ヘイトブリーダー

メタルを聴き始めた頃に出会った名盤（7 拍手）

KCさん レビューをすべて見る

このバンドが面白いのは1st〜3rdまで。

最近出たアルバム（ヘイロ〜なんとか）が『初期っぽい』などとあちこちで言われているような気がしましたが・・・

そんなことを言っている人間は耳鼻科へ言った方がいいかもしれません。

ヘイロ〜が初期っぽいのはわずか数曲、それも表面的な部分だけ。
おそらくアレキシも少なからず初期を意識していたのでしょう・・・（本人は無意識だと言っていましたが）

クラシカルなギターメロディー、(良い意味で)中二的な雰囲気を漂わせるキーボード、ただ速く弾くだけにとどまらないアレキシ・ヤンネのソロ・・・

昨今のアルバムにはそれが一切ない。
ここらへんのメロデスはオワコンオワコンと言われて久しいが、他のバンドはよく健闘している方。

それに比べるとこのバンドはひどい。

1st〜3rdのような楽曲は期待していないが、せめて4thや5thのような楽曲のクオリティは維持してほしいものだ。

・・・と、愚痴はまぁこの辺で終わりにしておいて

このアルバムは2ndですね。
1stほど露骨ではないですが、アレキシのメロデスとクラシックフレーズとの融合は一級品。

クッサイ中二メロディアスなメロデスですが、その臭さ、鼻につかない臭さです。

他のバンドがこのバンドのマネをすると糞ダセェバンドと言われて終わりです。
そのくらい、初期チルボドには他のバンドにはないオリジナリティがあった。
一聴して誰もが『アレキシだ』とわかるほどに・・・

bodom after midnight、downfall、hatebreeder、silent Night, Bodom Night、Towards Dead End ・・・
いや本当に全ていい曲です。
捨て曲がない。

それに比べて最近は・・・