ノルウェー産サイケデリック・トラッド・ロックバンドの名盤1st。94年作。スタンダードなバンド編成にフィメール・ヴォイスをフィーチャーした、少々プログレ・ライクなサイケデリック・ロックがメインです。特筆すべきは、シタール、メロトロン、ジャンベなどアクの強い楽器を非常にセンスよく、嫌味なく配置していることでしょう。ハイライトは、シタールの共鳴音が心ゆくまで“連れて行ってくれる”3曲目「Fancy」。気がついたときには、どっぷりと瞑想させられています。そのほか、PINK FLOYD「Interstellar Overdrive」のカバー〜牧歌的なフォーク・サウンドなど、多様な楽曲/独自の表現法のなかに確かなポップ・センスを感じます。
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大自然に酔いしれるサウンド…(0 拍手)
MKさん レビューをすべて見る
1994年発表の記念すべき1stアルバムが、ついに再発。
長らく廃盤だったので、個人的には嬉しい再発だ。
プログレ・フォークバンドだが、シンフォファンにも聴いてもらいたい傑作。