ユーロ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料
特殊缶ケース仕様、スリップケース付き
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スリップケースに目立つ傷み・経年変化あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干経年変化あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
Nico Di Palo等がNEW TROLLSから脱退して誕生した伊プログレ・グループ。ラスト・アルバムとなった75年作2nd。ブルージーなハード・ロックにイタリアらしい優美なメロディが重なった7つの小曲で構成されています。大作が無い分コンパクトな構成ですが、歌詞がイタリア語となり地中海情緒溢れるメロディが強化された分、イタリアン・ロック度はアップ。壮大なシンセサイザーとハードに絡み合うツイン・ギターがドラマティックなアンサンブルを奏でており、エモーショナルなハイ・トーン・ヴォーカルも際立った存在感を発揮してしています。プログレッシヴ・ロックとハード・ロックを折衷させた独自の個性は、前作同様発揮されており、聴き応え十分の1枚です。
マスター2009年、ボーナス・トラック1曲、定価1000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
スペインはバルセロナ出身のジャズ・ロック・グループ。76年作の2nd。1stよりヴォーカリストが脱退。本作以降はすべてインストゥルメンタル作品になります。Voが居なくなったせいか、サウンドは1stのテクニカルな部分を更に押し進めた硬派なテクニカル・ジャズ・ロック。スペインを代表する天才ギタリストMax Sunyerのギターは相変わらず冴え渡っていて、フラメンコや北アフリカ音楽のエッセンスを感じさせるアラビックでエキゾチックな旋律をゴリゴリとアグレッシヴに、なおかつ地中海フレイヴァーいっぱいに爽やかで流れるように弾き倒すフレージングはテクニック、センスともに抜群。そんなMaxのギターにユニゾンであわせるKey奏者、Josep Mas "Kitflus"も特筆で、彼らの高速ユニゾンと白熱したソロの応酬がバンドの最大の持ち味です。そんなマハビシュヌばりのキレ味抜群のテクニックに加え、シンフォニック&スペーシーなシンセによるプログレ・フレイヴァーや、たおやかさや清涼感やエキゾチズムなどの地中海フレイヴァーもあって、色彩豊かなサウンドは世界的にみても屈指のクオリティ。70年代半ばにバルセロナで興ったジャズ・ロック/アヴァン・ロックのムーヴメント『ライエターナ・ミュージック』を代表する作品で、スペインが世界に誇るジャズ/フュージョン・ロック傑作です。
スペイン出身のジャズ・ロック・グループ。77年作の3rd。前作で完成したテクニカル・ジャズ・ロックに暴力性を加えたヘヴィな演奏が印象的。高速フレーズを正確無比というよりゴリゴリとアグレッシヴに弾き倒すギターは存在感抜群。2ndとあわせて、スペイン・ジャズ・ロックの最高峰
スペイン出身のジャズ・ロック・グループ。78年作の5thアルバムにしてラスト・アルバム。開放感溢れるシンセ&ギター、ラテン的なリズム、アコースティック・ギターによるスパニッシュな味付けなど、今までの作品の中では最もスペインらしさを感じさせる作品。テクニックよりもアンサンブルを重視しているような印象です。テクニカルな演奏を楽しむなら2nd&3rd、洗練された演奏&アンサンブルを楽しむなら本作でしょう。
スペイン出身のジャズ・ロック・グループ。78年作の4th。マドリードでのライヴ一発録音。全曲スタジオ未収曲。前作のヘヴィネスは後退し、2ndに近い雰囲気の開放感溢れるテクニカル・ジャズ・ロック。それにしてもこのグループのテクニックは底無しです。超絶テクニックの応酬は、ライヴとはとても思えない大迫力!
アイスランド出身、伝説のハード・ロック・グループ。73年に自主制作され、アイスランドのみで発売された激レア盤。地下のカビ臭いスタジオが頭に浮かぶ、NWOBHMにつながるようなダークで疾走感溢れるハード・ロック。手数多くアグレッシヴに畳み掛けるドラム、エッジの立ったギター、搾り出すようなシャウト・ヴォーカルが炸裂!
旧ユーゴはセルビアにて76年に結成されたグループ。79年にPGP-RTBよりリリースされたデビュー作。ピンク・フロイド、ホークウィンド、カン、タンジェリン・ドリームあたりに影響を受けたようで、なるほどスペーシーで冥想的な音世界に尖ったビートと破天荒なヴォーカルを乗っけたサウンドはその通り。ホークウィンドばりのエッジの立ったリズム・ギターからカンのミヒャエル・カローリを彷彿させる緊張感いっぱいのリードまでギターはキレキレだし、突如ハイ・トーンで雄叫びを上げるヴォーカルも尋常ではないし、アヴァンギャルドなだけでなくクラシックの確かな素養も感じさせるし、このバンドはやばすぎます。これは名作でしょう!
SECONDHARVEST416(SECOND HARVEST)
デジパック仕様、ボーナス・トラックとして92年のアルバム「Inner Flow」より7曲と78年のライヴ音源1曲を収録
レーベル管理上、若干の角潰れがある場合がございます。ご了承いただけましたら幸いです。
旧ユーゴはセルビアのベオグラードで76年に結成されたグループ。80年作2nd。ピンク・フロイド、ホークウィンド、タンジェリン・ドリーム、カンなどに影響を受けた破天荒かつ瞑想的なサイケ/スペース・プログレだった1stを土台に、ノイ!〜ハルモニアを彷彿させる明るいトーンのキーボードをフィーチャーし、サウンドは開放的になった印象。かと思うと、ギターは1st同様にうつむき加減で鋭角なリズムを切り刻んでいて、これが相変わらずの格好良さ。旧ユーゴに、これほどまでにクラウト・ロック/サイケ〜スペース・ロックのファン悶絶必至のバンドが居たとは。このバンドはグレイトですよ〜。
SECONDHARVEST415(SECOND HARVEST)
デジパック仕様、ボーナス・トラックとして、78年のライヴ盤「Soft Explosion Live」全曲(7曲)収録
レーベル管理上、ジャケットの表面に若干コーティング不良がある場合がございます。ご了承いただければ幸いです。
サックス&フルート奏者在籍のジャーマン・ロック・バンド、71年の唯一作。手数多く走るドラムとよく動くベースによる安定感あるリズム隊を土台に、ブルージー&ハードで引きずるようなギター・リフ、淡くむせぶハモンド・オルガンを中心として、時に叙情的に、時に熱気ムンムンに畳み掛けるアンサンブルは、クレシダやスティル・ライフなどヴァーティゴ系のオルガン・ロックに通じる質感が印象的です。フルートやサックスがリード楽器としてフィーチャーされているのも特筆で、ジャズのエッセンスが感じられ、初期ソフト・マシーンやカーンのようなカンタベリーな味わいすら感じます。4曲の大曲主義で駆け抜ける構成も実に巧み。これはブリティッシュ・ロック・ファンにもたまらない名作です。
廃盤、デジパック仕様、直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
72年の傑作『YS』で知られる鬼才Gianni Leone率いるイタリアン・プログレ・グループ、23年スタジオ・アルバム!スペイシーで壮大でありながら不穏に揺らめくキーボード群が不安を掻き立てる冒頭のインストからして雰囲気抜群。やがて力強いリズムと共にキーボードの音塊が押し寄せ、伸びやかさの中に狂気を秘めた歌声が響くと、唯一無二のIBDBワールドが繰り広げられます。重くタイトなリズムの存在感もあって『YS』に比べどっしりとしたロック的聴き応えがありますが、暴走するオルガン、狂乱のシンセサイザー、格調高く舞うピアノ、そしてオペラ風のヴォイス・パフォーマンスも交えて歌うゾクゾクするようなヴォーカルと、半世紀を経てもGianni Leoneの才気は変わらず爆発していて圧巻です。この並ぶ者のいないクラシカルかつオカルティックな世界観は、まぎれもなく『YS』を創り上げた才能によるものだと実感する内容となっています。歪な芸術性に戦慄させられる、これぞIBDBな力作!
イタリアン・シンフォニック・ロックの傑作「YS」で有名な彼らが、前々年の70年に発表していた1stアルバム。ここで聴けるのは、ヘヴィなリフを前面に出したハード・ロックですが、演奏の安定感とセンスの良さ、メロディー・ラインの良さは、「YS」での才能の爆発を予感させるような出来栄え。何より素晴らしいのが5曲目「MEDITAZIONE」で、弦楽器を前面に出したクラシカルなアレンジと叙情的なメロディーがこの上なく素晴らしい名曲。アコースティカルでリリカルなパートから始まり、インド的で幻想的なパート、ヘヴィなインストパートへと次々になだれ込む最終曲は、「YS」で開花する彼らの構成力の高さが内包された名曲。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
直輸入盤(帯・解説付仕様)、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
74年より活動するも当時アルバムを残さなかったイタリアン・プログレ・バンド、05年再始動後の5作目となる23年作。NUOVA IDEAのギタリストRicky Belloni、QUELLA VECCHIA LOCANDAのヴァイオリン奏者Donald Lax、LE ORMEで知られるギタリストTolo Martonなど豪華ゲストが参加します。クラシカルで色彩豊かなキーボードと歌心いっぱいのギターを中心とするアンサンブルがダイナミックかつ優雅に織り上げる、これぞイタリアン・プログレと云わんばかりのシンフォニック・ロックが感動を呼び込みます。クラシカルなフレーズ満載の壮麗なオルガンと熱い叙情を帯びたギターの劇的な絡みをメインに、温かみある音色のシンセや凛としたピアノが彩りを加える、この聴き応えたっぷりのサウンドはLE ORMEファンなら堪らない内容でしょう。少しハスキーな哀愁のイタリア語ヴォーカルもナイスです。ギターがエッジの立ったプレイでリードするプログレ・ハードなナンバーも織り交ぜて起伏豊かに聴かせるアルバム構成がまた見事で、さすがベテラン・バンドの風格を帯びています。カケレコメンド!
定価2190+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリアン・プログレを代表するバンドの一つである彼らが、リリースから50周年となるデビュー作『LA BIBBIA』をリアレンジし再録した21年作。唯一のオリジナル・メンバーであるギタリストEnzo Vitaを中心とする5人編成で、現代的なサウンド・プロダクションを施し、オリジナル版と比べ重みとキレをグッと増したサウンドが押し寄せてきて素晴らしい。オリジナル版のいい意味で危なっかしくヒリヒリするようにスリリングな音像も堪りませんが、まるで別作品のように重厚かつ荘厳に生まれ変わった本バージョンが聖書をコンセプトにした作品としてよりしっくり来る感じもあります。これは見事なリメイク作品!
ボーナス・トラック3曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリアン・ハード・ロックグループとしてその歩みを始め、NEW TROLLSの名盤「Concerto Grosso N.I」のオーケストラ・アレンジで有名なLuis Enriquesz Bacalovの協力により名盤を生み出すこととなるプログレッシブ・ロックバンドの72年2nd。どうしてもシンフォニックな彩りに恵まれた3rdが注目されるため日陰の存在となりやすいキーボードレスのへヴィ・ロック時代の彼らの作品ですが、「ヘーゲル哲学」をテーマに掲げたコンセプト作である本作は前作と変わらずギター・アンサンブルを中心とした荒々しいハード・ロックが炸裂。しかし前作から楽曲のアレンジや、イタリア然としたボーカルのメロディー・メイクが向上しており、より音楽的にまとめられた良作となっています。
金属メダル付き紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
後にCELESTEを結成するマルチ・プレイヤーCiro Perrino(本作ではドラム/フルートを担当)と管楽器奏者Leonardo Lagorio、MUSEO ROSENBACHのギタリストとなるEnzo Merognoが在籍したイタリアン・プログレ・グループ。69〜71年にかけてレコーディングされた未発表音源が23年初リリース!同時期に制作された唯一作『Il Viaggio Senza Andata』収録曲に一切見劣りしない、エネルギッシュで緊張感みなぎるオルガン・ロックを聴くことができます。緩急自在でありつつもここぞでは粗野なグルーヴで突き進むリズム・セクション、フリーキーに吹き荒れるフルートやサックス、随所でギラリとエッジの立ったプレイを提供するギター。そして唯一作と同様にやはりハモンド・オルガンのプレイは圧巻の一言で、ジャズとクラシックを行き来するようなスタイルをロック的ダイナミズムで豪快に弾き飛ばすパフォーマンスは、THE NICEにおけるキース・エマーソンすら彷彿。一方先の読めないスリリングかつ混沌とした曲展開は、唯一作でも感じましたが、イタリアのバンドでありながらクラウト・ロックに通じていて興味深いです。26分に及ぶ大作もテンション高く聴かせきる、充実の内容を誇る音源集です!
後にCELESTEを結成するkey奏者Ciro Perrino(本作ではドラムやフルートを担当)と管楽器奏者Leonardo Lagorio、MUSEO ROSENBACHのギタリストとなるEnzo Merognoが在籍したイタリアン・プログレ・グループ、69〜71年にかけ制作、91年に初リリースされた唯一作。荘厳なクラシカル要素とインタープレイ風のジャズ的要素とが一体となって迫ってくる、70年前後らしい有無を言わせぬエネルギーと勢いに溢れたサウンドを繰り広げます。主役はFloriano Roggeroによるクラシカルにもジャジーにも変幻自在にスタイルを変えて弾きまくるハモンド・オルガン。NEW TROLLSのバージョンも知られるムソルグスキー「禿山の一夜」でのクラシカルでありつつ攻撃性も備えたプレイ、リズム隊が刻む粗野なビートのうえをスリリングに駆けるジャジーなプレイと、両ジャンルへの高い素養を感じさせるオルガンワークを披露していて見事です。渋みのあるサックス、激しくもリリカルにも表情豊かなフルートもいい仕事をします。CELESTEへと繋がるものはまだ感じませんが、エッジの立ったギターとオルガンがユニゾンで疾走する場面は少しMUSEOを思わせて興味深いところ。同国の他グループよりは、VERTIGOなどの英アンダーグラウンド・ロック、またはクラウト・ロック勢にも近い質感を持った一枚です。
ジェノヴァ出身、キーボード奏者を中心に、なんとあのMUSEO ROSENBACHのヴォーカルStefano Galifiも参加して06年に結成されたグループ。2010年作。ムゼオ・ローゼンバッハ『ツァラトゥストラ組曲』のラスト曲よりグループ名を取ったとおり、どこまでも70年代プログレの遺伝子に埋まったKey奏者を中心とするヴィンテージなヘヴィ・シンフォが特徴。空間を時に荘厳に時に柔らかく包み込むメロトロン、瑞々しくリリカルなピアノ、時にクラシカル、時にアグレッシヴに畳みかけるハモンドなど、とにかくキーボードが躍動。中域寄りのマイルドかつヘヴィなトーンのメロウなギターも印象的です。そして、なんといってもStefano Galifiのヴォーカル!堂々としたエモーショナルな歌唱が胸をグワンと鷲づかみにします。ダークさや荘厳さとクラシカルな格調高さや優美さが同居したサウンドは、これぞイタリアン・ロック。必聴です!
ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリアを代表するプログレッシブ・ロックバンドFORMULA TREのAlberto RadiusとGabriele Lorenziを中心に、現在もシーンで活躍するスタジオ・ミュージシャンを加え結成されたグループの74年デビュー作。その内容は、イタリア叙情を感じさせる絶品なメロディーを持ちながらもツイン・ギター、ツイン・キーボード編成で迫るテクニカルなプログレッシブ・ロックであり、荒々しいヘヴィー・プログレッシブな音像と、ジャズ・フュージョンの滑らかなサウンド、そしてイタリア然としたフォークタッチを絶妙なバランスでブレンドした名盤です。イタリアン・ロックのボーカル曲としても、プログレッシブ・ロックとしても一級品の傑作。
廃盤、紙ジャケット仕様、K2 24bitマスタリング、定価2000+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
解説に小さい折れあり
イタリアを代表するプログレッシブ・ロックバンドFORMULA TREのAlberto RadiusとGabriele Lorenziを中心に、現在もシーンで活躍するスタジオ・ミュージシャンを加え結成されたグループの75年2nd。デビュー作がボーカルのメロディーを大切にしながらテクニカルなアンサンブルで聴かせる作風であったのに対して、本作ではインスト・セクションの充実が図られており、フォーク、ジャズ・ロック、フュージョン、シンフォニック、ロックが混在した彼ら独自のスリリングなアンサンブルを提示。もちろん叙情性に富んだボーカルも健在の傑作となっています。
ブルージャケ
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
ハンガリー・プログレを代表する名バンドEASTのキーボーディスト/ドラマー/ヴォーカリストらを中心に結成されたシンフォ・グループ、22年デビュー作!ギターが担うハードなエッジ感、キーボードがもたらすフュージョン的滑らかさが絶妙に溶け込んだ、ドラマティックでスケール大きなシンフォニック・ロックを展開。スペイシーなシンセサイザーも散りばめられたそのサウンドは、往年のEASTを開放的にしたような印象を受けます。一方でEASTの魅力だった翳りを帯びたナイーヴな質感はやや後退していますが、随所で美しく鳴らされる叙情的なピアノや切々と歌うハンガリー語ヴォーカルがもたらす繊細な演出力が見事で、「静」と「動」のダイナミズムいっぱいに描き出されるサウンドの完成度はEASTの諸作にも引けを取っていません。DISC2はライヴ音源となっておりEASTの楽曲も含むセットリストを情熱的なパフォーマンスで聴かせており感動的です。EASTファンに注目していただきたいのは勿論、すべてのハンガリー・プログレ好きに響くだろう素晴らしい内容です!
ギリシャのサイケ/プログレ・バンドによる75年作。鼓笛風のリズム隊に、どうにも野暮ったいリズムギターと叙情ほとばしる泣きのエレキギター、ひなびたオルガン、そして哀愁たっぷりのギリシャ語ヴォーカル!どこか昭和な香りすら感じ取れるコテコテのサイケ・ロックに冒頭からやられます。トルコのHARDALを思い出させる強烈な哀愁が見事。と思ったら2曲目はシリアスでドラマチックな聴き応えあるオルガン・ロックで、これはなかなかのカッコよさ。以降も結構ソリッドな音をやっていて、1曲目の印象からはやや離れたサイケ・ハードを展開。1曲目とそれ以降の落差に驚きますが、とめどない哀愁を滲ませながら突き進むサイケ・ロックは、ユーロ/辺境ファンにはたまらないサウンドのはず。傑作!
RUJAと並んでエストニア・プログレの代表格と言えるバンド、83年の1stアルバム。息をのむほどにデリケートで透明感に満たされたサウンドによって紡がれる、民族色も織り込んだシンフォニック・ロックはもう絶品の一言。独特の間を感じさせる不思議な聴き心地のリズムに、淡い色彩を広げるシンセやハモンド、神秘的に囁き合うフルート&リコーダー、そしてシャープなトーンでメロディアスに旋律を描くギター。異世界の情景を描写するかのような静謐で美しく仄かにスペイシーな音像は、北欧プログレと東欧プログレ両方の味わいを備えていると言えます。そんなうっとりするようなパートから一転、フュージョン・タッチのシャープで音数の多い技巧派アンサンブルになだれ込む展開も見事すぎます。東欧シーンに留まらず、ユーロ・プログレという枠の中でも上位に位置するであろう大傑作です。
【カケレコ国内盤(直輸入盤帯・解説付仕様)】デジパック仕様、2枚組、Disc2には79〜83年に録音された未発表音源7曲(3曲はライヴ音源)を収録、デジタル・リマスター、定価3190+税
デジパック仕様(ブックレット付仕様)、19年リイシュー、デジタル・リマスター、79年〜83年の未発表音源およそ40分を収録した2枚組!
レーベル管理上、デジパック側面部に若干折れ線がある場合がございます。ご了承ください。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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バンコのギタリストRodolfo Malteseを中心とする地中海ロック/プログレ・グループ。99年の3rd。Francesco Di Giacomo、Vittorio Nocenzi、Mauro Paganiなどがゲスト参加。
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2730
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
「オーストリアのGENESIS」と云われたシンフォ・グループKYRIE ELEISONのキーボーディストGerald KramplとベーシストNorbert Morinが結成したグループの84年1stアルバム。GENESIS憧憬を帯びたサウンドを鳴らしている点はKYRIE ELEISONに通じますが、甘いシンセのトーンや電子ドラムの使用に84年という時期が反映されており、IQやPENDRAGONら同時期の英ポンプ/ネオ・プログレに近い質感のメロディアス・プログレとなっています。Phil Collinsばりのタム回しで派手に打ち鳴らす電子ドラムに乗って、華やかな音色のシンセとギターがファンタジックに交歓し、少しPeter Gabrielに似たヴォーカルが伸びやかに歌う、爽やかに駆け抜けるサウンドがとても心地いいです。KYRIE ELEISON時代からの特色だった、クラシカルなピアノを印象的に聴かせる叙情ナンバーも素晴らしい。もしこれが英国のバンドによる作品なら、ネオ・プログレの名盤として語り継がれていたであろう完成度です。GENESISファンは勿論、MARILLION、IQ、PENDRAGONファンにも聴いて欲しい名品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
70年代初頭にジャーマン・ブルース・ハード・バンドFRUMPYで強靭なヴォーカルを聴かせた女性シンガー、ソロ名義では3作目となる79年作。腰の入ったグルーヴィなリズム、ご機嫌に跳ねるピアノ、スワンプ風味のコクのあるカッティング・ギターらによるアメリカナイズされたカントリー・ロック調の演奏に、ソウルやブルースを咀嚼した存在感抜群のヴォーカルが映えに映えます。セクシーでソウルフルなヴォーカルがカッコよすぎる「Love Potion Number 9」、ハスキーな歌声がスティングばりにハマる「Roxanne」、ここぞとばかりの強靭なシャウト・ヴォーカルに圧倒されるHeartbreakersの「Breakdown」とカバーも絶品の出来栄え。ドイツ最高峰の女性シンガーの実力をたっぷりと味わわせてくれる逸品です!
初CD化、紙ジャケット仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
70年デビュー、当時は名ギタリストTerje Rypdalの奥方でもあった女性シンガーの74年作。夫Terjeが6曲目と10曲目でギター/シンセをプレイしています。1曲目はシューベルトの「Die Forelle(鱒)」をソフト・ロック調に仕立てた一曲で、童謡を歌い聞かせるような彼女のヴォーカルが何ともハートフル。ハープシコードや流麗なストリングスをフィーチャーして聴かせる煌びやかな演奏も素敵で、米英で60年代末に隆盛を誇ったソフト・ロック/サイケ・ポップ的サウンドを約5年差で受け継いだような印象を受けます。その後もウキウキするような完成度の高いソフト・ロックが目白押しで、ノルウェー語の異国的な響きも相まってFrance Gallあたりのフレンチ・ポップ好きにもオススメできそうなサウンド。そんな中で異色なのがTerjeが参加したナンバーで、その2曲のみ英語タイトルで彼女も英語で歌唱します。6曲目は前曲から一瞬にして空気が変わり、しっとりしたジャジーなヴォーカル・ナンバーが流れてきてびっくり。ピアノとシンセが織りなす幻想的な演奏にIngerの僅かに掠れた哀愁漂う歌声が重なり、北欧然としたロマンティックな音世界が広がる名品です。10曲目はTerjeのギターが本領発揮するジャズ・ロック・チューンで、Ingerの洒脱で影のある歌唱も素晴らしい1曲。何より全編スリリングに弾きまくるTerjeのギターのなんとカッコいい事。全体としてはソフト・ロック・ファンやフレンチ・ポップ・ファンに響きそうな作品ですが、ジャジーな洗練味も隠し持った懐の深い逸品となっています。
70年にデビューしたノルウェーの女性シンガーで、あの鬼才ギタリストTerje Rypdalの奥方でもあった彼女の80年作。Paul Westwood(b)/Bob Sydor(sax)/Charlie Morgan(dr)/Nico Ramsden(g)ら英ジャズ/ロックのいぶし銀メンバーが脇を固めた、ディスコ・ファンク・アルバムとなっています。名手たちによるタイトかつ跳ね感満点の職人的アンサンブル、ロマンティックなストリングス・アレンジ、そして姉御タイプの気風の良さに微かな哀愁が漂う彼女の英語ヴォーカル。それらが組み合わさって最高に心地よいディスコ・ファンクを作り上げています。同時期の英米のディスコ・ファンクと比較しても何ら見劣りしない内容の好盤です。
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ドイツとスイスとの国境近くにあるフランス東部にある町モンベリアルにて1970年に結成されたグループ。72年の唯一作。ビートルズなど英ビート・ポップのほか、米西海岸のサイケデリック・ロック・ムーヴメントや、バッハ/ベートーヴェン/ドビュッシーなどクラシックの影響の元でサウンドが練られたようで、なるほど、シド・バレット期のピンク・フロイドをアンニュイにして、バロック調のオルガンを入れ、英アンダーグラウンド・サイケのジュライのようなローファイ感もまぶしたような、そんな印象派サイケ・ポップと言えるような、もやに包まれたサウンドが印象的です。ファルセットを中心としたナイーヴなフランス語によるヴォーカルと幻想性たっぷりな多声コーラスも素晴らしい。ベースがゴリゴリと走るハードな曲は、英クレシダやグレイシャスあたりも頭に浮かびます。フランスの片田舎らしい、神聖ローマ帝国の伯領時代の面影が残るような、気品と優美さに包まれた愛らしい名品です。
デンマーク出身のキーボード・プログレ・バンド、74年のデビュー作。明るく華やかなトーンで広がるハモンド・オルガンとクラシカルなリードを奏でるムーグ・シンセを中心に、粒立ちの良いトーンの明瞭でメロディアスなギター、高音が際立ったゴリゴリとしたトーンでアグレッシヴにランニングするベースがめくるめく心躍るサウンドが印象的。ジェントルなヴォーカル、気品のある美しいメロディもグッときます。エドヴァルド・グリーグによる組曲「ペール・ギュント」をモチーフにした15分を超える大曲も聴きどころ。オランダのトレースやチェコのコレギウム・ムジカムあたりが好きなら間違いなく気にいるでしょう。クラシカルなキーボード・プログレの名作です。
デンマーク出身のキーボード・プログレ・バンド、77年作の2nd。デビュー作からキーボード奏者2人が代わり、新たなツイン・キーボード編成で録音されています。サウンドの印象は、グリーンスレイドとオランダのトレースを足して2で割り、EL&Pのエッセンスをスパイスで加えたような感じ!?キース・エマーソンを彷彿させるスペーシーかつ攻撃的なフレーズあり、天へと真っ直ぐに登っていくようなクラシカルなフレーズあり、温かでファンタスティックなトーンのフォーキーなフレーズあり、ムーグやハモンドがこれでもかと躍動する、キーボード・プログレのファン歓喜の音が溢れています。引き締まったタイトなリズムから、R&Bなグルーヴで躍動するリズムまで、リズム・セクションの充実も特筆。ここぞでは、エレキ・ギターや激しいフルートをフィーチャーするなど、プログレッシヴなアレンジも見事です。ほぼインストながら、デンマークらしい朗らかなメロディ・ラインが散りばめられていて、最後まで一気に聴き通すことができます。デビュー作と並び、トレースやチェコのコレギウム・ムジカムなど、クラシカルなキーボード・プログレのファンは必聴でしょう。愛すべき逸品です。
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郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
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3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。