スウェーデン・シンフォ・シーンを代表するkey奏者Par Lindhの長年の相棒として知られるマルチ・プレイヤー、Bjorn Johanssonによる98年ソロ作。ヴォーカル以外の全てのパートをBjorn&Par Lindhの二人で担当しています。1時間を超える大ボリュームの内容ですが、中でも圧巻は20分の大曲「Discus Ursi's Rapsody」。民族調のパーカッションや木笛、煌びやかなハープやマンドリン、透明感のあるシンセ、Bjornの操る巧みなクラシック・ギター…様々な楽器の音色が紡ぎ出す、北欧トラッドと中近東テイストが混ざり合ったような美しくファンタジックなシンフォ絵巻は一聴の価値ありです。北欧版マイク・オールドフィールド『OMMADAWN』と言えそうな壮大な一枚!
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