イタリアン・ロックの新鋭たちの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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FINISTERRE〜LA MASCHERA DI CERA〜HOSTSONATENの中心人物として続々と傑作をリリースし続ける90年代イタリアン・ロック・シーンを代表する奇才。2011年作ソロ。80年代的なチープなシンセ・サウンドやコーラスがかったリズム・ギターを素材にポスト・ロック的に再構築したようなクールなオープニング・ナンバー、その名も「1986」にびっくり。作品のインフォメーションを調べてみると、フランコ・バッティアートへのオマージュに溢れた作品のようで、なるほどと納得。ニューウェイブを独自に解釈したバッティアート・サウンドをさらにポスト・ロック的に解釈した、といったサウンドは、さすが奇才Zuffanti。繊細かつ格調高いピアノ、艶やかなトーンの叙情的なストリングスをフィーチャーしたリリカルなナンバーではHOSTSONATENを彷彿とさせるなど、聴き所満載で流れるように聴かせます。ジャケットは暗黒ですが、サウンドは、イタリアらしい歌心いっぱい。さすがの才能で唸らせる逸品。オススメです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
90年代以降のイタリアン・プログレ代表格FINISTERREのベーシストにして、LA MASCHERA DI CERA、HOSTSONATENなど現イタリアの重要グループを率いる才人、ソロとしては2014年『LA QUARTA VITTIMA』以来となる19年作。HOSETSONATENでプレイするドラマーも含む6人バンド編成で制作されていますが、70年代プログレの質感を重視した上記グループに対し、エレクトロニクスを大胆に導入した21世紀的なサウンドを展開。ただ無機的な印象は微塵もなく、柔らかに叙情を描くヴァイオリン、凛と格調高いピアノ、そしてイタリア語による歌心たっぷりのヴォーカルらの温かみに溢れた演奏と手を見事に取り合っているのがさすがのセンスです。アコースティック・ギターとヴォーカルをメインとする往年のカンタゥトーレ作品のような素朴なパートも随所に現れて、エレクトロニックなサウンドとの絶妙な対比を生み出します。イタリアン・ロック・ファンはもちろん、ポスト・ロック・ファンあたりにも響きそうな凝った音響づくりにも注目です。現イタリアきっての鬼才によるアーティスティックな側面が凝縮されたような一枚!
イタリアのキーボーディスト/コンポーザーGiancarlo Nicorelliを中心とするシンフォ・グループ、06年のデビュー作から18年を経てリリースされた24年作2nd。タイトルに冠されジャケットにも描かれている、中世イタリアの時代に建造された城塞Zumelle Castleをテーマにしたコンセプト・アルバムとなっています。オルガンを中心とする中世ロマンを湛えた素晴らしいキーボード・ワークと、クラシカルなヴァイオリンやフルートらが織りなすエレガントかつ哀愁を帯びたアンサンブルに聴き惚れていると、一転ギターと激しいヴォーカルが登場しアグレッシヴなヘヴィ・シンフォへとなだれ込む展開に思わず息をのみます。優雅さと攻撃性が入り乱れながら進行するダイナミズム抜群のサウンドが特徴的ですが、その両者をつなぐ「静」と「動」を自在に切り替えるオルガンのパフォーマンスがやはり出色。古くより西洋音楽の中心地として栄華を誇ったイタリアのグループとしての矜持を感じさせるような力作です。
97年のイタリア公演とフランス公演を収録したライヴ・アルバム。やはり、このグループは演奏レベル高いです。スタジオ作の精緻さはそのままに、ロック的ダイナミズムを増幅したアンサンブルは、ライヴとは思えない圧巻の完成度。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
17年にデビュー・アルバムをリリースした、イタリアはトスカーナ州出身の新鋭シンフォ・バンドによる23年2ndアルバム。GENESIS影響下の気品溢れるファンタスティックな演奏と、英語で歌われる清涼感ある美メロが素晴らしい絶品シンフォニック・ロックを鳴らします。トニー・バンクス彷彿の華麗なシンセ&オルガンをメインにピアノもセンス良く響かせるキーボードと、ハード・ロックの下地を感じさせる泣きの効いたギターが織りなすスケール大きく絶えず劇的に迫るアンサンブルはかなり感動的。そこに叙情的に歌い上げる実力派のヴォーカルが入り、さらにドラマチック度を押し上げます。このスケールの大きさやGENESISを受け継ぎつつキャッチーで洗練されたスタイルは、同郷イタリアのBAROCK PROJECTが近い印象です。BAROCK PROJECTやBIG BIG TRAINがお好きなら気に入っていただけるだろう快作!
IL BACIO DELLA MEDUSAのヴォーカリストを中心に、THE WATCHの元ベーシスト等で結成された70年代志向のイタリアン・ロック新鋭グループ。2016年デビュー作。荘厳にたなびくハモンド・オルガンやメロトロンのバッキング、高鳴るムーグのリード、時に陽光のような柔和さや時に格調高さを添えるアコースティック・ピアノやフルート。ヴィンテージなトーンのキーボードを軸に、ここぞではギターとリズム隊が重厚に鳴り響いてイタリアン・ロックらしい荘厳さを添えるサウンドが特徴です。イタリアらしいシアトリカルで情熱的なヴォーカルも印象的。70年代イタリアン・ロックのファンは要チェックの快作です。
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に色褪せあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリア、ヴィンテージなサイケ・ハード・バンドWICKED MINDでも活動するオルガン奏者Paolo "Apollo" Negriを擁する新鋭バンドによる22年デビュー作。冒頭から70年代初頭の香りがプンプンするオルガン独奏に期待が高まります。そのオルガンが不意に歪んだと思うと、リズムが食らいつき、ゴリゴリと疾走するDEEP PURPLE直系オルガン・ハードが飛び出して思わずガッツポーズ。パンクを歌っても様になりそうな、エネルギッシュだけどどこかやさぐれた英語ヴォーカルも堪りません。とにかくオルガンの良い音を聴かせてやる!と言わんばかりにオルガン・オリエンティッドな演奏が魅力で、シンセやメロトロンが鳴るパートもありますが、リフもソロもほぼヴィンテージ・トーンのオルガンによる独壇場。それに伴いギターはオルガンのサポートとしてほとんど終始バッキングに回っているのも面白い特徴でしょう。さながらジョン・ロードが暴君のごとく君臨するDEEP PURPLEと言ったところでしょうか。とりあえず、オルガン好きの方には絶対に聴いて欲しい作品です。
イタリアの新鋭シンフォニック・フォーク・グループによる22年作。瑞々しいアコースティック・ギターの調べをヴァイオリンやフルートがクラシカルに彩る美麗なアコースティック・アンサンブルに乗り、丹念に歌い上げる英語ヴォーカル。木漏れ日差す欧州の森の情景が浮かび上がってきて、一曲目から早くも感動してしまいます。ため息が出るほどメロディアスな旋律の美しさも特筆です。北欧トラッドあたりがお好きな方にもおすすめできる、柔らかな神秘性が心地よい名品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ブックレットに軽微なスレあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤に指紋汚れあり
紙ジャケット仕様、ブックレット付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
11年にデビューしたイタリアの新鋭テクニカル・シンフォ・バンド、3作目となる20年作。ギターを中心にハード・エッジな音も積極的に取り入れていた前作までと比べ、持ち前のテクニックは存分に披露しながらも、キーボードの比重が増してよりシンフォ然とした叙情的なサウンドが中心となっている印象です。ジャケットのイメージに違わぬスケール大きく幻想的な音世界を、ダイナミックな技巧派アンサンブルで描く快作!
多国籍シンフォ・プロジェクトSAMURAI OF PROGのイタリア人ベーシストMarco Bernardとフィンランド人ドラマーKimmo Porstiの2人、SOP作品でもお馴染みのスペイン人ギタリストRafael Pacha、そしてKAYAKの中心メンバーTon Scherpenzeelという4人が結成した新プロジェクトの2020年1st。たおやかな気品に包まれた中世エッセンスが豊かに香り立つシンフォニック・ロックが息をのむほどに素晴らしいです。陰影たっぷりのヴァイオリン、切ない旋律を奏でるフルートやリコーダー、哀愁のクラシック・ギターなどが織りなす奥ゆかしく幻想的な中世風サウンドと、色彩感あるエレキギターやキーボードが美しく調和するアンサンブルは驚くべき完成度で、共演歴があるとはいえこれが4人での最初の作品とはとても思えないほど。独特の哀感を湛えたイタリア語女性ヴォーカルも、作品世界にベスト・マッチの落ち着いた歌唱を響かせます。このサウンド、ENID、GRYPHONなどがお好きならきっと気に入るはず。傑作です。
紙ジャケット仕様、内袋付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
人気の多国籍シンフォ・グループSAMURAI OF PROGの中核を担う2人であるイタリア人ベーシストMarco Bernardとフィンランド人ドラマーKimmo Porsti、SOP作品でもお馴染みのスペイン人ギタリストRafael Pacha、伊プログレ・バンドMAD CRAYONのkey奏者Alessandro Di Benedettiという4人によるプロジェクト、2022年2ndアルバム。まるで1000年前のヨーロッパはたまた中央アジアにタイムスリップしたかのような中世エッセンス香り立つシンフォニック・ロックは、前作に増してスケール大きくイマジネーション豊かに広がってきてもう絶品です!優雅さと薫り高きエキゾチズムを纏ったヴァイオリンの調べと、緻密で気品ある音運びを聴かせるピアノによる舞曲のように軽やかなコンビネーションを背にして、フルートが涼やかに駆け抜け、ギターがメロディアスに旋律を紡ぐ、悠久のロマンが溢れんばかりの演奏を全編で堪能させてくれます。前作でも素晴らしかった厳かさと哀感を孕んで歌うイタリア語の女性ヴォーカルも相変わらずこの世界観にベストマッチです。前作同様、GRYPHONやMINIMUM VITAL、ENIDなどがお好きなプログレ・ファンなら、このサウンドはきっと気に入ってくれるはず。名品!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
FINISTERREやLA MASCHERA DI CERAの中心人物Fabio Zuffantiによるプロジェクト・グループ。08年作。「四季」を表現したコンセプト・アルバムで、メロトロンやキーボードをフィーチャーした壮大なシンフォニック・ロックに仕上がっています。ファンタスティックなパート、静謐なパート、ダークで荒涼としたパートなど、イメージ喚起力のある雄弁なアンサンブルが次々と溢れてきます。アコースティックな「静」とヘヴィな「動」との対比も鮮やか。70年代イタリアン・プログレ直系のサウンド・プロダクションもたいへん素晴らしい。オール・インスト。シンフォニック・ロックの名作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
近年常にその動向が注目されるイタリアのシンフォニック・ロック・プロジェクト、HOSTSONATENの12年作。あまりに流麗な弦楽、繊細に奏でられるクラシカルなピアノ、きらめくような音色のアコギらが織りなす柔らかな美感に満ちたアンサンブルと、分厚いシンセを纏って力強く歩むアンサンブルとが入れ替わり立ち替わり現れ、雄大なストーリーを築き上げる圧巻のシンフォニック・ロック。熱い叙情が込められた渾身のギターソロや、汲めども尽きぬ泉のように湧きあがるメロトロンがアンサンブルを劇的に彩り、聴き手を感動へと導きます。曲展開に合わせて入れ替わるヴォーカルもそれぞれの個性を存分に発揮しており、全体を通してドラマティックな起伏に満ちたストーリーを紡ぐ効果を担っています。イタリアらしい零れ落ちるような叙情と情熱を帯びて躍動するアンサンブルがあまりにも素晴らしい、傑作シンフォニック・ロックです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
内袋に軽微なスレあり
イタリアン・ロック界の奇才Fabio Zuffantiが率いるシンフォ・プロジェクト・バンド。本作は、12年に発表された『RIME OF THE ANCIENT MARINER』を、役者とダンサーが歌い、踊り、演じる、舞台の映像と音源を収録したもの。バンドも舞台上で演奏しており、音源だけでも十分にドラマティックだった本作が、舞台上で繰り広げられる役者の演技によって、その深く壮大な世界観をさらに味わえるようになっています。CDのほうは、バンドのライヴアルバムという聴き方をしてもやはり素晴らしい完成度。オリジナルの12年作には未収録だったパートも追加されており、聴き所となっています。仕掛け人であるこのFabio Zuffantiという方の多才ぶり、やはり半端ではありません。彼の一ミュージシャンに留まらない溢れんばかりの創造性を堪能したいという方には、是非ご覧いただきたい作品です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤に小さい汚れあり
FINISTERRE PROJECTからHOSTSONATENと改名してリリースされた実質2nd。98年作。FINISTERRE PROJECTに比べるとディストーション・ギターが入っていますが、全体的にはハードな印象はなく、端正で叙情的な雰囲気はそのまま。ジャケットのイメージ通りの、格調高くもファンタスティックな叙情派シンフォの逸品。相変わらずメロトロンもフィーチャーされています。
紙ジャケット仕様、直輸入盤(帯・解説付仕様)、10年版デジタル・リマスター、ボーナス・トラック1曲、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤に研磨跡あり
72年の唯一作『Dedicato A Giovanna G.(ジョバンナに捧ぐ)』がイタリアン・キーボード・シンフォの名作として高い人気を誇る、HUNKA MUNKAことキーボーディスト/ヴォーカリストRoberto Carlotto。彼がなんと49年ぶりにHUNKA MUNKA名義でリリースした21年2ndアルバム!ポップな歌もの+壮大なキーボード・サウンドという作風だった1stでしたが、本作ではハードなエッジ感を持つアグレッシヴなキーボード・シンフォへとスタイルを新たにしています。1曲目、ヴィンテージ・トーンで力強く湧き上がるオルガン、クラシカルなフレーズを疾走感満点に弾きまくるシンセを軸に、各種キーボードが波状攻撃のように畳みかける厚みあるアンサンブルは、これぞイタリアン・シンフォというダイナミズムに富んでいて爽快。一方その演奏に乗る本人の歌には72年作と変わらぬ優しげな表情が滲んでいるのが何とも愛すべきところです。往年の面影を残したサウンドもいたるところで聴くことができ、3曲目や6曲目のデリケートでロマンティックな表情のインスト、1stに入っていてもおかしくない感動的な歌ものの8曲目あたりは、往年のイタリアン・ロック・ファンなら堪らないはず。全体にモダンな音作りとなりましたが、やはりHUNNKA MUNKA以外では聴けない味わいがたっぷりの好盤です。
イタリアのシンフォニック・ロック・バンドによる19年1stアルバム。もう「これぞイタリアン・ロック!」と言いたい、ダークさと哀愁が対比してドラマを描き出す70年代リスペクトに満ちたシンフォが炸裂していて素晴らしいです!ヴィンテージ・テイストのオルガンやシンセが1st時のBANCOを彷彿させるミステリアスな音空間を作り出し、エッジの立ったヘヴィなギターが突き進み、イタリア語のアクセントを強調した熱量高いヴォーカルが歌う、密度の高いアンサンブルが強烈。ギターやシンセが落ち着き幻想的に聴かせるパートでは、クラシックの素養も感じる格調高さや仄かな地中海的エキゾチズムも醸し出していて、深みある音楽性で駆け抜けます。最近のイタリアでは屈指と言える「王道」イタリアン・ロックを聴かせる快作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
15年より始動、キーボーディスト/ヴォーカリストFrancesco CarellaとドラマーGiuseppe Quartaによるイタリアン・シンフォ・ユニット、ヴァイオリニストやサックス奏者ら、さらに御大Richard Sinclairもゲスト参加した23年2ndアルバム。オルガンを主軸とする荘厳かつアグレッシヴなキーボード・シンフォは、これぞイタリアと言えるダイナミズムに満ちていて圧巻!目いっぱい叩きつけるような迫力あるドラミングを土台に、オルガンがクラシカルなフレーズを次々と繰り出し、ストリングス・シンセが叙情的に溢れ出し、ローズピアノは可憐に踊ります。各一曲の参加ながらソプラノ・サックスとヴァイオリンの哀愁を孕んだプレイもそんなキーボード主体のサウンドを劇的に彩っていて素晴らしい。さらに必聴なのがRichard Sinclairがヴォーカルとベースで参加するジャズ・ロックな4曲目で、Carellaとのデュエットによる味のあるスキャット&キレのあるテクニカルなベース演奏を披露、この曲のカッコ良さはかなりのもの。キーボード・プログレ・ファンには是非チェックして欲しい注目作です!
妖艶な女性ヴォーカルで幕開ける、93年結成のイタリア・シンフォ、堂々たる10年作!冒頭のヴォーカルに引き続き、力強いビートに支えられたギター・サウンド・チューンをガツンと展開。SEを用いた物語を感じさせる楽曲に、芯の強いフィメール・ヴォーカルを優しく支える、美しいピアノやストリングス・アンサンブルの演出が何処までも美意識の高い、バラードを奏でて行きます。ピアノとストリングスで叙情豊かで静かな湖面のようなインスト音楽を披露する4曲目等は、秀逸!の一言。反面最終曲は、ギター・サウンド全開と、緩急にアクセントをおいた審美的な叙情世界を魅せてくれる、良質なフィメール・シンフォ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
NARROW PASS〜ROME PRO(G)JECTの元ドラマーLuca Grossoを中心とするイタリアのプロジェクト・グループ、20年デビュー作。FISH期MARILLIONやIQといった英国ポンプ/ネオ・プログレからの影響を公言する通り、その瑞々しくドラマチックなサウンドは80's英国にタイム・スリップしたかのよう!キャッチーなメロディを紡ぐ英詩ヴォーカル&コーラス、スティーヴ・ロザリーを思わせるエモーショナルな泣きのギター、壮大に広がる分厚いシンセ。一部の曲では荘厳なメロトロン風音色も溢れ出すなど、往年のプログレ・ファンの心をこれでもかとくすぐる完成度の高いアンサンブルが見事です。GENESIS影響下の80〜90年代ネオ・プログレ好きはもちろん、KANSASなどのハード&キャッチーなプログレ好きにも強くオススメしたい力作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり
イタリアのペルージャで2002年に結成されたシンフォニック・ロック・グループ、IL BACIO DELLA MEDUSAの2023年5thアルバム。PINK FLOYDのヒット曲「Money」を想起させるようなコインの音から始まる本作は、ドイツ系ボリビア人の共産主義過激派ゲリラとして知られるモニカ・エルトル(1937-1973)に着想を得たコンセプト・アルバムとなっているようです。彼らの音楽性は、アグレッシヴなバンド・サウンドで押しまくるイタリアらしいヘヴィー・シンフォニック・ロックであり、とにかくパワフルかつドラマティックなバンド・サウンドが特徴的!ヴォーカリストのSimone Cecchiniも同様に、MUSEO ROSENBACHを彷彿とさせる絶唱系の歌いまわしを披露し、フルート兼サックス奏者のEva Morelliは楽曲によってJETHRO TULLやNEW TROLLSを思い起こさせるようなツバ飛ばしフルートや、逆にジャジーかつムーディーなサックス・ソロを響かせます。イタリアン・ヘヴィー・シンフォと言ったときに想像する、理想的な音楽性を持っているバンドでしょう。また、本作のコンセプトの影響もあってか、ラテン音楽からの影響を感じさせるセクションも散見されます。ヴィンテージな音作りのイタリアン・プログレのファンの方には、まず間違いなくオススメできる1枚です!
イタリアの新鋭プログレ・バンドによる21年デビュー作。これは数いる現イタリアン・プログレ勢の中でもかなりの個性派!ハモンド・オルガンやピアノ、七色のムーグシンセらが渦を巻くクラシカルで気品たっぷりの演奏に、イタリア語のシアトリカルなヴォーカルが乗る、ジャケットに描かれる怪物との闘いをテーマにしたコンセプト作品となっています。と言ってもヴォーカルは熱く歌い込むようないかにもイタリア的スタイルとは一味違い、オペラからの影響を感じるファルセットを多用しつつ優雅に歌い上げる唱法が特徴的。個人的にはスパークス『KIMONO MY HOUSE』の1曲目で聴けるRussell Maelのヴォーカルを思い出しました。また各種キーボードがクラシカルかつダークな音色で交差する演奏と、演劇で場面が切り替わるようにクルクルと調子を変える少しアヴァンギャルドな曲構成は、まるで『フィローナ』期のLe Orme+Picchio Dal Pozzoといった風情でこちらも素晴らしい。往年のイタリアン・プログレへのリスペクトを感じさせながらも、オペラチックな独自のセンスが炸裂する力作。次にどんな展開が待ち構えているか、絶えずワクワクさせてくれる一枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
74年より活動するも当時アルバムを残さなかったイタリアン・プログレ・バンド、05年再始動後の5作目となる23年作。NUOVA IDEAのギタリストRicky Belloni、QUELLA VECCHIA LOCANDAのヴァイオリン奏者Donald Lax、LE ORMEで知られるギタリストTolo Martonなど豪華ゲストが参加します。クラシカルで色彩豊かなキーボードと歌心いっぱいのギターを中心とするアンサンブルがダイナミックかつ優雅に織り上げる、これぞイタリアン・プログレと云わんばかりのシンフォニック・ロックが感動を呼び込みます。クラシカルなフレーズ満載の壮麗なオルガンと熱い叙情を帯びたギターの劇的な絡みをメインに、温かみある音色のシンセや凛としたピアノが彩りを加える、この聴き応えたっぷりのサウンドはLE ORMEファンなら堪らない内容でしょう。少しハスキーな哀愁のイタリア語ヴォーカルもナイスです。ギターがエッジの立ったプレイでリードするプログレ・ハードなナンバーも織り交ぜて起伏豊かに聴かせるアルバム構成がまた見事で、さすがベテラン・バンドの風格を帯びています。カケレコメンド!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な汚れあり
イタリアの3人組、イギリスで録音された09年デビュー作。ずばり70年代イタリアンプログレ・ファン必聴作Il Balletto di Bronzoを彷彿とさせるヘヴィネスと、ジャケットのイメージ通りの広がり豊かでリリカルなキーボードとのコントラストを軸に、ドラマティックに展開していくサウンドは、70年代イタリアン・ロックへのオマージュに溢れています。Latte E Mielleなどの遺伝子を受け継ぐ豊かな詩情も印象的。1曲目を飾る組曲からバンドのポテンシャルが全開アグレッシヴなヘヴィ・シンフォからはじまり、リリカルなアコギをバックにセンチメンタルなヴォーカルが切々と歌い上げる胸を打つパート、柔らかなシンセが陽光のように降り注ぎ、優美なメロディを紡ぐピースフルでファンタスティックなパートへと、流れるように展開していきます。クリアで温かみあるサウンド・プロダクションも魅力的。これは傑作でしょう。おすすめです
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいスレあり
1995年にイタリアのジェノヴァで結成されたプログレ・グループによる2023年の6thアルバム。その内容は、ゴシック・テイストや宗教音楽的な色合い、呪術性といったイタリアン・プログレらしいサウンドをまとったヘヴィ・シンフォニック・ロックです。引き合いに出すならば、同じくイタリアのIL BALLETTO DI BRONZOやGOBLIN、JACULAといったダークかつヘヴィーな音楽性を持ったアーティストたちでしょう。チャーチ・オルガンが荘厳に鳴り響くアルバム冒頭から、とてもイタリアらしいクラシカルな音楽性に耳を奪われます。バンド・アンサンブルはコシの強いパワフルなサウンドであり、こちらもやはりイタリアン・プログレならでは。すべてのプログレ・ファンの方にオススメできる1枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
イタリアの新鋭ヘヴィ・シンフォ・グループ。ムゼオのヴォーカル在籍で話題になった2010年デビュー作に続く、2013年作2nd。ヴォーカルは交代となりましたが、前任のガリフィに近い声質&声量を持つヴォーカルで文句なし!そして、何といっても往年のイタリアン・ロックを受け継ぐアンサンブル。鋭角かつ厚いトーンのギターがここぞの変拍子で鮮烈なフレーズを聴かせ、時にゆったりとメロディアスなフレーズを奏で、そのバックでは、キーボードが荘厳に鳴り響き、メロトロンが溢れる。前面には出てこないものの、流麗なフレーズを奏でるピアノや艶やかなヴァイオリンがイタリアならではのクラシカルな気品をもたらしています。時に陽光が射すような、ファンタスティックなパートも織り交ぜられ印象的。ムゼオ・ローゼンバッハはもちろん、レ・オルメ『フェローナとソローナの伝説』に通じる荘厳なオルガン・プログレの要素も受け継いだドラマティックなサウンドは、往年のイタリアン・ロックのファンは、歓喜すること間違いなし。これは傑作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり
過去にはMUSEO ROSENBACHのヴォーカリストStefano LUPO Galifiが在籍したことでも知られる新鋭イタリアン・ヘヴィ・シンフォ・バンド、スタジオアルバムとしては3作目となる17年作。何と言っても本作では元ANGLAGARDで数々のプロジェクトを運営・参加するMattias Olssonが全面参加しているのが注目ポイント。ヴィンテージ・トーンのオルガンを軸に力強く鳴る輝かしいキーボード群、重厚にして華麗な伸びのあるギター、そして前作より加入し前任者に負けないどころか上回ってさえいる素晴らしい表現力のヴォーカル。イタリアン・ヘヴィ・シンフォ伝統の荒ぶるエネルギーをぶつけるような重みあるサウンドと、北欧プログレのセンスと言える洗練を感じさせるシャープな音像が一つになり、唯一無二のスタイリッシュなヘヴィ・シンフォ・サウンドが出来上がっています。音の質感自体はこれまで通り彼らのヘヴィ・シンフォニック・ロックでありながら一貫してモダンであり時にはキャッチーでもあるという凄い一枚。哀愁溢れるバラードナンバーも絶品です。これまでもハイクオリティな音を聴かせるいいバンドでしたが、ここに来て化けた印象があります。必聴!
スリップケース付き仕様、ボーナス・トラック1曲、定価2700+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
スリップケース付仕様(画像はスリップケースです)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
廃盤、直輸入盤(解説帯付仕様)、定価2350+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なスレあり、帯に折れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
75年にペルージャで結成、当時はシングルのみを残し解散したイタリアン・シンフォ・バンド。83年の発掘音源が06年にリリースされたことを契機に活動を再開し、本作が4枚目のアルバムとなります。重くダイナミックに刻むリズム・セクション、つややかに疾走するシンセサイザー、とめどない叙情を帯びたギター、哀愁のサックス、そして情熱的に歌い上げる伊語ヴォーカルという王道的イタリアン・シンフォを、アコギ、フルート、ピアノが瑞々しく神秘的なタッチで彩るスタイルは以前より変わらぬ彼らの魅力。センス良く散りばめられたエレクトロニクスと幻想的で奥行きある生演奏との調和の素晴らしさは、FINISTERREあたりにも匹敵しています。神秘性溢れる世界観に終始魅せられる大充実作!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な汚れ・軽微な圧痕あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ローマにある石の彫刻「真実の口」をグループ名に冠し、2016年にデビュー・アルバム『Avenoth』でプログレ・シーンに登場。BANCO DEL MUTUO SOCCORSOなどが引き合いに出されるハイ・レベルなシンフォニック・ロックで高い評価を獲得したLA BOCCA DELLA VERITAが、7年ぶりのセカンド・アルバムとなる2023年作『[Un]connected』を発表しました。その内容は、インターネット・テクノロジーを介した人間関係に対する警鐘という21世紀ならではのコンセプト・アルバム。人間同士が手軽につながることができるようになると同時に、他者との深いコミュニケーションができなくなりつつある現代をプログレッシヴな音楽性で表現しています。一聴して印象に残るのはゴリゴリとした迫力のあるハモンド・オルガン、メロトロンのストリングスやコーラス音色、あるいはアナログ・シンセサイザーのリード音色といったヴィンテージ・キーボード群、ハード・ロック的なサウンドを基調にメロディアスな泣きも表現するギター、そしてリッケンバッカー・ベース。もちろんドラムスもスリリングなプレイを聴かせています。 LA MASCHERA DI CERAなど、イタリアには70年代を思い起こさせるレトロな音作りを用いたプログレバンドが少なくありませんが、そんな中でもトップ・クラスのクオリティーでしょう。なお、本作にはBANCO DEL MUTUO SOCCORSOのギタリストFilippo Marcheggianiがゲスト・プレイヤーとして参加しています。現代社会の闇を鋭く描写した傑作であり、イタリアン・プログレ・ファン必聴の1枚です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレあり
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VISA、Master、JCB、American Expressカードでの決済が可能です。
当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
商品代金、送料の他に別途手数料210円をいただいております。
お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
ゆうちょ銀行口座から電信でお振り込み可能です。
郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。