サイケの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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69年発表の2nd。英サイケ・ポップの傑作『WE ARE EVER SO CLEAN』での流麗なメロディーはそのままに、ヘヴィなギターや淡いオルガンなど、よりブリティッシュ・ロック然としたサウンドを聴かせています。トラフィック『MR.FANTASY』あたりの雰囲気に近いです。中心人物のギタリストBrian Goddingは、この後CENTIPEDEや重鎮Mike Westbrookのグループ、果てはフランスのMAGMAに加入し名盤『KOHNTARKOSZ』でプレイするなど活躍します。そういったメンバーのポテンシャルも確かに滲み出た、一筋縄ではいかない好グループです。
デジパック仕様、3枚組、デジタル・リマスター、ボーナストラック4曲、69年のライヴ音源やデモ・アウトテイク音源など収録した拡張盤
ジェファーソン・エアプレインらが鳴らしたいわゆる「シスコ・サウンド」とは一線を画す、ヘヴィでワイルドなシスコ産サイケ・ロックを提示した超重要トリオの記念すべき68年デビュー作!ガレージ、サイケデリック・ロックの大名盤としても、ハード・ロック、メタル・ロック確立以前のDNAを併せ持った、プレ・ハード・ロックの名盤としても力強いサウンドを聴かせています。ジャンルや理屈を超えて迫ってくる音のカタマリが当時のサイケデリック・シーンの物凄さを伝えているように感じられますね。Eddie Cochran「Summertime Blues」の強烈カヴァーで幕開ける冒頭の段階で完全にノックアウト!圧倒的にヘヴィでエネルギッシュな音像に頭から呑み込まれてください。
旧チェコを代表するプログレ・バンド、71年作『NOVA SYNTEZA』と続編にあたる74年作『NOVA SYNTEZA 2』を収録した2枚組。ビッグ・バンド風の壮大なオーケストラとスリリングなバンド・アンサンブルが共演する熱量たっぷりのプログレを楽しませてくれる、2作品ともに東欧プログレの名盤です。
70年初頭にジミヘンのトリビュート・アルバム等を制作していたドイツのバジェット・レーベルKenが71年に残したアシッド・ブルース・プロジェクト盤。ミュージシャンのクレジットはありませんが、セッションにはGREENLIGHT、SPHINX TUSHといったハンブルグのバンドが参加していたようです。「Hey Joe」のカヴァーが収録されているなどジミヘン・ライクなヘヴィ・サイケが基本かと思いきや、リリカルなフルートとむせぶサックスがジャジーに絡み合う楽曲があったり、ハモンド&ヴァイオリンを加えたノリノリなロックン・ロール・ナンバーがあったりと、意外にも多彩でプログレッシヴなアプローチを取り入れた内容に驚き。単なるブルース・ロック・アルバムに留まらぬごった煮感と偏屈さは流石ドイツと讃えざるを得ません。さらに最終曲ではレッドゲージ振り切りまくりの轟音ファズ・ギター&並のギターを凌駕するほど凶悪に歪んだエレクトリック・ヴァイオリン(!?)がパワフルなリズム隊と共に暴れ回る狂気の沙汰のようなヘヴィ・サイケ・ジャムが飛び出してきてもう唖然。アングラ・サイケ・マニアはもちろん、コアなジャーマン・ロック好きも是非!
60'Sアメリカン・ガレージ・サイケの最高峰と称される66年発表のデビュー作。全米チャート入りを果たした冒頭曲、 「(We Ain't Got)Nothin' Yet(邦題、恋する青春)」 、 略するとすなわちLSDな、「Love Seems Doomed」 は何処までもドリーミーでサイケな桃源郷に意識を持って行かれそうになる酩酊曲。サイケデリックな装飾を施された、ブルース・スタンダードの 「Tobacco Road」を初め、極彩色の意識の再編に彩られた色褪せることのない、ガレージ・サイケ最高傑作の一枚!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、トレーに黄ばみあり
米ガレージ・サイケの名作『PSYCHEDELIC LOLLIPOP』で知られるグループ、バンド分裂後に発表された70年5thにして最終作。中心人物Emil
23曲収録
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
紙ジャケット仕様、定価1600+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
歌詞対訳元々無し、09年デジタル・リマスター、定価1000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
若干ビニールソフトケースの圧痕あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
アメリカ北東部はペンシルヴァニア出身のSSW。71年に自主制作された作品。エコーに包まれた柔らかなアコギ・バッキングと、繊細かつ気だるく、そしてリリカルなアコギの単音弾き。ドリーミーかつ木漏れ日感もあるアコギ・アンサンブルは絶品の味わい。ヴォーカルも特筆で、憂いのあるナチュラルな歌声がスッと胸に染みます。ボトルネックが入る楽曲も、メロウなヴォーカルのせいか、土臭さはあまりなくドリーミー。カントリーフレイヴァーな楽曲も流れるように美しく哀愁いっぱい。これは素晴らしい楽曲揃い。メロディアスなSSWが好みの方にはかなりオススメできる一枚。染みますよ〜。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
68年作。ファズ・ギターが炸裂するサイケ・ヘヴィ・ロック、アシッド臭漂うフォーク・ロックが印象的。ソウルフルなヴォーカルは存在感抜群。名作。
スコットランド出身のSSW。82年作。ROY HARPERあたりに近い質感を持った幽玄なフォーク・ロック。フィンガー・ピッキングによる繊細かつ流麗なアルペジオが印象的。COLOSSEUMで活躍したギタリストJimmy Litherlandがゲスト参加。デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲。
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい破れあり
オレンジ・バイシクルのウィルソン・マローン、エンジニアのアンディ・ジョンズ、マイク・ボバックの3人によるプロジェクトが70年に発表した唯一のアルバム。オレンジ・バイシクルの延長線上にあるソフト・ロックと初期ピンク・フロイドを連想させるサウンドを混ぜ合わせたかのような幻想的なサウンド。(国内盤:帯より)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
Steve Howeが在籍していたことで知られるサイケ・ポップ・グループ。本盤は、アルバム用に録音されながら結局お蔵入りになってしまった音源など、彼らが録音した音源をすべて収録したコンピレーション。年代的には68年から70年にかけてで、Tommorrow以降Yes以前。Tommorrow時代ですでにそのスタイルを確立してましたが、ハウのギター、やはりキてます。前につんのめった焦燥的なサウンド、緊張感ひしひしと伝わってきます。ギターにつられてどんどん前がかりになっていくアグレッシヴなバック陣もグッド。スティーヴ・ハウ好きは必携。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
ドイツ出身で、放浪の末にメキシコにたどりつき、68年に録音し、69年にリリースされた唯一作。レーベル・メイトのKALEIDOSCOPEの唯一作とともにメキシカン・サイケのレア盤のひとつ。オープニング・ナンバーから、けたたましいファズ・オルガンとファズ・ギターが乱れ飛び、ダモ鈴木ばりのフリーキーなシャウトが炸裂!ビートルズ「シーズ・ア・ウーマン」のガレージ・サイケなカヴァーもカッコいいし、コロコロとキャッチーなピアノとファンキー&グルーヴィーなヴォーカルがカッコ良いナンバーなど、R&B、ソウル、ジャズの確かな素養をベースに、ガレージ・サイケで豪快にペインティングしたようなナンバーずらり。ジャケにピンときたガレージ/サイケのファンは悶絶必至でしょう。オススメです。
ニューヨークはロングアイランドでBOHEMIANSとして66年に結成されたサイケ・バンド。結成当初はBOHEMIANSというバンド名でしたが、メンバー交代を経つつ67年にBOHEMIAN VENDETTANDETTAと改名しました。チープなオルガン、ファズ・ギター、鼻にかかったヴォーカルが詰まったこれぞガレージ・サイケという作品。サイケな味付けがされているものの、メロディーはキャッチーだし、意外としっかりした演奏&ヴォーカルが他のガレージ・バンドとは違うものにしています。ゆるーい「(I Can't Get No) Satisfaction」のカヴァーだけは何とも言えない気持ちになりますが、サイケ・ファンは必聴です!
英国が誇るアート集団である彼らの記念すべきデビュー作。ザ・ビートルズの映画「マジカル・ミステリー・ツアー」で披露した「デス・キャブ・フォー・キューティ」をはじめ、さまざまな音楽性をダダイズム的な視点で咀嚼した英国らしさ溢れる作品。12頁の付属ブックレットも再現67年作。
紙ジャケット仕様、12頁の付属ブックレットも再現、ボーナス・トラック7曲、07年デジタル・リマスター、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
クリーム影響下のサンフランシスコ出身サイケ・トリオ、68年のスタジオ録音音源4曲に、69年のライヴ音源を収録した全8曲入り編集盤。モビー・グレープやサンズ・オブ・チャンプリン、クイックシルヴァー・メッセンジャー・サーヴィスといったバンドと、フィルモアなどで一緒に演奏してきたようです。レーベル・インフォではパワー・トリオということでしたが、そこまでヘヴィではなく、メロディーはキャッチー。ファズ・ギターたっぷりの「Wade In The Water」なども良いし、60年代末のサンフランシスコの空気をいっぱいに吸った王道シスコ・サイケ好バンドです。
ドイツのグループ、72年2nd。いかにも“クラウト・ロック”という雰囲気のサイケデリックで前衛的なサウンドですが、優美なフルートやパーカッションをフィーチャーしているためか、無機的な感じはなく音やアンサンブルに温かみがあるのが印象的。シンセもまた有機的な響きで、背後にクラシック音楽が霞むなど、豊かな音楽的素養を感じさせます。気難しさもなく、全体の印象はマジカルでポップ。素晴らしい作品です。音響エンジニアはThomas Kukuck。ちなみにタイトルにあるAldous Huxleyとは、DOORSの名前の由来となった「Doors of Perception」(邦題: 知覚の扉)の著者のこと。
72年にドイツVERTIGOからリリースされた傑作2nd『IMPRESSIONS ON READING ALDOUS HUXLEY』で知られるジャーマン・サイケ・グループ。Dicky Tarrach(ex.RATTLES)、Herb Geller(ex.CLIFFORD BROWN GROUP)といった多国籍なメンバー構成。本作は、70年にPOLYDORからリリースされた彼らのデビュー作。実験的でアヴァンギャルドな印象の強い2ndからも随所で垣間見ることのできる、彼らの非凡な「ポップ・センス」が全面に押し出されたサイケ・ポップ作。華やかなホーン・アレンジ、美しいハーモニー、奇跡的なメロディ、そしてジャーマンならではの悪戯っぽい実験/ユーモアと、凝った音響処理。時代的にはちょっと前後しますが、「英米のサイケ・ポップなんかに負けらんねえぞ」といった挑発的な姿勢が、サウンドにもジャケットにも顕れているような気がします。ジャーマン・サイケの印象を覆すとも言える、ハイクオリティなサイケ「ポップ」作。
ボーナス・トラック1曲、定価2381+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ジャーマン・アシッド・フォーク名盤として愛される71年1stで有名なグループ、母国の長寿音楽番組ROCKPALAST出演時の21年ライヴ・ステージ音源を収録した23年リリース作。オリジナル・メンバーのギタリストPeter Burschを中心に女性voを含む6人編成となっており、17年作と19年作からのナンバーをプレイしています。ダイナミックなリズム・セクションが導入され初期に比べ骨太なサウンドですが、トラッド由来の哀愁を帯びたフォーク・ロック曲「Elegy」では当時の面影が確かに感じられます。力強い女性ヴォーカル、芳醇なシンセやオルガン、ブルージーで泣きの入ったギターなど近年メンバーの活躍も素晴らしいですが、71年作で印象的だったBurschによるシタールが聴けるのも嬉しいところで、タブラと共にオリエンタルなエッセンスをもたらしていて特筆です。全体としてはパワフルな女性ヴォーカル・ロックですが、ライヴ映えするカッコ良さでいっぱいのナイス・パフォーマンスが楽しめる好作品!
オハイオを拠点に活動、黒人メンバーを1人含む5人組アシッド・ロック/ソフト・サイケ・バンドが、プライヴェート・プレスで残した72年の唯一作。オルガンとリリカルなフルートが彩るドリーミーな浮遊感が特徴的なアシッド・サイケ。ヴォーカルはソウル色がありつつも熱唱しないスウィートなスタイルで、ドリーミーなサウンドに絶妙にマッチします。サイケ然とした色彩感あるギターもかなりの腕前ですが、決して弾きまくりではなくオルガン&フルートのサポートをメインに、ここぞで熱いソロを聴かせるツボを心得たプレイが好印象。たった一枚で終わってしまったのが何とも惜しいと思わずにはいられない、独特の世界観を持ったアシッドなサウンドが魅力的な一枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なケースツメ跡あり
Greg LakeプロデュースでMANTICOREよりデビューしたハード・ロック・バンドSTRAY DOG。彼らの2nd『WHILE YOU'RE DOWN THERE』より加入したギタリストTimmy Dulaineが、60年代末に率いた米サイケ・ポップ・バンドの69年唯一作。アメリカのバンドですが、ビートルズやキンクスらを彷彿させるほのかな気品を漂わせつつもちょっぴり捻くれたポップ・サウンドを聴かせます。冒頭の「Yes」から『A Hard Day's Night』期ビートルズ風の甘酸っぱいメロディと溌溂とした演奏で駆け抜けるキャッチー過ぎる名曲でびっくり。全体としてはキンクスの捻くれ感とバッドフィンガーの哀愁を折衷したようなサウンドが中心で、気品ある管弦アレンジをバックに、甘いコーラスを伴った伸びやかなヴォーカルが歌う瀟洒にしてメロディアスなナンバーが並びます。バンジョーが彩るカントリー・タッチのナンバーを除けば、英バンドかと思ってしまうほど英国調の端正な味わいが印象的な作品です。
エレクトリック・フラッグ〜バンド・オブ・ジプシーズにてマイク・ブルームフィールドやジミヘンを支えた名ドラマーのソロ71年作。オープニングからファンキーなインスト。しっかりリズムを刻むタイトなドラムにグルーヴィーなベース&ホーン、後半は弾きまくるギターやオルガンのソロも加わり熱気ムンムン。オールマン・ブラザーズ「Midnight Rider」のグルーヴィーなカヴァーでのパワフルなドラム、ファンキーな曲からバラードまで各曲で光るソウルフルなヴォーカルも良く、BUDDY MILESの存在感が際立つ1枚です!
トルコ出身、74年作1st。丁寧に紡がれる美しいメロディ&木訥としたヴォーカル、穏やかなアコギ・アルペジオ、繊細なタッチのリリカルなピアノ、流麗なホーン・アレンジ。とにかく絶品。鳴らされるすべての音がリリシズムに包まれたサウンドは、素晴らしいの一言。最小限の音数ながら荘厳さに満ちたサウンドは、Nick Drakeの1stに通ずるものがあります。胸を打つ佳曲ぞろいの感動的な名作。非トラッドのリリカルな英フォークが好きな方は、マストです!
レーベル管理上、ジャケットに若干不良がある場合がございます。ご了承ください。
後にT2を結成するメンバー、Keith Cross、Peter Dunton、Bernard Jinksが在籍していたバンド。彼らのうちベースのJinksのみが参加している70年唯一作。この後ASGAERDで活動するRob Harrisonによるサイケの熱量とハード・ロック的切れ味を併せ持ったギター・ワークが大変素晴らしく、Keith Crossにも匹敵する才覚を炸裂させていて最大の聴き所。その縦横無尽なギターを支える、Jinksのグルーヴィなベース&元GUNのLouis Farrellによるソリッドなドラミングも、もちろん存在感抜群でカッコいいです。サイケからハード・ロックへと以降するいかにも60年代後半〜70年代前半のサウンドの聴かせる好盤!
ジャケ右上に「feat. members of T2&GUN」の表記あり、ピクチャーレーベル仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ミシガン州デトロイト出身の4人組サイケデリック・ロック・バンド。本作は、サイケ・ファンにはお馴染みの71年作「BUMP」の翌年に録音されながらも、お蔵入りとなって陽の目を見ることのなかった幻の2nd。痙攣的なファズと揺らめくオルガンを軸にしたドロ〜リとしたヘヴィ・サイケ曲と、凝ったスタジオ/音響実験も相まってますますヒネた感の強まったサイケ・ポップ曲という、1stの延長線上にあるヘヴィ&ポップな二面性を湛えた作風。楽曲アレンジのクオリティに関しては本作のほうが断然上ですし、ヴァイオリンや銅鑼、女性コーラスまで導入するなど、この2ndに賭けた気合いが充分に伝わってくる内容なのですが、1stが全然売れなくてお蔵入りになったとのこと。
米コネチカット州出身のサイケ・フォーク・トリオ、72年の唯一作。エド・サリヴァン・ショーで見たビートルズの姿に衝撃を受け音楽に没頭し始めたというストーリーの通り、初〜中期ビートルズ的なメロディを持つサイケ・テイスト薫るフォーク・ロックが中心となります。哀愁あるメロディ、線の細いジェントルなヴォーカルのほか、時折サイケデリックに弾きまくるギターにもどこか品があって、全体に英国のバンドのような陰影に彩られたサウンドが印象的です。一方で72年と言うリリース年を考慮してもなかなか懐かしい音となっており、リリースがあと5年早ければもっと注目されていただろうと思わせる一枚です。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ボーナス・トラック6曲、定価1800+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
C.O.Bは、インクレディブル・ストリング・バンドの1stに参加していたバンジョー奏者、クライヴ・パーマーがフェイマス・ジャグ・バンドを経て結成したバンド。本作は、71年発表の1stアルバム。トラッド、サイケがごちゃごちゃになったような虚ろなサウンドがたまらないアシッド・フォークの名作。
18年リマスタリング、定価1300+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
元INCREDIBLE STRING BANDのClive Palmer率いるグループが、72年にリリースした2ndアルバム。クラリネット、ヴァイオリン、シタール、タブラ、コンガ、ダルシマーなど多彩な楽器を用いた、色彩感に溢れつつも荘厳な響きを持つフォーク・スタイルは、紛れもなくISBを踏襲するもの。ただISB特有と言えるあの絶妙な脱力感は控えめで、基本的に芯のある力強いアンサンブルとヴォーカルを聴くことができるのが特徴です。民族楽器や古楽器が紡ぎ出す緊張感あるインスト・パートも聴きもので、THIRD EAR BANDにも通じる呪術性が感じられゾクゾクしてきます。ISBファンは勿論のこと、HEDGEHOG PIEあたりのトラッド・フォーク・ロック、前述のTHIRD EAR BANDやCOMUSのようなプログレッシヴな感性を持つバンドがお好みの方にも響くだろうサウンドです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
定価2427+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
2枚組、直輸入盤(解説帯付仕様)、デジタル・リマスター、定価記載無し
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
小さい折れあり
シュトックハウゼンに師事した現代音楽家や、プロのジャズ・ミュージシャンらによって68年に結成されたドイツのグループ、CAN。彫刻家としてドイツにやってきたアメリカの黒人、マルコム・ムーニーをヴォーカリストに迎えたこの1stは、まさに歴史的な衝撃作です。延々と繰り返されるドラムのビート、ノイズまがいのガレージ・サウンドをかき鳴らすギター、飛び跳ねるように蠢くベース……。そんな音楽家たちによる実験的極まりないアンサンブルに、アマチュア同然のムーニーのヴォーカルが見事に調和しているのだから驚き。ムーニーはこの1stの発売後、神経衰弱によって脱退してしまいますが、時にけだるげに囁き、時にパンクロックのように叫び散らす歌声は、後のヴォーカリスト・ダモ鈴木にも負けず劣らず多彩で個性的。それまでのどんな音楽の型にも収まらない、無機質かつ無国籍なサウンドは、約50年経った今でも未だに最先端と言えるでしょう。
紙ジャケット仕様、HQCD、定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケに小さい角潰れあり
「W. C. フィールズの文句を言い換えるなら、私たちは二度同じ風呂に入ったことがないんだ(ホルガー・シューカイ)」 ダモが抜けてもカンは飽くなき前進を続ける。カローリのヴァイオリンとリズミカルなヴォーカルのフレーズが印象的な冒頭の名曲「Dizzy Dizzy」を筆頭に、新たなスタートを切った1974年の傑作。リード・ヴォーカルはカローリとシュミットが代わる代わるつとめているが、専任のヴォーカリストを失ったことで、インストゥルメンタルの要素は必然的に増しており、後のシューカイのソロにつながるテープコラージュも頻繁に取り入れられている。シューカイとリーヴェツァイトの繰り出す拍動のようなリズムの上でカローリのギターが暴れる「Chain Reaction」から、静謐な中にも緊張感に満ちて謎めいた「Quantum Physics」への流れも素晴らしすぎる。英「The Wire」誌の企画「最も重要なレコード100枚」にも選出。
紙ジャケット仕様、Blu-spec CD、10年デジタル・リマスター、定価2381+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケに若干指紋汚れあり
カン史上、最もポップなメロディと痛快なユーモア精神に彩られた、ロックのステロタイプに限りなく接近しておきながら、スレスレのところで笑い飛ばしてしまう1975年の傑作アルバム。バンドが初めてマルチ・トラック録音を導入したという意味でも節目となったこの作品を受けて、英メロディ・メイカー誌はカンを「地球上で最も進んでいるロック・ユニット」と評した。これまでにない入念なミキシングのプロセスから生まれた巧緻なサウンド・プロダクションと突き抜けた軽快さを感じさせる楽曲の組み合わせが見事に作用している。アモン・デュール?のプロデューサーとして有名なサックス奏者、オラフ・キューブラーが、カンのアルバムでは初のゲスト・ミュージシャンとして参加。カンのディスコグラフィの中では過小評価されているが、聴かれずにいるのはあまりに勿体無い重要作である。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2310
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯中央部分に色褪せあり
最初期から1975年に至るまでの未発表音源をまとめたLP2枚組のコンピレーション。19曲77分という凄まじいヴォリュームで、もうひとつのベスト盤とも呼べる内容。カンにとっては一番60年代当時のビート・バンドに近い作風と言える名曲「Connection」、数十年後の音楽を先取りしていたとしか思えない異様に予見的な「Fall of Another Year」や「The Empress and the Ukraine King」、マルコム・ムーニーのポエトリー・リーディング調のヴォーカルが冴え渡「Mother Upduff」といった、初期のマテリアルだけでも十分に素晴らしいが、ダモ鈴木が日本の「公害の町」に嫌気がさして「ドイツに逃げよう」と英語まじりの日本語で歌う「Doko E(どこへ)」や、『フューチャー・デイズ』期のアンサンブルが秀逸な浮遊感溢れる「Gomorrha」、さらにはカンにおけるユーモアと演奏の自発性を最も良く表している「Ethnological Forgery Series (E.F.S.)」など、何もかもが魅力的である。
紙ジャケット仕様、UHQCD、定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
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