WIS1027(WORLD IN SOUND) 【2005年発売CD】
廃盤、特殊ペーパーケース仕様、ボーナス・トラック4曲。
みなさん『イージーライダー』好きですか?中南米版の『イージーライダー』があったとしたら、本家でTHE BAND「The Weight」が流れる荒野のシーンで流してほしい曲。
ペルーの5人組サイケ・バンド、71年傑作2nd。時にシリアス、時に夢幻的なサウンドを奏でる圧倒的な表現力のオルガンを軸に据えた、南米サイケ屈指の傑作。英国からの影響を多分に感じさせる虚ろげなブルース・サイケ・ハードM1、哀しく不穏な調べの単音ギターリフと神妙なコーラス、そしてシリアスなチャーチ調オルガンが彼岸へと導くM2、英語詞の名サイケ・ポップ曲M4等、曲の良さ、凝ったミキシングともにメジャー級の完成度です。パーカッションやカッティングで垣間見えるファンキーなエッセンスも絶妙なさじ加減。全サイケ・ファンに自信を持って推薦します。
BACK ALLEY CHOIR/BACK ALLEY CHOIR
こ、これは、英フォーク幻の名盤!72年にYORKから500枚のみで限定プレス・リリースされた唯一作!
2,190円(税込2,409円)
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ペルー人は仕事のかかりが遅い(2 拍手)
ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
白黒ジャケのに比べるとヘナヘナした曲がなくなって重みが増したせいで、やたら鈍重な部分が目立っており、それこそ日中もたもたしているくせに定時が近付くとわざとらしく忙しいふりをして残業を要求するというペルーの奴等そのものな音に仕上がっており、そういうお国柄なのだなと納得してしまう。オルガンが穏やかで聴きやすいが気の短い人には向かない。