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1. キャンディ |
2. シンス・アイ・フェル・フォー・ユー |
3. C.T.A. |
4. オール・ザ・ウェイ |
5. フー・ドゥ・ユー・ラヴ・アイ・ホープ |
6. パーソナリティ |
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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軽くて洒脱(2 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
リー・モーガンの「VOL.3」と並ぶ代表作です。ソニー・クラーク(p)、ダグ・ワトキンズ(b)、アート・テイラー(ds)、つまり管楽器はモーガンひとりのカルテットです。モーガンは、ジャズ・メッセンジャーズ(アート・ブレイキー)に在籍していて18歳でソロ・デビュー、という経歴です。この盤では彼が二十歳そこそこだったはずで、彼の奏法の魅力と若さがないまぜになっている印象です。クリフォード・ブラウンの再来との評が高かったそうですが、マイルドなブラウンとちがって、ソロの途中の突き抜ける高音や一癖あるタンギングが特徴です。
どのかたもタイトル曲の「キャンディ」を褒めています。モーガンのソロも素晴らしい上、ソニー・クラークのお洒落なピアノもよろしいです。全体に軽くて明かるいんですよ。モーガンはソロを、ミストーンじゃねえの、と思わせるような下手な音から始めて華麗に吹き返すという技を繰り出します。これは、みんなカバーでやりたがったでしょうね。バラードは2曲。そのうちの「オール・ザ・ウェイ」は、映画主題歌です。
ジャズやブルーズのCDで嬉しいのは、新譜CDの値段で3枚も4枚も買えてしまうところ。コンピ盤を購入するか、単体を購入するか迷いますけど。今のところブルーノート盤は、カバーアートもほしいので単体購入にしています。2023.10.09