イタリア・ミラノ出身の男女混合4人組サイケデリック・ロック・バンド。本作は5年ぶりのカムバック作となる10年作2nd。90sインディ・ロック・リヴァイヴァルの一派としてデビューした彼らですが、本作は67年のサイケデリック・ムーヴメントに捧げたというように、中毒性の高いファズ&フィードバック・ギター、60sサイケの妖気漂うチープオルガンが前面に押し出されたサイケ/アシッド臭に充ち満ちた浮遊サウンド。それでも彼らの持ち味であるタイトなドラム&ベースがしっかりと屋台骨を担い、ビート感強め&歯切れの良いアンサンブルを要所要所でビシッと決めてくれます!10年代サイケ期待の星です。
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DETOURでシングル作ると化けるタイプのバンド(0 拍手)
ぶっこみハム太郎さん レビューをすべて見る
ちゃんとオルガンもいるし曲想自体は悪くないのでバーゲンで買う分にはまったく問題ないのだがリズム隊の芸がなさすぎで曲が単調に聴こえるのとこの手のシンフォニックに必要不可欠な攻撃力が不足しているので意気込んで買うとがっかりするでしょう。ただこういうバンドはメジャーに移籍したりしてインチキな録音で作品を作ることさえ覚えてしまえば大きく化ける可能性はあります。