北欧プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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ヴァイオリン奏者を含むノルウェーのプログレ・グループが76年に残した唯一のアルバム。哀愁ほとばしるヴォーカルとクラシカルなタッチのキーボードが印象的な、英国ロックに通じる憂いにグッとくるナンバーからスタート。英ロック影響下のスタイルなのかと思っていると、続いては地中海フレイヴァー漂うアンダルシア地方のスパニッシュ・プログレっぽいジャズ・ロックが飛び出して驚き。3曲目でようやく北欧然とした繊細でひんやりとしたサウンドが現れます。どこの国のグループなのか分からなくなる内容ですが、そのどれもが本場に引けを取らないほどに完成度が高いのが素晴らしいところ。随所でクラシカルに躍動するヴァイオリンはとにかく見事だし、メロディは一貫してキャッチーで聴きやすいのも魅力的です。これは特に英国ロック好きの方に聴いてみて欲しいサウンド。たった一枚に終わったことが惜しまれる名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
70年デビュー、当時は名ギタリストTerje Rypdalの奥方でもあった女性シンガーの74年作。夫Terjeが6曲目と10曲目でギター/シンセをプレイしています。1曲目はシューベルトの「Die Forelle(鱒)」をソフト・ロック調に仕立てた一曲で、童謡を歌い聞かせるような彼女のヴォーカルが何ともハートフル。ハープシコードや流麗なストリングスをフィーチャーして聴かせる煌びやかな演奏も素敵で、米英で60年代末に隆盛を誇ったソフト・ロック/サイケ・ポップ的サウンドを約5年差で受け継いだような印象を受けます。その後もウキウキするような完成度の高いソフト・ロックが目白押しで、ノルウェー語の異国的な響きも相まってFrance Gallあたりのフレンチ・ポップ好きにもオススメできそうなサウンド。そんな中で異色なのがTerjeが参加したナンバーで、その2曲のみ英語タイトルで彼女も英語で歌唱します。6曲目は前曲から一瞬にして空気が変わり、しっとりしたジャジーなヴォーカル・ナンバーが流れてきてびっくり。ピアノとシンセが織りなす幻想的な演奏にIngerの僅かに掠れた哀愁漂う歌声が重なり、北欧然としたロマンティックな音世界が広がる名品です。10曲目はTerjeのギターが本領発揮するジャズ・ロック・チューンで、Ingerの洒脱で影のある歌唱も素晴らしい1曲。何より全編スリリングに弾きまくるTerjeのギターのなんとカッコいい事。全体としてはソフト・ロック・ファンやフレンチ・ポップ・ファンに響きそうな作品ですが、ジャジーな洗練味も隠し持った懐の深い逸品となっています。
ノルウェー出身、前作までのPOPOL VUHというグループ名を改め、PAPAL ACE名義でリリースされた75年の通算3作目。KING CRIMSON的ダークさを感じさせた前作からキーボードによるクラシカルな色合いが増し、格調高くドラマティックなシンフォニック・ロックを練り上げた傑作です。オルガン、エレピ、ピアノ、シンセを折り重ねて優美なサウンドを作り上げるキーボードを中心に、歌心を感じさせるメロディアスなギター、リッケンバッカーっぽい存在感あるベースらも印象的な、ひたすらファンタジックに紡がれるアンサンブルが絶品。キャッチーなメロディを少しシアトリカルに歌い上げる男性ヴォーカルも逸材です。テクニカルではありませんが、丹念に描かれるファンタジーそのものといった風情のサウンドが感動を呼ぶ一枚です。
ノルウェー出身、北欧を代表するトラッド・フォーク・グループによる77年発表の3rdアルバム。どっしりといなたく刻むリズムに乗って、ギターとフィドルとフルートが哀愁いっぱいに絡み合い、ノルウェー語の女性ヴォーカルが厳かに歌い上げる、逞しさと憂いが溶け合ったエレクトリック・トラッドが胸を強く打ちます。欧州の村落で日々を実直に暮らす人々の姿が浮かんでくるようなサウンドが素晴らしいです。傑作。
NACD293(NORSKE ALBUMKLASSIKERE)
ペーパーケース仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
クリームやレッド・ツェッペリンのヘルシンキ公演に刺激を受け、ヘヴィなブルース・ロックを目指したフィンランドを代表するバンド。70年の名作『Buttocks』と同年に録音されたアンダーグラウンド映画のサントラで、実質1stと言える作品。ボコスカとエネルギッシュに手数多く叩きまくるタイト&ダイナミックなドラム、重低音を響かせゴリゴリとアグレッシヴに突き進むランニング・ベース(カッコ良い!)による屈強のリズム隊を土台に、エッジの立ったスリリングなリフからセクシー&エモーショナルなリードまでギターが冴え渡ります。3曲目なんかキング・クリムゾン「21世紀の精神異常者」をギター・トリオ編成でやったような感じでもう悶絶もの。これはクール!
フィンランドを代表するプログレ・バンドWIGWAMに在籍したベーシストPekka Pohjolaを中心に結成され、後にPEKKA PHJOLA GROUPに発展するフュージョン/ジャズ・ロック・グループ、77年の唯一作。流麗なギターや優美なピアノ、タイトなリズム隊によるモダンなフュージョン・サウンドはRETURN TO FOREVERも彷彿とさせますが、その中にPekka Pohjola作品らしい暖かくファンタジックな空気を湛えているのが印象的。透明感のあるエレピをフィーチャーしたサウンドはカンタベリー・ロックにも通じるものがあります。洗練されつつも心温まるジャズ・ロックを聴かせる好盤。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に折れあり、圧痕あり
76年結成、84年にデビューしたスウェーデンのシンフォニック・ロック・バンド、MARILLIONのヴォーカルSteve Hogarthとコラボした「COLOURS NOT FOUND IN NATURE」に続く17年作で、バンド単体としては03年以来実に14年ぶりとなる作品。ズシリと重量感あるリズム・セクションが生むロックの骨太なダイナミズムと、ヴァイオリンやクラリネット、マリンバやヴィブラフォンらによる気品ある躍動感が美しく調和を果たす、彼らならではの生命感に溢れたサウンドは健在。4部作で制作された「MIND」シリーズで聴かせたアプローチと根本の部分では同一路線上にあると言っていいでしょう。大きく異なるのは、トランペットが担う重厚なジャズ・エッセンスの存在と、エレクトロニクスの大胆な導入。管弦楽器によるクラシカル要素を纏ったシンフォニック・ロックに、鋭角的なエレクトロニクスが絡みついていき、聴いたことのない音像を作り上げていて圧巻です。凄いのが、生楽器の音色とエレクトロな音作りが有機的に結合していて、作品全体としての雄大な音のうねりを築き上げているように感じさせるところ。クラシック、ジャズ、エレクトロ・ミュージックを貪欲なまでのクリエイティヴィティでまとめ上げた衝撃作となっています!
デジパック仕様、ボーナストラック1曲、側面部のタイトル表記は「UNDER THE RADAR」
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
71年に結成されたエストニアを代表するプログレ・バンドであり、エストニアのロック・シーンを開拓したオリジネーターである名バンド。70年代半ばまでのアート・ロック色の強い初期音源を収録したCD1、70年代半ばから1980年までのクラシカルなシンフォニック・ロックへと発展した音源をまとめたCD2で構成された2枚組。CD1は、クラシック音楽のエッセンスたっぷりのアート・ロックと民族音楽調の素っ頓狂なフォーク・ロックを両極にしたエストニアの土着性たっぷりの佳曲ぞろい。クラシカルな楽曲では、硬質なリズム・セクションを土台に、クラシカルな美旋律を格調高く奏でるピアノ、そこにメロディアスなフレーズで絡むエッジの立ったエレキ・ギターがドラマティックで、演奏の切れ味は、チェコのSYNKOPY & OLDRICH VESELYやPROGRESS 2と比べても遜色ありません。それいしても、オペラティックな歌唱から、巻き舌の民族調まで表現力豊かなヴォーカルはかなりの実力者と言えるでしょう。そして、注目はCD2で、エストニアのイエスと評される彼らの魅力がたっぷり詰まった佳曲ぞろい。躍動感いっぱいのクラシカルなピアノ&キーボード、卓越したクラシック・ギターからゴリゴリと畳み掛けるエレキのリードまでテクニック抜群なギター。これは素晴らしいです。演奏が振り切れた瞬間のエネルギーは、イタリアのバンコ並。エストニアのみならず、東欧の中でも屈指と言える実力がみなぎる好編集盤です。
廃盤、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
75年に唯一作『AHMOO』を残したフィンランドのジャズ・ロック/アヴァン・プログレ・グループによる、47年越しとなる22年2ndアルバム!元々テクニカルなジャズ・ロックに弦楽が織り成すクラシカルなエッセンスを注入したスタイルが個性的でしたが、本作ではそこにキャッチーな疾走感も加わっていて、曲によってFOCUSやGGやYESまでを彷彿させる驚愕のサウンドを繰り広げています。1曲目からもうノックアウト。タイトで緊張感たっぷりに刻むジャズ・ロック調のドラムに乗って、ヴァイオリン/ピアノ/ギター/ベースが眩暈がするほど緻密なGGばりのアンサンブルで突き進みます。終盤ではJan Akkermanを思わせるハード・ロック魂を秘めたテクニカルなギターが主役となり、FOCUSに通じるエッセンスも放出。ここまでプログレッシヴでありながらキャッチーでもあるサウンド、そうはありません。2曲目では神秘的な女性ヴォーカルをフィーチャー、ギターメインのハード・ロック調のアンサンブルとの対比が見事で、演奏面では初期GGのハード・ロック調ナンバーを想起。凄まじくカッコいいです。クラシカルな弦楽と密やかな女性ヴォーカルが調和する北欧然とした3曲目を経て、1曲目に通じるキャッチーで疾走感ある4曲目へ。ヴァイオリンとギターがユニゾンするキャッチーなリフをテーマにしつつ、中盤のソロ回しは黄金期YESを思い出さずにはいられないテクニックと疾走感で駆け抜けていてもう唖然としてしまいます。いやはやこの作品はちょっと並ではありませんよ。全プログレ・ファンに聴いて欲しい大傑作!!
スウェーデンのグループ。69年作の2ndアルバム。ブルース・ロックを土台にジャズ、サイケ、フォークの要素を取り入れた混沌としたサウンドが持ち味。全体に流れる淡く陰鬱なトーンが、Vertigoレーベルの名作群を想わせます。センス、演奏、楽曲ともにハイ・レベルな好盤です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微な圧痕あり
スウェーデンのシンフォニック・アクトの重鎮、イシルドゥルス・バーネ、2019年にリリースした「イン・アマゾニア」の成功を受け、ピーター・ハミルとのコラボ作品第二弾が堂々完成。前作との共同作業、及びリリース後のコンサートを通じて、更なる深みで結束した両者が、そのケミストリーを更に強力なものとした戦慄さえ覚える作品。(レーベルインフォより)
ノルウェーのジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、ノルウェーVertigoよりリリースされた76年2nd。新たにヴァイオリニストが加わっていますが、音楽性は前作のMAHAVISHNU ORCHESTRAからはやや離れ、フュージョンらしい滑らかなタッチが強まっています。とは言え変わらずマクラフリンを意識した随所で速弾きを交える超絶ギターは健在だし、クラシックの素養も見せながらシャープに切り込むヴァイオリンのカッコ良さも特筆もの。その合間を縫うように躍動するエレピのクールな音運びにも注目です。空間を感じさせる深みある音作りは初期WEATHER REPORTあたりに通じる印象ですが、ソロパートにおける各楽器の切れ味の良さは前作以上かもしれません。北欧ジャズ・ロック/フュージョン屈指の一枚でしょう。
スウェーデン出身、79年のシンフォ名盤『Bla Vardag』で知られるATLASのギタリスト/マルチ・プレイヤーJanne Perssonが結成したグループの82年唯一作。これはなかなかユニークなバンドです。アコギとフルートによるメランコリックなインストで幕開け。ロマンティックな演奏にうっとりしていると2曲目、タイトで活きの良いドラムとリッケンバッカーと思われるブンブン唸るベースが力強くリズムを刻み始め、ギターとフルートが温かいトーンでメロディアスに疾走する、手本であろうCAMELにも肉薄するファンタスティック・プログレを繰り出してきてテンションが上がります。唐突にドラムソロが挿入されたりするのも面白い。よしこの調子で行くのかと思いきや、続く3曲目はピアノの響きがあまりに美しいかなり本格派のアンビエント調ナンバーで、前曲との振れ幅に驚かされます。そして4曲目はアコギにパーカスとヴァイオリンが絡む素朴でちょっぴりアンニュイな弾き語り。後半はジャジーなテイストも交えつつ、こんな調子で終始自由奔放に聴かせていて、これは一筋縄では行きません。でもアルバムで通底しているのが、雪が降りしきる中を一人佇むような物寂しい空気。そのあたりはやはり北欧ならではの味わいと言えます。それにしてもシンフォ、ジャズ/フュージョン、アンビエントまでをこの高水準で行き来してしまう高度な音楽性とテクニックは恐るべしです。マイナー盤にしておくには惜しい力作!
ノルウェー出身のフュージョン/ジャズ・ロック・グループの79年1st。シャープなキレの良さを持つリズム・セクションの上で、伸びやかにフレーズを紡ぐギターと洒脱に音を散らすエレピ&幻想のカーテンを引くシンセらが最高に心地よい音空間を作り上げます。これぞフュージョンという、爽やかでクリアな音だけで作り上げられた極上の一枚!
フィンランド出身の5人組ジャズ・ロック・バンドが75年にリリースした唯一の作品。ファンキーでテクニカルなジャズ・ロックに、弦楽が織り成すクラシカルなエッセンスを注入した個性的なサウンドが持ち味の隠れた北欧ジャズ・ロック名盤です。
68年に結成されたノルウェーの4人組バンドによる75年唯一作。手数の多いフィルインを叩き込むジャズ・ロック・タイプのドラミング、ワウの効いたグルーヴィなプレイから泣きの表現に長けたエモーショナルなプレイまで自在なギター、流麗に駆け抜けるピアノらが躍動する1曲目から最高。爽やかなコーラスワークを伴い疾走する前半と、泣きのギターが主役となる叙情的な後半というドラマティックな構成があまりに素晴らしい1曲にいきなり持ってかれます。ブリティッシュ・ロック・ファンなら早くもここでガッツポーズでしょう。以降は絶妙に肩の力の抜けたパブ・ロッキンなサウンドが中心となり、こちらもまた素晴らしいです。時にうっすらと広がる奥ゆかしいメロトロンにも注目。英語ヴォーカルなのも相まって、マイナー英バンドの発掘盤と言われても不思議に思わないほどの内容となっています。収録時間の短さが惜しいところですが、これは英ロック・ファンは要チェックの一枚ですよ!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
黄ばみあり
デンマーク出身のグループが72年にリリースした2ndアルバム。アコースティック・ギター主体ながらリズムを強調した骨太な演奏、翳りのあるメロディー、包み込むようなコーラスワークなど、英国のPARLOUR BANDに近い雰囲気があります。落ち着きのある良いアルバムです。歌詞は全曲英語。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり
70年に結成されたノルウェーのグループが、80年にリリースした2ndアルバムで最終作。前作はJETHRO TULLとSAMLA MAMMAS MANNAが共演したような強烈さでしたが、冒頭2曲はSAMLAがどこかへ行って初期JETHRO TULL感が強まったトラッド・ロックで、2曲目ではフルートもフィーチャーされよりその印象を強めます。それ以降のナンバーではシンセサイザーが全面的に導入されて、いなたいフォーキー・ブルース・ロックにゴテゴテとシンセの装飾を施したサウンドメイクが衝撃的。とにかく他では聴けないサウンドを繰り広げていて、これは1stに劣らず凄まじいです。3、4曲目ではその音使いのドギツさに面食らいますが、終盤に向けてそれらが絶妙に調和していきカッコ良さすら滲みだしてくる様はなかなかに聴きモノ。異端の北欧プログレ怪作!
NACD036(NORSKE ALBUMKLASSIKERE)
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なスレ・軽微な折れあり
ハードカバーブックレット一体型デジパック仕様、DVD2枚+CD2枚の計4枚組、DVDはNTSC方式、リージョンフリー
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干スレあり、角に軽微なへこみあり
スウェーデンのプログレ・バンドが71年にリリースした1stアルバム。サックス/フルート奏者を擁する5人組で、ロックン・ロール、ジャズ、ハード・ロック、フォークなどを突っ切ってドタバタと忙しない演奏で聴かせ切る痛快プログレを楽しませてくれます。演奏は鋭角的に突っ込むギターと滑らかで音数多い技巧派サックスがユニゾンしたりソロを応酬させたりする目まぐるしいアンサンブルが魅力。スウェーデン語の朗々と歌うヴォーカルも良い味出してます。聴いていて思い浮かんだのが同郷のニッチ・バンドPANTA REI。SAMLAほどぶっ飛んではいませんが、SAMLA好きにも聴いて欲しい「狂操感」を持ったバンドです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
69年にコペンハーゲンで結成され、74年までに『M144』など、アグレッシヴな爆音ドラム、スリリングなサックス、軽快なカッティングを響かせるギター、ソウルフルなヴォーカルというスタイルによるジャズ・ロック/アヴァンギャルドな名作を数多く残したデンマークを代表するグループ。あのジョン・ピールも気に入り、ダンデライオンと契約するなど、実力は折り紙付き。5枚のオリジナル・アルバムから代表曲を集めたアンソロジー。
2枚組、全28曲収録。オリジナル・マスター・テープからのデジタル・リマスター。スリップケース付き仕様(画像はスリップケースです)
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
Don Cherry & Ed Blackwellとの共演アルバム『Tamma With Don Cherry & Ed Blackwell』でその名が知られるノルウェー出身サックス奏者Erik Balke率いるアフロ・ジャズ/フュージョン・グループの79年唯一作。ガンビア出身のパーカッショニストをメンバーに擁しており、パーカッションと民族的なチャントが織りなす濃厚なアフロ・フレイヴァーと、シャープなサックスを軸とするアーバンなフュージョン・サウンドが見事に調和を果たしていてこれは素晴らしいです!
ノルウェーのジャズ・ロック/フュージョン・グループによる74年1st。1曲目は手数多くもズシズシと迫りくる存在感抜群のリズム・セクションに乗って、スリリングな音運びのエレピとマクラフリン直系の狂暴かつ知的なギターがソロを回す、ファンキーなMAHAVISHNU ORCHESTRAと言えるテクニカル・ジャズ・ロックで度肝を抜きます。2曲目は緊張感はみなぎっているものの、淡く揺らめくエレピやエフェクターを駆使して「氷のような音」で弾くギターが北欧的なイマジネーションを広げており見事。MAHAVISHNU ORCHESTRAの影響が濃い火花の散るようなアンサンブルが基本ながら、各楽器は涼しげで透明感ある音色というのが面白いところであり、いかにも北欧のグループという味わいです。
ノルウェー出身のマルチ・プレイヤーPetter Espen Guthによるソロ・ユニット、80年1stアルバム。マイナーなアーティストですが、これはかなりの才能。ヴォーカルとドラムを除く全楽器を自身で担当し、CAMELとMike Oldfieldを融合させてアンビエント/ニューエイジに寄せたようなシンフォニック・ロックを創り上げています。ナイーヴで透明度の高いシンセサイザー・サウンドに、Andy Latimerを思わせる叙情溢れるエモーショナルなギターが乗り、北欧の雪深い自然情景を思わせるような幻想の音世界が広がります。ヴォーカル・パートはポップかつドリーミーな儚さが滲んでいて、これもCAMLEまたはBJHに通じる印象です。アルバムで言えば、『Moonmadness』+『Incantations』といった感じ?知られざる北欧シンフォの名品!
66年にOve&TrygveのThue兄弟を中心に結成されたノルウェーのグループ、71年2nd。ジャジーなリズム・セクションと、オルガンとギターのサイケデリックな絡み、そして初期SAMLA MAMMAS MANNAやWIGWAMを思わせるちょっぴりエキセントリックなポップ・センスが特徴的な、北欧らしいユーモアが楽しいサイケ・ロックを展開。テクニック全開なパートはないものの、ジャズの素養をベースに持つタイトでキレのある演奏はかなり聴かせます。WIGWAMのポップなナンバーが好きな方ならきっと気に入るのではないでしょうか。
NACD004(NORSKE ALBUMKLASSIKERE)
ペーパーケース仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤に内袋の跡あり、スレあり
67年にデビューしながらもシングル・リリースのみで解散したノルウェーのロック・バンドが、再結成してリリースした74年1stに続く75年2ndアルバム。前作はクラシカルなオルガンワークとR&Bテイストを有したPROCOL HARUM影響下の愛すべきポップ・ロックを聴かせましたが、今作はそれに輪をかけてお見事な内容。伸び伸びと軽快なパブ・ロック風ナンバーやPARLOUR BANDのようなリリカルで陰影あるフォーク・ロック・ナンバー、"ウエストコースト・テイストの英ロック"という趣のO BANDばりにスタイリッシュで抜けの良いナンバー、そしてCAPABILITY BROWNやQUEENを思わせるドラマティックなコーラスワークが冴え渡るナンバーまでも披露する、非常に完成度の高いブリティッシュナイズド・ロックを楽しませてくれます。これは文句なしに名盤!
70年にデビューしたノルウェーの女性シンガーで、あの鬼才ギタリストTerje Rypdalの奥方でもあった彼女の80年作。Paul Westwood(b)/Bob Sydor(sax)/Charlie Morgan(dr)/Nico Ramsden(g)ら英ジャズ/ロックのいぶし銀メンバーが脇を固めた、ディスコ・ファンク・アルバムとなっています。名手たちによるタイトかつ跳ね感満点の職人的アンサンブル、ロマンティックなストリングス・アレンジ、そして姉御タイプの気風の良さに微かな哀愁が漂う彼女の英語ヴォーカル。それらが組み合わさって最高に心地よいディスコ・ファンクを作り上げています。同時期の英米のディスコ・ファンクと比較しても何ら見劣りしない内容の好盤です。
スウェーデンを代表する名グループ、82年リリースの5作目。打ち込みを大幅に導入した80年代然としたニューウェーブ/エレポップ・サウンドを展開。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干ケースツメ跡あり
スリップケース付仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
レーベル面に汚れあり、若干カビあり
SAMURAI OF PROGやその関連プロジェクトに参加するフィンランドのジャズ/フュージョン・ベーシストJan-Olof Strandbergを中心とするプロジェクトによる4作品を収録した23年ボックス!CD1は、ラテン・ロック・バンドAZTECAやHerbie Hancockの代表作『Headhunters』のベーシストとして知られる名手Paul Jacksonとのコラボ・セッションを収録した『THE NORDIC TREATMENT』、CD2は12年1st『MADE IN FINLAND』、CD3は18年2nd『PROGRESSIVE CONSTRUCTION』、CD4は新作となる22年のスタジオ&ライヴ音源を収録した『CREATIVITY』。各作品にはWIGWAMのkey奏者Jukka Gustavson、同国ジャズを代表する管楽器奏者Juhani Aaltonen、SOPのドラマーKimmo Porstiらフィンランドの腕利きミュージシャン達が参加しています。テクニカルかつ芳醇な音色を持つ自身のベースを軸に組み立てられた、北欧らしいクールネス漂うフュージョン・サウンドが絶品!
73年デビュー、ノルウェー出身のブラス・ロック・バンドによる最終作となった75年2ndアルバム。ハード・ブラス・ロックと言えた重厚感ある前作と比べ、幾分メロウでポップになったサウンドが特徴的です。FACESにゴージャスなブラス・セクションが入ったような1曲目、SANTANAを思わせるラテンっぽいノリで聴かせる3曲目、ファルセット・ヴォーカル&コーラスをフィーチャーしたメロウなフュージョンの4曲目など、ブラス・ロックというスタイルの中で様々なサウンドに挑戦している印象です。面白いのが、前作よりも歌をメインに聴かせていることで、ノルウェー語のどこかのんびりした語感が強調され、かの国らしい「いなたさ」もアップしている点。もちろんそこが愛すべきポイントです。でもラストでは、1stを思い出させる硬派なブラス・ジャズ・ロックで盛り上がり、やはりカッコいい!前作と共にユーロ・ブラス・ロックの好作品。
ノルウェーのトラッド・フォーク・グループ、78年の4thアルバム。男女ヴォーカル、ダルシマー/マンドリン/バンジョーを兼任するマルチ・プレイヤー、フィドル/ハーモニウム奏者を含む7人編成に、クルムホルン、ルネサンス期のダブルリード楽器コルナムーゼ、バロック期の木管楽器ランケットなど古楽器を操るゲストプレイヤーを迎えて制作されています。そんな各種の管弦楽器が賑々しく交歓する祝祭感溢れるトラッド・ミュージックがとにかく絶品。シンプルなリズムに乗って芳醇な音色で駆けるフィドル、そこにアコギとマンドリンが瑞々しいタッチで合わせ、男女ヴォーカルがハートフルなノルウェー語で表情豊かに歌います。これはまさに北欧の小村で村人が楽しげに踊る情景に流れている音楽そのものといった風情のサウンド。エレキギターもこれしかないという哀愁を帯びた味わいあるプレイでアンサンブルを支えます。最終曲で聴ける古楽器による荘厳なアンサンブルは、フランスのMALICORNEなども彷彿。FAIRPORT CONVENTIONやSTEELEYE SPAN、DULCIMERなどの英トラッド・フォーク好きの方にもオススメの一枚です!
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ノルウェー最初期のプログレ・バンドJUNIPHER GREENEのメンバーを中心に結成され、77年に1枚のアルバムを残して姿を消したジャズ・ロック・グループ、前作から41年ぶりとなる18年復活作!その内容は新曲+77年に2ndアルバム用に録音されたもののお蔵入りとなっていた楽曲のリメイクからなり、1stの流れを汲むファンキーかつ軽やかに洗練されたジャズ・ロック・サウンドを聴かせています。前作と比べるとエネルギッシュなブラスの要素が減り、フュージョンAOR寄りの落ち着いたサウンドに変化した印象ですが、それでもソウルフルで叙情的なヴォーカル&コーラスやエッジの効いたギターが熱く切り込むソロ・パートなど、当時と変わらぬ魅力も健在。グルーヴィーなリズムを取り入れた体揺れるナンバーから幻想的なキーボードをフィーチャーしたスペーシーなナンバーまで、彼らの円熟した演奏が楽しめる逸品です。
80年代初頭に結成されたULTIMA THULEを前身とするノルウェー出身プログレ・グループによる90年2ndアルバム。前身はパンク/メタル系バンドだった事もあり、耽美かつパンキッシュな鋭角さも持つ男性ヴォーカルとヘヴィでダークなアンサンブルがオカルティックな世界観を形作る、ゴシック調のプログレを展開。パンクの衝動、メタルの重量感、ゴシック・ロック特有の暗いロマンティシズムなど、彼らが辿ってきた音楽性を総動員した結果、孤高のプログレッシヴ・ロックを創り上げてしまった、そんな作品です。
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商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。