女性ヴォーカルのイタリアン・フォーク・ロック・グループ、89年作の2nd。ヴァイオリン奏者やマンドリン奏者を含む8人編成。神秘的なアコギ・アルペジオ、そして透明感の中に叙情美が滲むヴァイオリンやマンドリン。流麗なフォークが土台ですが、ハイ・ハットをスピーディーに刻む手数多くシャープなドラム、エッジの立ったエレクトリック・ギター、清涼感あるトーンのシンセなど、プログレッシヴ・ロック的なエッセンスを加えているのが個性的。女性ヴォーカルの透き通るような歌声は絶品の一言。アルバムのどこを切り取っても涼やかで詩情溢れるプログレッシヴ・フォークの逸品です。
DARRYL WAY/CONCERTO FOR ELECTRIC VIOLIN
カーヴド・エア時代の盟友Francis Monkmanを迎えて制作された1stソロ、78年リリース
990円(税込1,089円)
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爽やかなイタリアの風のようで心地よいです(7 拍手)
アズマ・シローさん レビューをすべて見る
二人のマンドリンをリード役にヴァイオリンが絡んでフォークとロックが優雅に融合、イタリアの爽やかな風を感じるサウンドです。マリア嬢のイタリア語で歌う可憐な歌声もサウンドそのままをイメージし相乗効果で更に抒情さを増し極上の心地よい一枚です。
音楽のおもちゃ箱(1 拍手)
EGACHANさん レビューをすべて見る
イタリア語の女声ボーカルで、一応フォークロックの範疇ですが、とっても、多彩な音楽性。曲によっては、テクニカルなリズムセクションに、カッコ良いギターソロ、また、美しいバイオリンの音が入ったりして、しっとり聴かせる曲も。一曲一曲、メロディが印象的で、とっても楽しめます。個人的には、ラストナンバーが、おもちゃ箱をひっくり返したみたいで、大好きです。