3984282792(WARNER)
まるで邪教の儀式を覗き見てしまったかのような戦慄が走る、これぞ怪作。狂気と暴力性と崇高さが渦巻く音像には思わず鳥肌が立ってきます。それでもまた、夜な夜な聴きたくなるのは何故なのか...。
CITTA FRONTALEを母体に、Danilo RusiciとElio D'annaを中心に結成され、呪術的なサウンドとほの暗い叙情でトップバンドへと登りつめたイタリアのへヴィー・プログレッシブ・ロックグループの73年3rd。彼らの最高傑作として名高い本作は、彼らの個性である呪術的な暗鬱とした音楽性、圧倒的なサイケデリアを描く音像、そして過剰なへヴィネスを内包したギター、サックスが先導するフリー・ジャズ路線のアプローチが高次元で融合したイタリアン・プログレッシブ・ロックを代表する名作であり、おどろおどろしいながらも神秘を感じさせる傑作です。
BANCO(BANCO DEL MUTUO SOCCORSO)/BANCO DEL MUTUO SOCCORSO
PFMと共にイタリアン・ロックを象徴するグループ、記念すべき72年1st
750円(税込825円)
イアン・アンダーソンが全権を握った1969年発表の第2作
バカテクギター&変てこヨーデル風スキャットが炸裂する怪曲「HOCUS POCUS」収録、71年2nd!
唾吐きフルートとアグレッシヴな女性Voが特徴的なブリティッシュ・ロック、70年唯一作
72年作2nd、VDGGファンなら必聴と言えるダークかつドラマティックな英プログレ名盤
ヴァイオリンやフルートをフィーチャーした「スペインのクリムゾン」とも云われるヘヴィ・プログレ・グループ、78年リリースの1st
オザンナの中心メンバーDanilo RusticiとElio DAnnaがオザンナ分裂期に結成したグループ、74年作
イタリアン・シンフォ、74年作、PFMに通ずるリリシズムとダイナミズムを備えた名作
オーケストラ・アレンジにL.E.バカロフを起用した72年作、次作「パレポリ」にも比肩する劇的な名作!
オザンナの中心メンバーDanilo RusticiとElio DAnnaがオザンナ分裂期に結成したグループ、74年作
71年発表、ロック×オーケストラの決定版、イタリアン・ロック必聴作!
アーティスティックかつ緊張感みなぎる72年作2nd、伊へヴィ・シンフォ屈指の名盤!
ELP影響下のイタリアはジェノヴァ出身キーボード・プログレ・バンド、「マタイ受難曲」を題材とした72年作1st
「イタリアン・ロック」の存在を全世界に知らしめた衝撃の73年ワールドデビュー作!
イタリアを代表するジャズ・ロック・グループによる74年デビュー作、超絶テクニックとイタリアらしい豊かな叙情性がバランスしたユーロ・ジャズ・ロック大傑作!
イタリアン・ロック界きってのスーパーグループ、74年1st、歌心溢れるジャズ・ロックの傑作!
イタリアン・シンフォニック・ロックの金字塔的名作、75年リリース
各国の「港町」に注目して、港湾都市生まれのプログレをピックアップ!
スタッフ厳選☆今週の3枚!!【2020年1月〜9月アーカイブ】
「これは聴いてもらいたい!」というカケレコメンドな作品を毎週3枚ご紹介。2020年1月〜9月に取り上げた作品はこちらでチェックどうぞ♪
イタリアを筆頭に、重厚なダイナミズムと熱気に満ちた世界各国の新旧ヘヴィ・シンフォをピックアップいたしました!
Twitterフォロワーの皆さまご協力のもと、夏に聴きたいプログレアルバムをピックアップいたしました!
プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!
「イタリアン・ロック?プログレ聴かないしな〜。」 そんなあなたにオススメしたい『プログレ嫌いなロック・ファンにこそ聴いて欲しいイタリアン・ロック・セレクション!』
吹き荒れるサックス 〜イギリス、ドイツ、フランス、イタリア周遊の旅〜
英米の名盤を出発点にディープな作品をご案内、今回のツアーは『吹き荒れるサックス 〜イギリス、ドイツ、フランス、イタリア周遊の旅〜 』!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
イタリアン・ロックの重鎮バンドが放った、新曲を含む00年代アルバムからのベスト盤。21世紀に入っても孤高であり続ける、濃密なOSANNAワールドを堪能できる全18曲!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に研磨跡あり、ケースツメ跡あり、カビあり、帯中央部分に色褪せあり、帯にシール跡、ケースに小さいヒビあり
あの『コンチェルト・グロッソ』も手掛けたバカロフによる格調高いオーケストラ・アレンジと、ヘヴィな混沌渦巻くロック・アンサンブルが融合した鬼気迫るサウンドに、ただただ息を呑みます。『コンチェルト・グロッソ』と対を成すイタリアン・クラシカル・ロックの傑作。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 黄ばみあり
あの『コンチェルト・グロッソ』も手掛けたバカロフによる格調高いオーケストラ・アレンジと、ヘヴィな混沌渦巻くロック・アンサンブルが融合した鬼気迫るサウンドに、ただただ息を呑みます。『コンチェルト・グロッソ』と対を成すイタリアン・クラシカル・ロックの傑作。
帯【無】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯無、カビあり、ケースツメ跡あり、ケースにスレあり
まるで邪教の儀式を覗き見てしまったかのような戦慄が走る、これぞ怪作。狂気と暴力性と崇高さが渦巻く音像には思わず鳥肌が立ってきます。それでもまた、夜な夜な聴きたくなるのは何故なのか...。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 若干カビ・若干汚れ・帯に色褪せあり
まるで邪教の儀式を覗き見てしまったかのような戦慄が走る、これぞ怪作。狂気と暴力性と崇高さが渦巻く音像には思わず鳥肌が立ってきます。それでもまた、夜な夜な聴きたくなるのは何故なのか...。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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演奏のアヴァンギャル度、カオス度では宮殿以上か(8 拍手)
KCさん レビューをすべて見る
クリムゾンの宮殿に通ずる部分もあるイタリアン・ヘヴィ・プログレの代表作です。
オザンナの代表作ともいえる今作は、数多くあるイタリアン・ヘヴィ・プログレの中でも、演奏・完成度・プログレッシブ度・そしてイタリアらしさ、どこをとっても頭一つ抜けていると思います。
この独特のイタリア臭さ・土着的な雰囲気は慣れてくると癖になっちゃいます。
クリムゾンにあるような哀愁はあまり感じられませんが、アヴァンギャルド・エネルギッシュな演奏はクリムゾンにも負けていません。
ヘヴィプログレファンは必聴
好きなひとは大好き(3 拍手)
じゃ、見ろクワイ(笑)さん レビューをすべて見る
イタリアの映画監督フェリーニの『サテリコン』からインスピレイションを得た架空の都市パレポリをコンセプトとするアルバムでジミ・ヘンドリクス、VAN DER GRAAF GENARATOR、JETHRO TULL、KING CRIMSONの“IN THE WAKE OF POSEIDON”等の影響がある呪術的でイタリア式ドタバタしたサウンドが展開します。
これを聴けない人がいても、当然だと思う(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
一時期ルキノ・ビスコンティ映画にかなり入れ込んでいました。「ベニスに死す」はご存知でしょうか。主人公ダーク・ボガードが静養先のベネチアで美少年に恋心を抱いてしまい、彼を追いかけて街中をさまよっているうち、シロッコに乗って流行する疫病に侵されるのです。顔中に浮き出た斑点を隠すため、ボガードは真っ白に化粧して少年に会いに行くのですが、これが醜いのなんの。対する美少年は、老人であるボガードを完全に無視しきってしまい、実に救われません。
オザンナ・メンバーの白い顔や塗りたくりを見るのが、最初怖くて怖くて。キング・レコードから出た時も、これを購入したのはかなり後のことです。植民都市パレポリを題材としたアルバムであり、たぶんパレポリは栄華を極めたあと、朽ち果てていくのです。たぶん疫病と神の怒りで。白い顔と黒い隈取はおそらくペストのことなのですね。そして、おそらく死者の国としてパレポリは永遠に栄えていくのです。ああ、恐ろしい。
イタリアを最も表現する音楽でありながら、たぶん最も難関です。20分ものあいだ、音の洪水というか、オカルトまみれのフリーな展開に付き合わざるをえません。素直に良い音楽というわけでは、けっしてありません。そして冒頭の太鼓とチャリンが最高に怖い。「アニマレ・センツァ・レスピロ」に至っては、カオスとはこれだ、と言わんばかりの行き当たりばったり演奏で、全く抒情的なフレーズなど出てきません。
よくリノ・バイレッティは、これを歌い切ったよなあ、と感心ばかりしています。