GEM102(FLAWED GEMS)
「私は風」のカッコいいこと!ジャパニーズ・ロックの金字塔と言える名曲ですね。英米ハードと互角に渡り合うソリッドな演奏、そこから日本的ワビサビへの急降下。神がかってます・・・。
「時には母のない子のように」のヒットで知られるカルメン・マキがジャニス・ジョップリンに衝撃を受けロックへ転身。当時18歳の若きギタリスト春日博文らと組んだグループ。ジャパニーズ・ロックの金字塔とも言われる75年の傑作。それにしてもの代表曲「私は風」。エッジと中域の太さが絶妙にバランスしたソリッドなギターとエネルギッシュなキーボードが一体となって畳みかけるイントロから悶絶。アコギのカッティングが入るところもカッコ良すぎるし、ピアノのソロ伴奏へと一転し、カルメン・マキの胸を打つ歌唱とともに日本的ワビサビが溢れる。そして、またバンドが入るとともにマキの魂の叫びが炸裂!バックの歌謡曲風コーラスがまた絶妙でクールでひたすら悶絶。エモーショナルなギターソロも良いし、ほんっとすべての演奏が神がかった名曲!
FLIED EGG/DR.SIEGEL'S FRIED EGG SHOOTING MACHINE
成毛滋、つのだひろ、高中正義によるトリオ・グループ、72年デビュー作
1,290円(税込1,419円)
GSの商業主義から脱却し、英米のサイケ/アート・ロックに影響を受けた「カウンター・カルチャー」のロック・ミュージックを指向した気骨ある若者たちの記録
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり
「私は風」のカッコいいこと!ジャパニーズ・ロックの金字塔と言える名曲ですね。英米ハードと互角に渡り合うソリッドな演奏、そこから日本的ワビサビへの急降下。神がかってます・・・。
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名作(0 拍手)
Zedさん レビューをすべて見る
カルメン・マキは1970に入りRockシンガーとして活動開始。ブルース・クリエイションと共にアルバムをリリース、和製ジャニス・ジョプリンが開花。
1972年に春日博文(g、以後RCサクセション等)、 鳴瀬喜博(b、以後カシオペア等、通称ナルチョさん)、樋口晶之(dr、以後竜童組等)、と共に『カルメン・マキ&OZ』を結成。
1975年1月、春日以外をチェンジして本作をリリース。
千代谷晃(b)、石川清澄(p, org)、古田宜司(dr)が本作のメンバー。
又本作には複数ゲストが参加。中でもジャズやフュージョンで世界を股に活躍する深町純(p, org, melotron, synth, clarinet, strings arr)の参加が本作の良さを引き出している。
代表曲「私は風」は11分越えの曲で日本を代表する名曲。
(この曲をカバーするアーティストは多い)
他「Image Song」も11分越え、「6月の詩」も8分越えと当時の日本では掟破り。
そして本作は日本の音楽シーンに多大な貢献をした。
『ハード・ロック』と言う言葉が似合うアルバムで重く暗い雰囲気が支配する。
本作、時代に関係なく日本が誇る作品。