アルゼンチンのヴァイオリニスト。73年作の1stソロ。ギターにはClaudio Gabisが参加。前衛的なタッチのフリーフォームなヴァイオリンと炸裂するブルース・ギターがスリリングなバトルを繰り広げるサイケデリック・ロック。全体的なサウンドは混沌としてるんですが、各フレーズはささくれ立っていて、かなりテンション高いです。一言でいうと「狂気」。
HUMBLE PIE/ROCKIN' THE FILLMORE
71年リリースのライヴ・アルバム、ドクター・ジョン「I Walk On Gilded Splinters」の23分を超えるカバーは圧巻!
440円(税込484円)
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GONGにも参加したヴァイオリニストのソロ作(3 拍手)
0321PROGさん レビューをすべて見る
73年作
EMI Argentinaからドサッとリリースされたプログレ再発の1枚。
マニアックながらプログレとの接点が多いヴァイオリニストの
ソロ作品。
内容は当時の時代性に反映されたサイケデリック/ブルースロック
を基調に、JORGE PINCHENVSKYのヴァイオリンが縦横無尽に駆け抜
ける作品。かなりテンションが高く、弾き倒し系ヴァイオリンロッ
クが好きな方は注目する価値があると思います。
サイケデリックな雰囲気の中でヴァイオリンが弾き倒し系の演奏を
しているというのは、よくよく考えると結構珍しいようにも思いま
すね。
JORGE PINCHENVSKYはアルゼンチンでこのアルバムをドロップした
後、Clearlightのコンサートに参加するなどし、プログレファンに
一番知られているであろうGONGの「Shamal」に参加、知る人ぞ知る
音楽家としての地位を築いていきます。