BEEF#001(BEEF) 【2003年発売CD】
デジパック仕様。
GENTLE GIANTのような屈折したサウンドを軸に、YESやGENESIS、EL&Pなど英国プログレからの影響を米国ならではのポップ志向で調理した米国シンフォの隠れた名品!
Mike KonopkaとTom Orsiを中心に結成された米テクニカル・シンフォニック・ロックバンドの77年作。基本はGENTLE GIANTのような屈折したサウンドに位置づけられますが、YESやGENESIS、EL&Pなど英国勢からの影響を独自に落とし込み、アメリカならではのポップな志向も見られるメロディーでデコレーションしたような、絶妙なバランスを誇っています。バンドの質感から言えばオーソドックスなアメリカン・ロックになる所をシンフォニック・ロックに向かわせているのはキーボードの各種クラシカルなサウンドと管弦楽器、そして前述多難な展開を見せるGENTLE GIANTのような偏屈さであり、大御所からの影響をストレートに反映させたサウンドと言えるでしょう。
ハンガリーが誇るシンフォ・グループ、94年作、「ELPフォロワー数あれど、これ程までにエマーソンのプレイに肉薄したグループがかつて存在しただろうか?」(帯より)
830円(税込913円)
レビューは登録ユーザーのみ記入できます。
まだレビューはありません。