ジャーマン・プログレの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
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ジャーマン・プログレ・ハード・バンド、74年作の傑作2ndアルバム。前作のサイケデリックなスタイルから、本作にてプログレッシヴなアレンジも施したハード・ロックという彼らならではの音楽性を確立。メロディアスなハード・ロックからクラシカルなナンバーまで、アルバム一枚を一気に聴かせる演奏力は2ndにしてかなりの水準に達しています。ジャケットで敬遠するのは勿体ない一枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
最初期から1975年に至るまでの未発表音源をまとめたLP2枚組のコンピレーション。19曲77分という凄まじいヴォリュームで、もうひとつのベスト盤とも呼べる内容。カンにとっては一番60年代当時のビート・バンドに近い作風と言える名曲「Connection」、数十年後の音楽を先取りしていたとしか思えない異様に予見的な「Fall of Another Year」や「The Empress and the Ukraine King」、マルコム・ムーニーのポエトリー・リーディング調のヴォーカルが冴え渡「Mother Upduff」といった、初期のマテリアルだけでも十分に素晴らしいが、ダモ鈴木が日本の「公害の町」に嫌気がさして「ドイツに逃げよう」と英語まじりの日本語で歌う「Doko E(どこへ)」や、『フューチャー・デイズ』期のアンサンブルが秀逸な浮遊感溢れる「Gomorrha」、さらにはカンにおけるユーモアと演奏の自発性を最も良く表している「Ethnological Forgery Series (E.F.S.)」など、何もかもが魅力的である。
紙ジャケット仕様、UHQCD、定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
女性ヴォーカリストChris Braun率いるジャーマン・ロック・グループ、72年デビュー作。ブルージーな歌唱がとにかくカッコいい姉御なヴォーカルと、ハードかつ哀愁もたっぷりのアンサンブルの組み合わせが特徴。エッジの効いたソリッドなギターとバタバタとダイナミックに畳みかけるリズム隊による重量級ブルース・ハードと渡り合う、彼女の堂々たるヴォーカルが何と言っても聴きモノです。またアコースティカルなパートを組み込むセンスが特筆で、本場譲りと言えるアーシーなアコースティック・ブルースに欧州的な気品を加えたようなアコギの巧みさにも注目。女性ヴォーカルのジャーマン・ブルース・ハードと言うとFRUMPYが思い浮かびますが、確かにFRUMPYに通じる音楽性を持ちながら、よりアコースティック・パートを多用し硬軟自在なスタイルで聴かせる充実作となっています。おすすめ!
70年代のドイツを代表するシンフォニック・ロック・グループ、76年にリリースされた3rd。2ndで印象的だったクラシカル&ファンタスティックな作風へと洗練され、シンフォニック・ロック路線へと転換を果たした作品。時に優美に広がり、時に幻想的にたなびくキーボード、ゴリゴリとしたトーンでスピード感を生むベース、そして、端正なタッチでメロディを紡ぐスタイルへと変化したギターからは、イエスやジェネシスからの影響を強く感じます。ただ、メロディアスなだけのシンフォニック・ロックに終わらないのがこのグループのデビューからの持ち味で、シアトリカルなヴォーカルとソリッドに畳み掛けるEROCのドラムが強烈な「アク」を放っています。名曲「Der Clown」をはじめ、初期イエスにイアン・アンダーソンが入ったような明朗かつ濃厚なサウンドが魅力的。ファンタジックさとゴッタ煮感が絶妙にバランスしたドイツならではの愛すべき名作です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ベルリンで結成されたジャーマン・ロック・グループ、72年作1st。奇天烈なジャケのイメージに反して、中身は流麗なラテン・テイストも取り入れたファンキーで叙情溢れるハード・ロック/ジャズ・ロック。英国VERTIGO勢を思わせるくぐもったオルガンと、ささくれ立ったワウ・ギターがドライヴ感たっぷりにせめぎ合うパートはブリティッシュ・ロック・ファンならイチコロでしょう。ソウルフルで哀愁たっぷりの英詩ヴォーカルも良い感じ。キワモノ感はまったくなく、かなりレベルの高いサウンドを繰り広げる名作です。
78年作の10thアルバム。
デジパック仕様、2枚組
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
1枚は無傷〜傷少なめ、1枚は傷あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
スイスのグループ、77年の唯一作。YESやGENESISからの影響が感じられるシンフォ・プログレ。ファンタスティックなキーボードとゴリゴリと突っ走るリッケンバッカー・ベースを中心に、変拍子をバリバリに多用し、叙情性と緊張感が同居したこれぞシンフォニック・ロックなアンサンブルで畳みかけます。テクニックはそれほど高くはありませんが、逆にバタバタとしたせわしなさが哀愁いっぱいでたまらなく魅力的。
シリアル・ナンバー入り
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
77年に伝説的なシングル盤を残したドイツのSSW/マルチ・プレイヤー、22年制作のフルアルバム『DREAMS OF 75』と77年の上記シングル音源の全17曲を収録。22年作は、当時のシングル曲をモチーフにイマジネーションを豊かに広げた一枚で、初期Mike Oldfieldファンには堪らない中世音楽やトラッドの流れを汲むインストゥルメンタル・ミュージックの随所にヘヴィなブルース・ハードがなだれ込んでくる作風が個性的。ケルト音楽にも通じる神秘性と荒くれたギターサウンドの対比が強烈です。アルバムの大半を占めるトラッド調パートではいろんな弦楽器や打楽器などが細やかに交差する演奏に耳を奪われますが、驚くのがこの多彩で緻密なサウンドを一部ゲスト参加を除き単独で作り上げていること。複数種類のギターや鍵盤、ベースに様々な打楽器(チューブラーベルズ含む)、さらにダルシマーやリュートなどの古楽器群にいたるまで、実に40種類以上の楽器を弾きこなして壮麗な音世界を構築しており、その点でもM.Oldfieldファンにとっては注目に値する存在と言えるでしょう。77年当時の音源は、サイケデリックな要素を含みつつもやはりM.Oldfieldを意識した幻想的なトラッド調ミュージックとなっていて興味深いです。中世音楽に造詣の深いミュージシャンとして知られると共に、どうやら母国ではTV番組のパーソナリティーなど幅広い活躍を見せているようです。とにかく初期Mike Oldfieldが好きな方にはオススメ!
ジャーマン・プログレELOYの00年代作品にも参加しているドイツのリコーダー奏者Volker Kuinkeが率いるシンフォ・グループによる21年作3rd。ELOYのギタリストやキーボーディスト、元SYLVANのギタリスト、美声女性ヴォーカルIsgaardらをフィーチャーしています。クリアで繊細なタッチのピアノと悠久の調べを奏でるヴァイオリンが織りなす、どこまでも気高くクラシカルなサウンドに、泣きを帯びたギターがメロディアスに駆ける息をのむアンサンブルが冒頭から展開。これだけでも素晴らしい所に主役となるリコーダーが登場するのですが、これがまた見事!まるでゲルマンの深き森の奥から響くように神秘的なリコーダーが、クラシック由来のシリアスな演奏に柔らかな優美さを加えていて、幻想度100%のシンフォニック・サウンドを作り上げます。Isgaardのクリアな美声も印象的で、Volkerのリコーダーと美しく調和するパートの素晴らしさは至上の一言。イタリアのHOSTSONATENによる四季シリーズに匹敵するファンタジックな映像喚起力に溢れたシンフォニック・ロックに感動しっぱなしの傑作!リコーダーという楽器のポテンシャルを全編にわたって思い知らされる一枚です。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
「W. C. フィールズの文句を言い換えるなら、私たちは二度同じ風呂に入ったことがないんだ(ホルガー・シューカイ)」 ダモが抜けてもカンは飽くなき前進を続ける。カローリのヴァイオリンとリズミカルなヴォーカルのフレーズが印象的な冒頭の名曲「Dizzy Dizzy」を筆頭に、新たなスタートを切った1974年の傑作。リード・ヴォーカルはカローリとシュミットが代わる代わるつとめているが、専任のヴォーカリストを失ったことで、インストゥルメンタルの要素は必然的に増しており、後のシューカイのソロにつながるテープコラージュも頻繁に取り入れられている。シューカイとリーヴェツァイトの繰り出す拍動のようなリズムの上でカローリのギターが暴れる「Chain Reaction」から、静謐な中にも緊張感に満ちて謎めいた「Quantum Physics」への流れも素晴らしすぎる。英「The Wire」誌の企画「最も重要なレコード100枚」にも選出。
紙ジャケット仕様、Blu-spec CD、10年デジタル・リマスター、定価2381+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
紙ジャケに若干指紋汚れあり
カン史上、最もポップなメロディと痛快なユーモア精神に彩られた、ロックのステロタイプに限りなく接近しておきながら、スレスレのところで笑い飛ばしてしまう1975年の傑作アルバム。バンドが初めてマルチ・トラック録音を導入したという意味でも節目となったこの作品を受けて、英メロディ・メイカー誌はカンを「地球上で最も進んでいるロック・ユニット」と評した。これまでにない入念なミキシングのプロセスから生まれた巧緻なサウンド・プロダクションと突き抜けた軽快さを感じさせる楽曲の組み合わせが見事に作用している。アモン・デュール?のプロデューサーとして有名なサックス奏者、オラフ・キューブラーが、カンのアルバムでは初のゲスト・ミュージシャンとして参加。カンのディスコグラフィの中では過小評価されているが、聴かれずにいるのはあまりに勿体無い重要作である。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、定価2310
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯中央部分に色褪せあり
78年の通算11作目。無機質なミニマル・フレーズとドラムの叩き出すタイトなロック・ビートを融合させ、ソリッドに未来的なサウンドを展開。ヴォコーダーを交えた情緒的なヴォーカル・ナンバーも披露し話題を呼んだ異色作。
紙ジャケット仕様、1995年デジタル・リマスター、定価2476+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
70年初頭にジミヘンのトリビュート・アルバム等を制作していたドイツのバジェット・レーベルKenが71年に残したアシッド・ブルース・プロジェクト盤。ミュージシャンのクレジットはありませんが、セッションにはGREENLIGHT、SPHINX TUSHといったハンブルグのバンドが参加していたようです。「Hey Joe」のカヴァーが収録されているなどジミヘン・ライクなヘヴィ・サイケが基本かと思いきや、リリカルなフルートとむせぶサックスがジャジーに絡み合う楽曲があったり、ハモンド&ヴァイオリンを加えたノリノリなロックン・ロール・ナンバーがあったりと、意外にも多彩でプログレッシヴなアプローチを取り入れた内容に驚き。単なるブルース・ロック・アルバムに留まらぬごった煮感と偏屈さは流石ドイツと讃えざるを得ません。さらに最終曲ではレッドゲージ振り切りまくりの轟音ファズ・ギター&並のギターを凌駕するほど凶悪に歪んだエレクトリック・ヴァイオリン(!?)がパワフルなリズム隊と共に暴れ回る狂気の沙汰のようなヘヴィ・サイケ・ジャムが飛び出してきてもう唖然。アングラ・サイケ・マニアはもちろん、コアなジャーマン・ロック好きも是非!
廃盤、紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ドイツ新編集ブックレット付仕様、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
デジパック仕様、ボーナス・トラック1曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケース不良、トレーツメ折れ1カ所あり、スレあり、小さい角潰れあり
デジパック仕様、ボーナス・トラック2曲、定価2857+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微な折れ・軽微な圧痕あり、若干角潰れあり
4枚組、ボーナス・トラック4曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケース不良、1枚は無傷〜傷少なめ、3枚は傷あり、若干スレあり、ケース上部に欠損あり
77年にYES/GG系統の名盤『Genius Of Original Force』でデビューするジャーマン・プログレ・バンドが、その2年前の75年に残したライヴ音源を収録。上記1stアルバムの完成度に驚かれた方なら、本作で聴けるサウンドにもきっとガッツポーズでしょう。1曲目からGGのカバー?と思ってしまうほどに緻密にしてハードエッジで陰影にも富んだ演奏が飛び出し、初期GGのエッセンスを的確に掴んだサウンドを繰り広げます。ライヴながら演奏がほとんど荒くならず、終始エレガントな佇まいを崩さないパフォーマンスも好印象。数あるGG系バンドの中では特に技巧派ではないにも関わらず、出てくる音にはどのバンドよりもGGリスペクトが感じられるのが素晴らしく、テクニックに依らない本質的な部分でGG的スタイルを咀嚼できているのが伝わってきます。中でもコーラスの出来栄えは数あるGGフォロワーの中でも群を抜いているのではないでしょうか。GGファンには77年作と共に是非聴いて欲しい見事なライヴ・パフォーマンス!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
レーベル面にスレあり、若干カビあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
7枚組ボックス、デジタル・リマスター、各CDはペーパーケース仕様、ブックレット付仕様
盤質: | 未開封
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
シュリンクにスレあり
71年にクラシカル・プログレ名盤『NATURE』を残すTETRAGON。その前身にあたるジャーマン・ロック・トリオの69年唯一作が本作。『NATURE』へと受け継がれるクラシカルでアグレッシヴに弾きまくるオルガンを主役に、即興パートもたっぷり盛り込んだ10分超の長尺曲が並びます。ひたすらバタバタと忙しなく畳みかけるリズム隊と、それに負けじと聴き覚えのあるクラシックのフレーズも散りばめてエネルギッシュに激走するオルガン。全編通じて衰えることのないテンションの高さは、新しいサウンドを生み出さんとする60年代末らしいギラギラしたエネルギーを感じさせて特筆です。キーパーソンはもちろんキーボーディストで、3曲目で聴ける本格派クラシックにジャズを少しブレンドさせた見事なピアノ独奏、そしてボーナス・トラック収録の22分超の大曲(TETRAGON『NATURE』にも収録の「Fuga」)では、オルガンでクラシカルなフレーズをポップに聴かせたと思いきや、ジャズ・テイストを強めた軽やかなアドリブ的プレイも披露したりと、Keith Emersonに通じる才覚を発揮しており素晴らしいです。アングラ感は強く洗練されているとは言えないものの、NICEやELP好きにもオススメしたいクリエイティヴなキーボード・ロックが楽しめる一枚!
70年代前半に活動し、4作品を残したドイツ出身のジャズ・ロック・バンドによる71年デビュー作。安定感ある職人的なリズム・セクションに乗って、熱気ある派手なプレイスタイルのオルガンと、重層的な響きを持つブラスが交錯する、グルーヴィーかつ重厚感溢れるブラス・ジャズ・ロック。これは猛烈にかっこいいです...!ヴォーカルは英語。
フルート奏者(兼ギター)/ギタリスト/ベース/ドラムスの4人組ジャーマン・プログレ・バンド、75年に録音されながらも2017年までお蔵入りとなっていたアルバム。多彩なシンバルワークが印象的なジャズ色の濃いリズム・セクションに乗って、ギター&フルートによるインプロヴィゼーションがたっぷりと繰り広げられる、アングラ感覚満点なクラウト・ロック。POPOL VUH時代のConny Veitのようなブルースを核に持つトロンとしたギター、演奏がノッてくるとIan Andersonみたいに激しくなるフルートと各人なかなかの個性の持ち主です。フルート入りプログレなのに、まったく幻想的にはならず終始フリーキーでダークな色調なのがいかにもアングラ・ジャーマン・ロック。これはクラウト・ロックの最奥に近い所に位置する一枚ではないでしょうか。
74年にデビューし79年までに5作品を残したジャーマン・ジャズ・ロック/フュージョン・グループによる、77年のライヴ音源を収録。キャリア前半には元TOMORROW'S GIFTのWolfgang Lindnerがドラマーを務めていましたが、ちょうど本ライヴの直前に新ドラマ―へと交代しているようです。M.Vitousがいた初期WEATHER REPORTからの影響を感じさせる硬質なフュージョン・サウンドを土台に、濃厚なアフロ/ラテン・テイストを纏わせてひたすらテクニカルにひた走るアンサンブルに圧倒されます。リードを取る高らかな音色のサックス、舞うようなエレピをメインに隙あらばシンセもスピーディーに弾き飛ばすキーボードらが、ギターレスを感じさせないテンションで躍動。そんなリード楽器を支えるリズム・セクションも特筆で、特にドラムスは民族フレイヴァーを醸し出す本格的なパーカッションも交え凄まじい手数で捲し立てるテクニシャンでかなり強烈です。WR譲りの緊張感とアフロ/ラテン的な熱気やメロウネスが絶妙に融合した、テクニカル・フュージョン/ジャズ・ロックの好パフォーマンス!
廃盤、紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター、ドイツ新編集ブックレット付仕様、定価2039+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ご存知ドイツが世界に誇る巨匠シンセサイザー奏者、79年発表の11作目。デヴィッド・リンチ監督による84年映画を筆頭に幾度も映画化/TVドラマ化される、フランク・ハーバートによる傑作SF小説の音像化に挑んだ人気作。30分と26分の全2曲となっており、前半は荘厳な響きのシンセサイザーとゲスト奏者が奏でるチェロによって、陰鬱ながらもイマジネーション豊かに描き出される異星の情景がとにかく圧巻。終始緊張感を保ちながらどこまでも美しい音像は、70年代におけるソロ活動の集大成とも言える完成度を誇っています。後半ではリズムが生まれ、ゲストのArthur Brownがミステリアスなヴォーカルを披露。バックでは時おり淡々としたシンセにチェロが鋭利に切り込んでいて油断なりません。間違いなく、数ある文学作品の音源化作品の中でもトップレベルと言える名作。
ドイツのプログレ・グループ、81年唯一作。テクニカルに入り組んだ変拍子や起伏に富んだ展開などプログレ的ダイナミズムも取り入れつつ、明るいトーンのオルガンや歯切れ良いギター、キャッチーなメロディで瑞々しく聴かせる、GENESISやMACHIAVELに通じるポップなプログレ・サウンドが特徴。「Bohemian Rhapsody」から取られたと思われるバンド名の通り、ピアノをバックにヴォーカルが朗々と歌い上げる場面や仰々しいコーラスなどはかなりQUEENを意識していそうでニンマリ。プログレ・ファンのみならずQUEENやEL&O、PILOTなどの英国ポップ好きも是非お試しあれ。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ドイツのバンド、72年の唯一作。スリリングなギター・リフによるブルージーなハード・ロックをベースに、フルートやサックスによるジャジーなエッセンス、リリカルなアコギと哀愁のヴォーカルによるビートルズ的なエッセンス、ハモンド・オルガンによるブリティッシュ・ロック的なエッセンスを加えたアンサンブルは、オリジナリティに溢れていて、聴き応え抜群。安定感ある演奏、緩急自在の曲展開、印象的なメロディーなど、かなり完成度の高いグループです。
元GRAILの英国人ヴォーカリストChris Williamsを中心にドイツで結成・活動したプログレ・グループ、結成50周年を記念して過去曲をリ・レコーディングした22年作。70年代の1st〜4th/01年作/GRAIL時代のナンバーなどから9曲をプレイしています。全体に現代らしいクリアな音作りと重厚なアレンジが施されており、原曲にあった70年代的な淡い色彩感は身を潜めましたが、22年のオリジナル・アルバムと言われても疑う余地がないほど今風にアップデートされていてお見事です。オリジナル・ヴァージョンと聴き比べるのも楽しい一枚でしょう。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
紙ジャケット仕様、UHQCD、定価2400+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
軽微なケースツメ跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カビあり
ドイツ・ケルンのスタジオでエンジニア兼アシスタントとして働いていたToby Robinson、別名The Mad Twiddlerが1975〜76年の間に行っていたスタジオ・プロジェクトで、自身がに運営していたアンダーグラウンド・レーベルPYRAMIDからリリースされた作品。収録曲は33分に及ぶクラウト・セッション「Dawn Defender」の1曲のみ。しかしながらACHIM REICHELや初期ASH RA TEMPELを思わせるギター多重録音、シンセやメロトロンを用いた神秘的な音響パート、そしてドタバタとした勢いあるドラム、ドライヴするギター&ベースをフィーチャーしたエネルギッシュかつどこかエキゾチックなバンド・パートなど、長尺の中にも多彩な表情を盛り込んでダイナミックに聴かせています。宇宙的かつ原始的な香りを漂わせるクラウトロックのディープな一枚です。
クラウト・ロック・シーンの重要グループとして知る人ぞ知るアヴァン・ジャズ・ロック・バンド、デビュー作と同年の69年ハンブルク公演を収録。サックスとギターが熱気たっぷりに疾走する、COLOSSEUMにも迫るブルージーなジャズ・ロックを軸に、インプロヴィゼーションや実験的な音響パート、ポエトリーパートも盛り込んで展開するパフォーマンスは、これぞクラウト・ロックなインパクトがあります。聴き所は、COLOSSEUM「Butty's Blues」や「Beware the Ides of March」に強烈にエモーショナルなヴォーカルが入ったかの如き1曲目、そしてこのバンドの持ち味がすべて詰まったような28分に及ぶ2曲目。このヴォーカルの存在感は特筆で、ハード・ロック的な歪んだ発声とは少し異なる生々しいハイトーン・シャウトが耳に突き刺さります。長尺曲での主役はフリーキーに暴れるサックス、そしてジミヘンやクリーム時代のクラプトンを思わせる、奔放かつキレのあるブルージー&スリリングなギター。両者が渾身のアドリブをぶつけあうパフォーマンスがただただかっこいいです。不意に現れ醒めた叙情を漂わせるフルートも効果的。間違いなく同年デビューのCANやAMON DUULらレジェンドと並び称されるべきバンドであることを実感させる音源です。
70年代に4枚のアルバムを残したドイツのプログレ・グループ。74年作の3rd。ブリティッシュ・プログレ然とした1st、グッと洗練された米プログレ・ハード的なヌケの良さを聴かせた2ndときて、この3rdでは、パーカッシヴなアコギやホーン・セクションなどジャズ色が増しさらに米ロックへと接近した印象。とにかく抜群のテクニックと音を構築するセンスによる安定感抜群のアンサンブルが出色で、オープニングから、「英プログレ経由の米国フュージョンへのドイツからの回答」と言えるような爽快かつ陰影もあるサウンドを炸裂させています。まるでジョージ・ハリスンのようなスライドとメロディを聴かせる3曲目など、音楽的な幅の広さも見事。1st、2nd、3rdと音楽性が変わり、1枚の中でも様々な音楽的要素が詰め込まれているせいかメジャーになることなく埋もれてしまったんでしょうが、その一筋縄ではいかなさこそがこのバンドの魅力であり、「B級」と評するには恐れ多いほどのテクニックとセンスもまた特筆。世界のプログレ探求の中で是非とも立ち寄っていただきたい愛すべきグループです。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さいケースツメ跡あり
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