VM060(VINYL MAGIC) 【96年発売CD】
ボーナス・トラック1曲。
ハードロック寄りの名盤「UT」に続く、重厚なプログレッシヴ・ロック志向の傑作、73年作
イタリアを代表するプログレッシブロックバンドの73年の作品。名盤「UT」を作り上げた後、音楽性の相違を理由にNico De Paloらが新バンドIBISを結成。Vittrio De Scaltiはラインナップを一新しN.T. ATOMIC SYSTEM名義で本作6thを発表するわけですが、その内容はお家騒動の影響など皆無のごとき素晴らしい作品であり、「UT」と人気を分ける名盤となっています。イントロからエンディングまで各種キーボードサウンドが目白押しであり、彼らのディスコグラフィー中、最もイタリアンシンフォニックロックとしての旨みに溢れた名盤としてファンに支持され続けている作品。前作の「UT」がNico De Paloのハードロックカラーが目立つ、Vittrio De Scaltiの影の薄い作品であったのに対し、この作品はキーボード主体のクラシカルな音楽性が前面に押し出された、Vittrio De Scaltiの本領が存分に発揮された傑作となっており、重厚なバンドアンサンブルと巧みな変拍子の上で、彩り豊かな各種キーボードとVittrio De Scaltiの図太い哀愁のボーカルが響く様は、圧巻の一言。
アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。
1. La Nuova Predica Di Padre O'Brian |
2. Ho Visto Poi |
3. Tornare A Credere |
4. Una Notte Sul Monte Calvo |
5. Ibernazione |
6. Quando L'Ebra Vestiva La Terra |
7. Butterfly |
唯一のジャズ・ロック期NEW TROLLS、74年リリース
イタリアン・ヘヴィ・シンフォ、73年発表の唯一作、多彩なキーボードが躍動する変幻自在の曲展開が魅力
76年発表、イタリアン・ロック随一のメロトロン名盤にして素朴な歌心にも溢れる珠玉のイタリアン・シンフォ
キーボードを主体とする叙情的なイタリアン・シンフォ好盤、76年作
「音楽歳時記」 第八十回 10月12日 たまごの日 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
【カケレコ中古棚探検隊】ヘヴィ・メタルの源流 in イタリア!? ニュー・トロルス『UT』
中古棚にひっそり佇んでいる「これは!」という一枚を見つけ出して聴き所をご紹介します!
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第13回:NEW TROLLS『CONCERTO GROSSO PER.1』
2021年にカケレコがお届けしている特別企画「BACK TO THE 1971」。 今から50年前の1971年に産み落とされた名盤を取り上げる特別企画「BACK TO THE 1971」。今回はクラシカル・ロックの金字塔、ニュー・トロルス『コンチェルト・グロッソ1』をピックアップ。
【カケレコ中古棚探検隊】1枚で2作品が楽しめる!お得な2in1CDを探索☆
今回は、カケレコ中古在庫の中からおすすめの2in1CDをセレクトしてみました。 気になるアーティストの入門にも是非どうぞ☆
有名所から知る人ぞ知るマイナーグループまで、世界各国のハード・ロック・テイストに溢れたプログレ作品を見てまいりたいと思います!
『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜「年の暮れにふさわしい壮大なクラシカル・ロック」〜
年の瀬にふさわしい、壮大でクラシカルなプログレの特集です。
【カケレコ中古棚探検隊】5枚組10枚組はあたりまえ!怒涛の《大箱》ボックス・セットをピックアップ♪
2枚組3枚組じゃ物足りない!5枚以上のボックス・セットをピックアップしました♪
【ユーロロック周遊日記】イタリアン・クラシカル・シンフォの金字塔NEW TROLLSの71年作3rd『CONCERTO GROSSO N.1』
一日一枚ユーロロックの名盤をピックアップしてご紹介する「ユーロロック周遊日記」。 本日は、今年『N.3』をリリースし来日公演も行ったイタリアン・プログレ・シーンの代表格NEW TROLLSによる71年作『CONCERTO GROSSO N.1』をピックアップいたしましょう。
芸術の秋!プログレの秋!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に軽微な色褪せあり、軽微なスレあり
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり
ジェノバ出身のグループは歌心が魅力ですね。このグループはその代表格。アルバムのフィナーレを飾るこの曲なんて、ヴォーカルの熱唱に導かれ、これでもかと畳み掛ける叙情展開に完全ノックアウト・・。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 小さいケースツメ跡あり
クラシカルで叙情的な作風でおなじみのNEW TROLLSが唯一ジャズ・ロックに接近した異色作!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干黄ばみあり
クラシカルで叙情的な作風でおなじみのNEW TROLLSが唯一ジャズ・ロックに接近した異色作!
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、若干ケースツメ跡あり、若干黄ばみあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
あまりに流麗かつ艶やかなクラシカル・ロックに感涙する前半、バンドのエネルギーがむき出しになったパワフルなハード・ロックに圧倒される後半。イタリアン・ロックの醍醐味が凝縮された大名盤!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 折れ、ホチキス跡あり
あまりに流麗かつ艶やかなクラシカル・ロックに感涙する前半、バンドのエネルギーがむき出しになったパワフルなハード・ロックに圧倒される後半。イタリアン・ロックの醍醐味が凝縮された大名盤!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
あまりに流麗かつ艶やかなクラシカル・ロックに感涙する前半、バンドのエネルギーがむき出しになったパワフルなハード・ロックに圧倒される後半。イタリアン・ロックの醍醐味が凝縮された大名盤!
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実はニコ・ディ・パーロとはケンカ別れではなかったと思っています(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
アナログ・シンセサイザーの音色が好きな人にとって、こたえられない重厚さです。加えてこの盤は、リズムがすごい。変拍子を簡単にこなすカンの良い人たちですし、ドラムズの音は重くて曲を盛り上げます。ところどころでインド人のサマスンディラン(すいません。この人の名前はうろ覚え。)のパーカッションが入ります。ユーライア・ヒープの「ルック・アット・ユアセルフ」みたいなリズムです。
さて、ビットリオ・スカルツィの業界リベンジ作という受け取り方が一般的です。なんせ、歌うのも彼、ギターも彼。アープも彼です。それにキーボードを厚くするため、鍵盤奏者を3人も配置するという念の入りようです。普通だったら重苦しくなります。たしかに重苦しいところはあります。でもスカルツィのメロディを書く才能は確かで、どの曲も印象的なフレーズを持っています。明るくて飽きません。
わたしはELPの音にただならぬライバル心を持っていた気がしてなりません。キース・エマーソンのクラシックの受け取り方って独特で、どこか土俗的なんです。3曲めの無理やりボレロ・リズムなんて対抗心ありありだと思うんです。さらに女声コーラスとサックスがR&Bのテイストを加えています。イタリアの音でありながら、とても開放的になれる名盤です。
NEW TROLLSの真骨頂(1 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
嬉しいメロトロンその他のキーボードを駆使して作り上げた「最高傑作」のひとつ。優雅で独特な“スカルティ節”が存分に発揮されている。スカルティはJETHRO TULLのイアン・アンダーソンに「イタリアのバンドでいちばん好きなのはNEW TROLLS」だと言われてわが意を得たりと喜んでいましたが、たしかにどこか同じ血が通っているような。
クラッシックな調べ(0 拍手)
レッドヒデさん レビューをすべて見る
アルバム「UT」発表後VITTORIO DE SCALZIを残しメンバー全員が脱退してしまい、本来ならばバンドにとっては危機的状態で解散も視野にいれなければならない状況で素晴らしい作品を残しました。
前作のロック色の強いギター作品は、影をひそめてクラッシック色が色濃く反映されています。
キーボード・フルートに導かれ哀愁あるイタリア語のヴォーカルは非常に聴きやすい作品となっています。