884502776027(MELODIC REVOLUTION) 【2010年発売CD】
妖艶な女性ヴォーカルと、それを支えるメロディアスなギター、美しいピアノやストリングス。緩急を付けたドラマティックな叙情世界はオール・アバウト・イブを彷彿とさせます→
妖艶な女性ヴォーカルで幕開ける、93年結成のイタリア・シンフォ、堂々たる10年作!冒頭のヴォーカルに引き続き、力強いビートに支えられたギター・サウンド・チューンをガツンと展開。SEを用いた物語を感じさせる楽曲に、芯の強いフィメール・ヴォーカルを優しく支える、美しいピアノやストリングス・アンサンブルの演出が何処までも美意識の高い、バラードを奏でて行きます。ピアノとストリングスで叙情豊かで静かな湖面のようなインスト音楽を披露する4曲目等は、秀逸!の一言。反面最終曲は、ギター・サウンド全開と、緩急にアクセントをおいた審美的な叙情世界を魅せてくれる、良質なフィメール・シンフォ!
BUON VECCHIO CHARLIE/BUON VECCHIO CHARLIE
PFMもBANCOも登場していない伊プログレ黎明期の71年に製作されながらお蔵入りとなった作品、ずばり傑作!
2,690円(税込2,959円)
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懐の深いアート・ロックの世界が楽しめます(5 拍手)
アズマ・シローさん レビューをすべて見る
アルバム・タイトル「無限、、の恐れ」から人生をテーマに「生」の不安などをサウンドにしたと思われ、エレナ嬢の味のある歌声に象徴されるように、奥の深いクロスオーバー・プログレッシブ・ロックの世界が楽しめます。メロディアスな部分と時折実験的サウンドも見られるなど、色んな面がありFAUSTなどが好きな方も一聴の価値もあると思います。エレナ嬢のヘタウマ(?)歌唱の好みが、評価の分かれるところかもしれません。