温かみと艶やかさを備えたシンセサイザー、泣きを帯びた哀愁のギターらが、ドラマチックに絡み合いながら描き出していく壮大なサウンドにひたすら圧倒されます。注目はO TERCOのギタリスト&キーボーディスト、そしてSAGRADOで知られるヴァイオリン名手Marcus Vianaの参加。特にMarcus Viana参加の2曲は必聴で、VogelとVianaのヴァイオリンが左右のチャンネルに分かれてスリリングかつ優美に絡みあうパートは思わず熱くなります。QUATERNA REQUIEMやそのドラマーがが参加するVITRAL、そしてメキシコのCASTファンにオススメ!
KZ002(デジパック)(PRODUZIDO NO POLO INDUSTRIAL DE MANAUS)
デジパック仕様
レーベル管理上、デジパックに凹みや圧痕、若干の角潰れがある場合がございます。ご了承ください。
ペルーのグループ、08年デビュー作。ビンテージ色濃厚なキーボードと70年代ブリティッシュ・ロックの遺伝子を受け継いだギタリストが印象的なシンフォ・プログレ。KING CRIMSONやEL&Pからの影響を感じるダーク&ヘヴィなパート、アコギにリコーダーやフルートが絡む南米らしいメロディアスなパート、JETHRO TULLに通ずる土臭くブルージーなパートを織り交ぜながら、ダイナミックに展開していきます。YESを彷彿とさせる変拍子を巧みに用いた切れ味鋭いキメのアンサンブルを間に挟みながら、スパッ、スパッとダイナミックに展開する1曲目の大曲が聴き所。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干スレあり
07年デビュー、ペルー出身の新鋭シンフォ・バンドによる12年2nd。キレのある躍動的なリズム隊、優しくたおやかなフレーズからファンファーレ調のファンタスティックなフレーズまで華麗なシンセ、流麗に奏でられる繊細かつリリカルなピアノ、現代的なエッジとヴィンテージな厚みを併せ持つスリリングなギター。クラシカルで格調高いアンサンブルによって胸の躍るようなファンタジーを描くパートから、チェンバー・ロックばりの精緻さとキレ味で変拍子を自在に操りながら畳みかけるヘヴィなパートまで、「静」と「動」の間を鮮やかに行き交いながらダイナミックに展開していきます。アコギのメランコリックで情感豊かな音色、女性ヴォーカルの清涼感いっぱいのたおやかな歌声など、ブラジルのBACAMARTEとも通じる涼風が吹き抜けるような、南米らしい爽やかな叙情美も印象的。17分に迫る最後の大曲では、イタリアン・ロック的な重厚な構築性も見事。近年の南米の中でもトップクラスの完成度を誇る傑作シンフォです!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ヴェネズエラのシンフォニック・ロック・グループ。99年の2nd。美しく舞い上がるフルート、優美なチェロ、リリカルなピアノによるクラシカルで格調高いパートを中心に、シャープな変拍子ドラムやハード・エッジなギターによる緊張感溢れるパートをセンス良く織り交ぜた、鮮やかな曲展開が聴き所。テクニック、アレンジ・センスともに抜群で、完璧に構築された精緻なアンサンブルは全く隙がありません。全てが必然と思わせる1音1音の豊かさ。これはかなり素晴らしい作品です。名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチン産新鋭シンフォ・グループ、08年のデビュー作に続く12年作2nd。タイトなリズムセクションとクールに音を刻むエレピに、ハードな唸りを上げるギターなど現代的なへヴィネスも加えたスリリングなアンサンブルと、南米的な詩情に満ちたメロディを切々と歌うヴォーカルパートとが絶妙なバランスを見せるメロディアス・ロック。軽やかに舞うフルートや劇的に響くピアノなどもアンサンブルに南米らしさを付与。その高い演奏力のみならず、陰影に富んだウェットな音使いなどからは、SERU GIRANの2nd辺りの作風をよりハードにしたかのような印象を受けます。アップテンポの曲ではアルゼンチン特有の洒落たポップセンスが聴かれるのも魅力。70年代南米シンフォからの影響を現代的なサウンドによって見事に昇華した力作です。(レーベル管理上の問題で、ケースツメ跡が付いております。予めご了承ください。)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ブラジル出身で、名シンフォ・バンドBACAMARTEのフルート奏者が在籍するバンドVITRALでも活躍するギタリストが放った18年ソロデビュー作。ズバリVITRALの17年作が気に入った方には是非おすすめ!S.ハケットやS.ロザリーに通じるデリケートで気品あるトーンで極上のメロディを次々と紡ぎ出すギター、どこかアンデスっぽい要素も漂う涼やかな風を運ぶフルート、温かくも太く存在感ある音色で70年代テイストをもたらすオルガンやシンセ。手本とする70-80sキャメルに、南米らしい柔らかなエキゾチズムを纏わせたようなシンフォニック・ロックが個性的です。エレピやオルガンが洒脱に舞うジャズ・ロック・テイストのナンバーも出色で、ギターとフルートがソロを取り合いながらスリリングに疾走するアンサンブルはかなりのカッコよさ。それにしてもこのギター、なんという叙情フレーズの宝庫なのでしょう。これまでにVITRALの17年作以外で目立った活動がないのが信じられないほどの実力派です。キャメル・ファン、初期ハケット・ファン必聴作。
ブラジルのマルチ・プレイヤーDaniel Klimekのエレクトロ・プログレッシヴ・プロジェクトMAGNUM OPUSによる2021年のスタジオ・アルバム。MAGNUM OPUSの音楽性のベースにあるのは、TANGERINE DREAMを筆頭とするジャーマン・エレクトロの作品たちと考えて間違いないでしょう。アルバムは、Daniel Klimekひとりの手によって録音されています。その内容は、ジャケット・アートが示す通りの爽やかなニューエイジ・ミュージックであり、例えるならばオーストリアのGANDALFなどに近い音楽性。アコースティック・ギターやストリングス、リズムボックスなど耳触りの良い音色によって構成されているため、じっくりと聴き込むだけでなく、BGMとしてもマッチするシンセサイザー・ミュージックです。ジャーマン・エレクトロ、チルアウトやアンビエント・テクノ、ギリシャのVANGELISなどのファンにもオススメな1枚です!
ブラジルのマルチ奏者、Daniel Klimekによるソロ・プロジェクト、MAGNUM OPUSの2023年作。内容は、TANGERINE DREAM周辺らドイツのシンセサイザー・アーティストたちを彷彿とさせるヴィンテージ・エレクトロ・ミュージックとなっています。Daniel Klimekはゲスト・プレイヤーを招くことなく自らの多重録音のみで本作を作り切っており、シンセサイザーはもちろんのこと、ギターやベース、サックスなどの楽器もプレイ。シンセサイザー音楽というと最先端の機材を用いるアーティストが多い中、アナログ・シンセサイザーの無機質なアルペジオ、ノイズなどの装飾音によるスペーシーな印象、シンセサイザーとギターのコンビネーションによるサイケデリックな酩酊感などを楽しめます。70年代のシンセサイザー・ミュージックを振り返る珍しい作風の1枚です。
ブラジルのマルチ・プレイヤーDaniel Klimekのエレクトロ・プログレッシヴ・プロジェクトMAGNUM OPUSによる2021年のスタジオ・アルバム。MAGNUM OPUSの音楽性のベースにあるのは、TANGERINE DREAMを筆頭とするジャーマン・エレクトロの作品たちと考えて間違いないでしょう。アルバムは、Daniel Klimekひとりの手によって録音されています。無機質なアナログ・シンセサイザーのシーケンスと東洋的なパーカッションの反復をベースに図太いシンセサイザー・リードが縦横無尽に、表情豊かに駆け巡ります。インド・ラーガ的なフレーズ・センスも個性的。シンセサイザーが単音しか発音できなかった時代のエレクトロ・ミュージックを現代によみがえらせた、とてもユニークなアーティストであり、クラウト・ロックやアンビエント・テクノ、ギリシャのVANGELISなどのファンにもオススメな1枚です!
ブラジルのマルチ・プレイヤーDaniel Klimekのエレクトロ・プログレッシヴ・プロジェクトMAGNUM OPUSによる2021年のスタジオ・アルバム。MAGNUM OPUSの音楽性のベースにあるのは、TANGERINE DREAMを筆頭とするジャーマン・エレクトロの作品たちと考えて間違いないでしょう。アルバムは、Daniel Klimekひとりの手によって録音されています。その内容は、ジャケット・アートが示す通りのスペーシーなエレクトロ・ミュージック。無機質なシンセサイザーとエスニックなパーカッション類が広大な宇宙を描く、情景描写能力に優れた音楽性です。ジャーマン・エレクトロ、チルアウトやアンビエント・テクノ、ギリシャのVANGELISやフランスのJEAN-MICHEL JARREなどのファンにもオススメな1枚です!
小さな荷物をポストにお届けするヤマト運輸によるサービスです。全国翌日配達(一部地域をのぞく)、投函完了をメールにてお客様にお知らせします。
クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
領収書の発行、ヤマト営業所留めも承っております。注文時に備考欄にてお知らせください。
VISA、Master、JCB、American Expressカードでの決済が可能です。
当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
商品代金、送料の他に別途手数料210円をいただいております。
お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
ゆうちょ銀行口座から電信でお振り込み可能です。
郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。