BIGPINK8(BIG PINK)
紙ジャケット仕様。
MICHAEL ANGELO、77年発表のアシッド・サイケ・フォークの宅録名盤!音像は、単に音が悪かったのか、エフェクトがたっぷりかかっているのか聞き分けがつかない程にゆらゆらと煌く、米アシッド・フォークの理想郷の一つを提示しています。
一聴してその宅録感が聴覚全体を覆ってしまうかのようなくぐもった音像の向こう側で奏でられるアシッド・サイケ&ドリーミー・サイケな名品77年発表作。原盤は激しくレア。それにしてもこの音像は、単に音が悪かったのか、エフェクトがたっぷりかかっているのか聞き分けがつかない程にゆらゆらと煌く、米アシッド・フォークの理想郷の一つを提示しています。
後期ゾンビーズのギタリスト。卓抜したギター・テクニックが堪能出来るアシッド・フォーク作、71年ソロ唯一作
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フォーク系サイケの理想形の一枚(0 拍手)
さん レビューをすべて見る
全体的印象はサイケ+プログレ+AOR+SSWといったところ。具体例を挙げるなら,BIg star/3rd+Moody blues/夢幻+Michael Franks/Art of tea+Bob Carpenter/Silent passageという感じ。長くサイケやプログレを聴いてきたリスナーにはにわかに信じがたいだろうが,サイケとプログレとAOR,SSWなどのジャンルの最良の美質の粋を集めて最高度の均衡をもって作り上げられたフォーク系サイケの理想形を実現させた一枚としてニュージーランドのSerenityの唯一作「Peace of mind」とともに時代の趨勢をよそにきょうも聖なる高き峰として聳え立つ。Big Pinkからの本再発盤は音質良好とはいえず,今年Anthogy RecordingsからリリースのLP再発が音質、空気感ともに最良最美と言える。今後これを越える再発は出ないだろう。