LICD900722O(LINE) 【89年発売CD】
クリムゾン『宮殿』と並ぶ強烈顔面ジャケですな。予測不可能の展開に目まぐるしい変拍子、偏屈なポップ・センス…。複雑怪奇な曲構成は迷路のようだけど、メロディは意外とオーソドックス!?英国屈指の技巧集団による衝撃のデビュー作。
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなアプローチ、そして高い演奏技術に定評があり、変拍子を含む複雑な構成の楽曲を軽々と弾きこなす超絶技巧グループです。『Gentle Giant』は1970年の記念すべきデビュー・アルバムであり、比較的とっつきやすい作品とされていますが、それはあくまで彼らのディスコグラフィーの中ではの話。デビュー・アルバムにしてすでに、後の彼らの個性となっていくポップなメロディーと複雑怪奇な楽曲構成は顔をのぞかせており、一度聴けばその完成度の高さに舌を巻くことでしょう。タフなリズム・セクションが跳躍するヘヴィー・プログレから、ヴァイオリンやチェロを迎え室内楽的に聴かせる牧歌的な楽曲まで様々なスタイルの音楽性を披露。マニアックな仕掛け、そしてそれに反するポップな全体像というミスマッチな個性は次作以降、より強固なものとなっていきます。プログレッシヴ・ロック前夜のサウンド・アイディアを放り込み独自の音楽性を提示した傑作です。
GENTLE GIANT/ACQUIRING THE TASTE
実験精神あふれる趣向を凝らしたアイデアの数々を技巧的なアンサンブルで描き出す、初期GGの持ち味が発揮された71年2nd
490円(税込539円)
5大プログレを凌駕する演奏テクニックと多彩なアイディア・作曲能力で人気を得た英プログレ・バンド、初期の代表作と云われる傑作4th!
1,390円(税込1,529円)
69年発表、ロック・シーンの流れを変えた歴史的デビュー作!
73年発表、ロックの歴史に燦然と輝く世紀の名盤!
72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!
溢れんばかりの英国叙情に満たされた73年リリースの5th、これぞ初期GENESISの魅力が凝縮された大名作!
ポール・ギャリコ「白雁」をモチーフにリリカルかつイマジネーション豊かに綴られる、一大コンセプト・アルバム傑作、75年発表
72年作5th、緊張感、幻想美、構築性、ダイナミズム、超絶技巧!これぞプログレと言うべき要素が詰まった超傑作!
72年発表4th、「Watchers Of The Skies」「Supper's Ready」などの代表曲を収録
次作「ジェラルドの汚れなき世界」とともにバンドの代表作として名高い71年作4th
フリップ、ウェットン、ブルーフォードの三人が尋常ならざる緊張感の中で生み出したクリムゾンを代表する傑作、74年作7th
カンタベリー・ロックの最重要作であるだけでなく、英国ジャズ・ロックの代表作とも言える70年作3rd!
ケヴィン・エアーズの呼びかけに応え、英米ロック界指折りの曲者たちが集結した74年の歴史的コンサートを収録
73年5th、70年代英国ロック屈指の名盤であり、それまでの彼らの集大成を最高の形で結実させた一枚!
ソフト・マシーン『Third』と共にカンタベリー・ロックの代表作と言える一枚、71年発表の大傑作3rd!
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
彼らの出世作と言える76年リリース4th、キャッチーでスリリングでスケール感溢れるサウンドはこれぞアメリカン・プログレ!
複雑に構成されたプログレッシヴな楽曲展開とキレのあるハード・ロック・サウンドを融合させた初期の傑作、76年作
イタリア、地中海/中近東的エキゾチズムと超絶ヴォーカルを擁する熱量ほとばしる演奏が融合した、まさしく唯一無二のジャズ・ロック、衝撃の73年作1st!
72年2nd、爆発的にエネルギッシュ!イタリアン・ロック必殺の傑作!
イタリアン・ヘヴィ・シンフォの大傑作、73年作
フレンチ・プログレを代表するグループ、前2作に比べキャッチーになった楽曲と緻密なバンド・アンサンブルで聴かせる77年作3rd、名盤!
ダモ鈴木のアナーキーなヴォーカルが炸裂する71年リリース3rd!
スペイン、アンダルシア・ロックの最高峰、とめどなく溢れだす哀愁、75年デビュー作!
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
Jan HammerやRick Lairdらマハヴィシュヌのメンバー参加の74年作、熱くスリリングな演奏が堪能できる傑作
COLUMN THE REFLECTION 第69回 ロックのヴォーカル・アンサンブルに驚かされた日々の想い出 〜 ヴォーカル・ハーモニー、コーラスの魅力 〜 不定期連載 ? 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「Column The Reflection」!今回は、ヴォーカル・ハーモニー、コーラスに注目して、有名アーティストからニッチなアーティストまで取り上げます。どうぞお楽しみくさだい☆
「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」 第四十七回 産業ロック(笑)。 文・市川哲史
音楽評論家/ライターの市川哲史氏によるコラム「どうしてプログレを好きになってしまったんだろう@カケハシ」。今回は80年代に残された、プログレ・バンドによる「産業ロック」作品について考察します!
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は、高度な音楽性と超絶技巧を有する孤高の英プログレ・グループGENTLE GIANTの後編をお届けいたします☆
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!3回にわたり5大プログレ・バンドをテーマにお送りしましたが、今回はその5大バンドも凌駕するほどの技巧派集団GENTLE GIANTを取り上げます!
<BACK TO THE 1971>第18回:71年7月に誕生した名盤たち!
今からちょうど50年前、1971年7月にはどんなロック名盤が誕生していたのでしょうか。主要な作品をご紹介!
ジェントル・ジャイアント『アクワイアリング・ザ・テイスト』から出発、リコーダーが活躍するプログレを探求!
GGの2ndアルバムを起点に、リコーダーが活躍しているプログレを探索します♪
GENTLE GIANT『IN A GLASS HOUSE』から出発、変拍子で疾走するGG彷彿の各国テクニカル・プログレを探求!
英国が誇る超絶技巧集団GENTLE GIANTを起点にして、変拍子たっぷりの各国テクニカル・プログレを探求!
中世音楽のエッセンスを取り込んだロマンあふれるプログレ作品をチェック!
1970年からちょうど50年!半世紀前にはどんな名盤が生まれていたのでしょうか?まずは英国からピックアップ。
「変拍子プログレ」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
心に染みる叙情もいいけれど、やっぱりプログレと言ったらテクニックでしょ!という貴方に、変態的な変拍子炸裂しまくりの名作達をご紹介いたします!
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ デジパック背、ブックレットに若干スレあり
ご存知英国が誇る超絶技巧プログレ・バンド。初期3作品『GENTLE GIANT』『ACQUIRING THE TASTE』『THREE FRIENDS』より、マルチ・トラックが現存する9曲に、1st製作時に録音された未発
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干折れあり
クリムゾン『宮殿』と並ぶ強烈顔面ジャケですな。予測不可能の展開に目まぐるしい変拍子、偏屈なポップ・センス…。複雑怪奇な曲構成は迷路のようだけど、メロディは意外とオーソドックス!?英国屈指の技巧集団による衝撃のデビュー作。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に色褪せあり、VERTIGO内袋無し
クリムゾン『宮殿』と並ぶ強烈顔面ジャケですな。予測不可能の展開に目まぐるしい変拍子、偏屈なポップ・センス…。複雑怪奇な曲構成は迷路のようだけど、メロディは意外とオーソドックス!?英国屈指の技巧集団による衝撃のデビュー作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
この複雑怪奇超絶技巧バンドの初期作もヴィスコンティーだったんですよね。バンドの奔放すぎるアイデア/演奏を彼がどうまとめ上げたのか気になります・・
UICY94273
廃盤希少、紙ジャケット仕様、SHM-CD、日本オリジナルアナログマスターを基にした2009年DSDリマスター音源、デジタル・リマスター、レーベルカード・内袋付仕様、定価2,667+税
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ レーベルカードに軽微な折れあり
印象的なロジャー・ディーン・ジャケとともに、初期GGの完成形として人気の高い名盤ですね♪ 前半でのGGらしい目眩がするほど緻密なアンサンブルも聴きものですが、リリカルすぎる逸曲「Think Of Me With Kindness」の叙情性もたまらないよなぁ。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
印象的なロジャー・ディーン・ジャケとともに、初期GGの完成形として人気の高い名盤ですね♪ 前半でのGGらしい目眩がするほど緻密なアンサンブルも聴きものですが、リリカルすぎる逸曲「Think Of Me With Kindness」の叙情性もたまらないよなぁ。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯中央部分に軽微な色褪せあり、紙ジャケにスレあり
印象的なロジャー・ディーン・ジャケとともに、初期GGの完成形として人気の高い名盤ですね♪ 前半でのGGらしい目眩がするほど緻密なアンサンブルも聴きものですが、リリカルすぎる逸曲「Think Of Me With Kindness」の叙情性もたまらないよなぁ。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 紙ジャケ側面部に色褪せあり
テクニカルな演奏、変拍子や複雑怪奇なアレンジを盛り込みつつ、どこか郷愁や英国的な叙情性も感じさせるドラマ性ある楽曲がいいですね。それぞれ別の道を歩んでゆく「3人の友だち」を描いたコンセプト作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スリップケースに若干スレ・若干圧痕あり
Derek Shulman、Ray Shulman、Phil Shulmanの三兄弟を中心とする、ブリティッシュ・プログレの代表的なグループのひとつ。ポップ・フィーリング、古楽の様式美を思わせるクラシカルなア
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モザイク、積み木のような彼らの特徴(3 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
70年代にわたしがジェントル・ジャイアントと出会った頃「英国最大の無名バンド」という言い方がされていました。アメリカやカナダ、イタリアで熱狂的に受け入れられている反面で、彼らは本国での人気のなさにずっと悩んでいた気がします。同じように中世音楽やファンタジーを曲に取り入れたグループにジェネシスがあります。ジェネシスが「英国の誇り」と持ち上げられ、国民的バンドとなっていくのと対照的でした。何故かを今考えてもよくわかりません。ジェネシスにあってジェントル・ジャイアントになかったものは、「エモーション」つまり激情ではないかと思います。GGの音楽はとても理知的であり、無条件に身を委ねるものではなかったからです。
さて、このファースト。彼らの諸作のうちで最もストレートと評されながら、モザイク、積み木のような彼らの特徴はすでに完成の域に達しています。中世音楽とアングラ・ハード、ジャズ、教会音楽のようなコーラスを軽々とひとつにまとめているように見えます。しかし、相当のデモ、試行錯誤がなければこれら奇怪な曲を演奏するのは無理でしょう。
役割分担としてはケリー・ミネアがサウンド・デザイン、肉体部分のコーラスとリズムがシャルマン兄弟、ハードな部分をゲイリー・グリーンのリーダーシップによっていると思われます。また彼らの特徴として曲のテーマに中世文学や現象学を持ってくるところがあり、これはシャルマン兄弟のアイデア。「優しい巨人」はラブレーのガルガンチュア物語に影響されていると推察できますので。