70年代に活躍したジャーマン・プログレ・グループ。72年、78年、81年の音源をまとめた編集盤。まずは72年の音源4曲。陰影に富んだクラシカルなオルガン・ロックで、1曲目から素晴らしく、くすんだトーンのハモンドがバロック調のクラシカルなフレーズを奏でるイントロから雰囲気たっぷり。ドラムが手数多く性急なリズムで切れ込んだのを合図に、ハモンドが流麗かつアグレッシヴなフレーズを連発し、奥の方から陰影に富んだギターが鳴る!78年の音源は、シングルA/B面の2曲。70年代初期に比べて洗練された印象。叙情性溢れる第一級のメロディとハーモニー。オルガンとギターによるメロディアスな旋律。特にA面曲は胸を打つメロディアス・プログレの名曲。81年の音源は2曲。よりシンフォニックに、さらに叙情性を増した印象。センシティブなヴォーカルとリリカルなメロディ、オルガンとソリーナによる美しいアンサンブル。これぞジャーマン・シンフォ!このグループ、本当に素晴らしいです!メロディアスなプログレ/シンフォのファンにはかなりオススメです!
スペイン出身、「Woman」「Wild Safari」で知られるファンク・ロック/ラテン・ロック・バンド、75年作。
1,752円(税込1,927円)
MONTEFELTRO/IL TEMPO DI FAR LA FANTASIA
92年リリース、詩情溢れるイタリアン・シンフォニック・ロックの逸品、最高に気持ちの良いサウンドです!
1,270円(税込1,397円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
なんという編集してくれるんだ!トホホだよ(泣)(0 拍手)
らじおすたーの喜劇さん レビューをすべて見る
garden of delights だからある程度覚悟はしておりました。 72 年音源は「独逸鍋」です(苦笑)。ベース音ばっかり目立って「こもりぎみ」でメロが聴こえん(怒)!ちぇっ、しょうがないか、と思ってたら5曲目からは「おぉっ!」です(嬉)。6曲目も同じくシングルから。そしてラスト2曲は 81 年の LP「Sexy Boy?」からの抜粋で、これがまた傑作!独逸のヒトの感性はどうなってるの?と疑ってしまう(笑)。81 年の作品にボー・トラで5、6曲目をつけてくれれば独逸なら RAMSES 「Eternity Rise」、仏ならSTEP AHEAD同等の傑作として紹介できるのに(泪)。
まぁ、前半4曲はベガーズ・オペラの1stのA面と思って聴いて我慢しましょう。確かにコレ一枚で「独逸ごった煮鍋・進化論」を語れますが.....お願い、出し直してくれ!というわけで、前半4曲なら星三つ、後半4曲は星五つ(ファンの方、失礼)。