プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料
単なる思い込みなのかもしれないけれど、スペインのバンドというと垢抜けしない暑苦しいサウンドという印象が強かったので、HARVESTの1stを聴いた時にはそれなり衝撃的だった。
2012年リリースのこの2ndは、1stを継承しながらよりシンフォ性を高め洗練されたサウンドで聴かせる好作品。
泣きのギターや、美しく幻想的なメロディを奏でるキーボード、繊細さとドラマティックさを併せ持ったサウンドに適度なポップさも加わる。
Steve Rotheryがゲスト参加している6曲目も印象的で、やはりスペインというよりもイギリスのシンフォ・バンドをイメージしてもらった方が伝わりやすいと思う。
MAGENTAやMOSTLY AUTUMNなど女性Voシンフォ・ファンにおすすめ!
女性VoがJulianne Reganを連想させるので、ALL ABOUT EVEのファンにもおすすめ出来るかもしれない。
HEATHER FINDLAYをフロントに置き、ANNE-MARIE HELDER(KARNATAKA、PANIC ROOM)、OLIVIA SPARNENN(BREATHING SPACE)もハーモニーで参加しているMOSTLY AUTUMNの8thアルバム。
これだけ豪華な女性Voが揃っているので、美声女性Voファンは必聴・・・とにかく、美しい♪
アコースティック・ギターやピアノ・ソロなど、前作よりもアコースティックな音色を取り込んでいるがバンドとしてのベース部分は変わらず、さらにステップアップした作品と言えるのではないだろうか。
久しぶりに聴いて、1曲目が「Zeppelinぽい!」と感じたことを思い出した。
念のため書いておくと、曲自体はZeppelinではないです・・・でもカッコいいです。
7曲目にはTROY DONOCKLYがアレンジ、イリアン・パイプ、ホイッスルで参加しており、静かな始まりからパイプ・オルガンのような音に導かれてドラマティックに展開する8曲目のタイトル曲も圧巻。
Bryan Joshが歌っている曲では、これまでのアルバムでも感じたフロイド色が残っているし、10曲目はポップ色があり70年代っぽいコーラスも聴こえてくる。
シンフォ・ファン、女性Voファンだけではなく、もしかしたら心広いハード・ロック・ファンにも受け入れてもらえるのではないかと・・・彼らのファンの独り言です・・・。
昔のTV-CMはとても凝っていて、広告というよりもひとつの映像作品みたいなものが多かった(当時は広告にかけられる予算も余裕があったのでしょうね!?)。
そんな中でも突出していたのがサントリーで、詩人ランボーや建築家ガウディが登場するローヤルのCMなんて、今見ても斬新です。
そして、海外の大物スターを起用した作品も多かった。
ボブ・ジェームスや、このアルバムにも参加しているロン・カーターも出演していました。
私はその当時、ジャズやフュージョンなんて聴いていなかったので、TVから流れてくる音楽はとても新鮮に感じました。
しかし、コメントを見て懐かしいと思ったのですが、CMに使われていた曲「マルコ・ポーロ」がどんな曲だったか思い出せず思わず購入。
聴いてみて、「あぁ、この曲かぁ・・・」と・・・軽快でノリの良い曲です。
このアルバムには、前述のロン・カーター以外にも、デヴィッド・サンボーン、スティーブ・ガット、マーカス・ミラーなど、詳しくはない私でさえ知っているアーティストが参加しています。
全体的に軽快で気軽に聴けますし、これだけのメンバーが揃えば、まず間違いないですね。
RICK VAN DER LINDENが率いるオランダのバンドTRACEのデビュー・アルバム。
TRACEが発表した3枚のアルバムは、それぞれ趣は異なるものの全てが甲乙つけがたい高水準な作品。
個人的には2ndアルバム「Birds」が彼らの最高傑作だと思っているのだが、おそらくRICK VAN DER LINDENが思い描いていた音楽の到達点であろうと思われる大作志向の3rdを推すファンも多いのではないだろうか。
しかし、クラシカル・ロック・ファンは、この1stアルバムも捨てがたいはずだ。
耳馴染みのあるクラシックのメロディも登場し、3作品の中でも純粋にクラシカル・ロックと言えるのがこのアルバム・・・と思っていたのだが、人の記憶というのは曖昧なもので、意外とロックしている。
まあ、好みはあると思うがTRACEはどれから聴いてもハズレはないので、「1stから順番に聴けば良いんじゃない」と気軽に言ってしまうのである。
ブラジルのキーボード・トリオによる06年デビュー・アルバム。
ピアノの演奏をメインにしたインストゥルメンタル作品で、あまりブラジルのバンドという感じがしない。
クラシカルな感じはイタリアのバンドかと思わせるし、洗練された曲構成はむしろ英国産と言われた方がしっくりくるのかもしれない。
3曲目はピアノをメインにしたクラシック調で始まるのに、中盤にLATTE E MIELEのようなフレーズが挿入されているし、6曲目にはLOCANDA DELLE FATE?
この人達、きっとイタリアン・ロック大好きなんだと思う!
ゲストでヴァイオリンとチェロを迎えた4曲目はシリアスなクラシック調、7曲目や8曲目はオシャレなジャズ調(8曲目のタイトルはそのまま「JAZZ」だしね!)で、こう書くとごちゃまぜのような感じだけれど、メンバの演奏が安定していることもあり散漫な印象はない。
ということで、イタリアン・ロック・ファン、クラシカル・ロック・ファンにおススメの作品。
02年リリースということなので20年くらい前の作品だが未だに愛聴盤の1枚♪
囁くように歌う繊細で美しいSarah Lacyのヴォーカルは女性Voファンを一瞬で虜にするのではないかと思う。
フルート、イリアン・パイプ、ホイッスルなどを使用したケルティック・サウンドは穏やかで癒し効果さえもあり、幻想的で深みのあるキーボードや、アコースティック・ギターの音色はヴォーカルとの相性がとても良い。
6曲目から始まる20分にもおよぶ組曲がひとつの聴き所で、荘厳さも感じさせる壮大な曲。
間違いなくIONAやKARNATAKAのファンにおススメ出来るケルティック・シンフォ作品。
オリジナル・アルバムを買い揃えるほどのファンではないけれど、そのアーティストの曲は好きだという時に、ヒット曲や有名曲が集められているベスト・アルバムはとても便利だ。
その中には数曲売れただけで「ベスト・アルバム」と称して発売されるものがなくはないのだが・・・。
さて、このデュラン・デュランのベスト・アルバム。
「グレイテスト」とはまた大きく出たものだなと思ったなら、それは大きな間違い。
収録されている曲のほとんどが全英、全米のランキングで一桁台に入るヒット曲で、「IS THERE SOMETHING I SHOULD KNOW?」や「THE REFLEX」などNO.1に輝いた曲も収められている、まさに「グレイテスト」なベスト・アルバムなのである。
TVCMで使用された「ORDINARY WORLD」、007シリーズのテーマソング「A View To A Kill」など耳馴染みのある曲も含まれているので、決して彼らのファンのためだけのアルバムではない。
デュラン・デュランはアイドル性も持ち合わせたバンドだったと思うが、聴き直してみるとあらためて曲の良さに気付かされる。
80年代を通過してきた人には懐かしさを、聴いたことがない音楽ファンには色褪せない曲の魅力を届けてくれる。
ベスト・アルバムのあるべき姿だよね!
Daryl Hallはソロとしてそれ程大きなセールスを上げていないのではないかと思う。
70年代後半から80年代前半にかけて人気絶頂だったHall&Oates。
しかし、そのタイミングで発売された2ndソロでさえあまり印象に残っていない(調べたわけではないので個人的な印象に過ぎない・・・しかも、久しぶりに聴いてみようと思ったら、CD見つからないんだけど・・・)。
Darylのヴォーカルが大好きな私はソロ・アルバムもきちんと購入して聴き続けていた優良なファンだったので、「ソロも良いよ♪」と言っていたはずなのに・・・。
しかし、この3rdソロに関しては別格。
こういう言い方は良くないんだけど、「Hall&Oatesをひとりでやってみました」的な感じで、それでもJohnがいないとHall&Oatesのサウンドにはなり得ないので、やはりソロ・アルバムなのだなという・・・。
まあ、とりあえず1曲目を聴いてもらえばその素晴らしさをわかってもらえるはずだ。
Hall&Oatesファンはもちろん、私のようにDarylのヴォーカルが大好きな人はきっと愛聴盤になると思う。
プログレ・ファンならば誰もが一聴して分かるであろうクリムゾン影響下のバンド。
「レッド」+「ディシプリン」に少しだけメタル・クリムゾンも加わったような雰囲気のサウンドで、ハモンド・オルガンやメロトロンの音には初期クリムゾンの幻想性も感じられる。
リズム隊がしっかりしていることもあって、ゲストでフルートやトランペットを迎えたジャズ・ロック的な曲も聴くことが出来る。
アメリカのバンドらしいが、この深みのあるサウンドはどちらかというとイギリスのプログレ・バンドを思わせる。
惜しいのは全曲インストであること。
このサウンドに、ジョン・ウェットンのようなヴォーカルが入れば完璧だったのに・・・。
MVが一般的になり、数々の新しいスターが生まれた80年代の音楽シーン。
そんな華やかな時代に登場したのがWindham Hillで、ニューエイジ・ミュージックという新しいジャンルを確立した。
Windham Hillは、実際には70年代から活動していたようだが、ニューエイジ・ミュージックが広く知れ渡ったのは、やはり80年代に入ってからだと思う。
ある意味、時代の風潮に対する対極として存在していた気がする。
インストゥルメンタル作品が主体のレーベルだと思うが、その中でも代表的なアーティストがGEORGE WINSTONで、このアルバムは四季をテーマにした四部作の1作品。
3曲目に収録されている「あこがれ/愛」が車のTV-CMに使用されたことで(その後も、繰り返し色々なCMに使用されていると思う)一気にメジャーになったのではないかと思う。
様々なストレスにさらされている今だからこそ、このような「癒し系」の作品が必要とされているのかもしれない。
FLOWER KINGSのベーシストJONAS REINGOLD(最近のアルバムを聴いていないのでわからないけれど、KAIPAにも参加しているみたいですね?)が率いるバンドの4thアルバム。
メンバーは固定しておらずプロジェクト的な位置付けで活動しているようだが、これまでも好作品をリリースしていて、今回もまたキャッチ―なメロディと重厚さを上手くまとめたシンフォ作品に仕上げている。
1曲目に14分超えの曲を持ってきているが、2曲目の「TURN IT UP」は普通にヒット・チャートに載ってきそうなノリの良さだし、ラストはアコースティック・ギターの演奏をバックに歌われる情感あふれる曲で終盤のインスト部分は穏やかでとても美しい。
全編を通して曲とバンドとしてのまとまりの良さが好印象なのだが、シンフォ・ファンとしては特にキーボードが際立っていて、クレジットを確認したらLALLE LARSSONだった・・・さすがの存在感!
ボーナス・トラックは2曲目のRadio Editと、スタジオ・セッション&インタヴューを収めた22分を超えるヴィデオ(ギターはROINE STOLT)。
持っているCDは輸入盤で(もちろん字幕もないので)英語力がない私はメンバーが何を語っているのかわからないけれど、演奏している姿が見られるだけで貴重なのだ・・・。
イタリアのキーボーディストPAOLO BIANCHIのデビュー・アルバム。
ジャケットに「FEATURING TONY CARNEVALE」と記載されているとおり、TONY CARNEVALEがキーボードで参加しており、アレンジも手掛けている。
1曲はコンパクトにまとまっているが、彼のキーボードを中心にギターやリズム隊を加えたバンド形式のインスト作品で、TONY CARNEVALEが全面参加していることが影響しているのか彼のソロ作に近い印象もある。
ロック色と幻想性を併せ持つ「Aperura」、パイプオルガンのような音色のキーボードが鳴り響く「Sinfonia」、しっかりとしたリズム隊が支えるジャズ・ロック風味ある「Metropoli」など聴かせどころも多い。
そして、何と言っても真骨頂は彼のピアノ・ソロで聴かせる「Preldio E Sola」♪
全編に亘って配されているピアノはとても美しく、キーボード好きならば一聴の価値はあると思う。
80年代のフランスを代表するシンフォ・バンドASIA MINORが40年振りの3rdアルバムをリリースしたと知り、思わず声を上げてしまったくらい驚いた。
まさか、新作が聴ける時が来るとは!!
如何にも日本人好みのメロディだけど「日本盤のみ、紙ジャケット、SHM-CDにての先行リリース」って・・・今回のアルバム・リリースは日本側から仕掛けたのかな!?
80年リリースの2ndアルバム「Between Flesh And Divine」は今でも時折取り出して聴いているお気に入りなので、ファンとしてはこの復活劇を喜ぶべきなのだが、正直なところ若干の不安があったことも事実。
当時のメンバーが残っているとは言え40年の歳月はあまりに長すぎる。
最近のプログレ・サウンドにアップデートされているかもしれない。
それはそれで聴いてみたいけれど、僕は甘美で翳りのあるあのサウンドが好きだったのだ。
でも、大好きなバンドの新作を聴かないわけにはいかない。
・・・そんな葛藤は杞憂に過ぎなかった。
ギターやフルートの音色、声域は広くないが温もりを感じるヴォーカル−感情をこめて歌うタイプではないので、どこか冷めた感じを受けなくもないのに不思議−など、当時のイメージそのままのASIA MINORサウンドを聴くことが出来る。
「彼らの最高傑作か?」と言われると2nd大好きな僕は素直に「YES」とは答えないけれど、お気に入りの1枚に加わることは間違いない。
「炎のランナー」のサウンドトラックとして発表された作品。
VANGELISは他にも映画やTVの音楽を担当しているし、音楽ファンやプログレ・ファンにはAPHRODITE'S CHILDのメンバーとしても認識されていたと思うが、世間一般に名が知れ渡ったのはこの映画の(このアルバムの)おかげではないかと思う。
サウンドトラックの性質上、映画のヒットによって人々の耳に届く機会が増える反面、映像の制約があることも否めない。
もちろん、映画のテーマ・ソングがヒットした例はあると思うし、映画音楽というひとつのジャンルとしても確立されていると思うのだが、ここまでオリジナリティのある作品は珍しい。
日本ではCMにも使用され誰もが一度は耳にしたことがあるであろう「TITLES」に始まり、20分を超えるタイトル曲で幕を閉じる。
映画も観たけれど、あまり内容も覚えていないし、どの場面でどの曲が使われていたのかわからないけれど、メインテーマである「TITLES」のメロディがラスト曲で再び現れ作品としての統一感もある。
映画を観たかどうかに関わらず、純粋にオリジナル・アルバムとして楽しめるのではないかと思う。
LATTE E MIELEが73年に発表した2ndアルバム。
キーボード・トリオというバンド構成からEL&Pの影響を語られ、確かにそれを感じ取ることは出来るのだが、それでも当時のイタリアでしか誕生しなかった作品なのではないかと思う。
組曲2曲と小曲で構成されているが、やはりとても美しく物悲しいメロディに彩られたタイトル曲が良い。
線が細く切なげなヴォーカルは決して上手いとは言えないけれど、繰り返し登場するメインテーマやその音楽性に合っており、長尺でありながらイタリアの歌物のような魅力も秘めている。
アナログ盤のB面に収録されていた組曲は、クラシックをテーマにアレンジした曲で、ピアノやヴァイオリンのソロが導入されジャズ・テイストも加わる佳曲となっている。
プログレ然とした1stも名作の誉れ高いが、彼らのアルバムを初めて手に取るならばメロディアスで聴きやすいこちらがおススメだと思う。
個人的には、完成度の面でもこちらの方が上ではないかと思っている。
CAMELを比較に出されることが多いドイツのバンドNOVALISが78年にリリースした6作目。
親しみやすいメロディ、適度にハードなギターに乗せた力強いヴォーカル曲、CAMEL風に聴かせるインストゥルメンタル曲など、初期の作品に比較するとコンパクトにまとまっていて聴きやすい。
ヴァイオリンをゲストに迎えメロトロンが加わる1曲目から、繊細で美しいピアノによるラストのバラード曲までまさにドイツ叙情派の面目躍如。
このアルバムは、NOVALISを語る際に取り上げられることが少ないような気がするが、後期の名作「AUGENBLICKE」や「Flossenengel」にも通じるドイツらしいロマンティックな仕上がりになっている。
ある意味で、彼らの転換期になった作品と言えるのではないかと思う。
BRIGHTEYE BRISONは初めて聴いたのですが、タイトルが「V」となっているので5枚目なんでしょうね?
キーボード×2、ベース、ギター、ドラムの5人編成で、こんなジャケットだけど正統派シンフォ作品なのです。
10分以上の3曲が収録されていて、最近はあまり見かけない大曲志向。
YES(2曲目の終盤が「ロンリー・ハート」みたい!?)に北欧風味が加わったようなサウンドで、典型的な近年のシンフォ・バンド・スタイルながら適度なヴィンテージ感があるのも良いです。
捨て曲はないけれど、やはりバロック風に始まる3曲目の大曲がおススメ♪
MOON SAFARIのようなコーラスワークがとてもきれい。
緩急が効いた密度の高い曲になっていて、37分弱という長さを感じさせず聴かせる構成力が素晴らしい!
Jon Andersonがロンドン・チェンバー・オーケストラの参加を得て発表した共演作品。
Vangelisとの共演アルバムから「State of Independence」と「Candle Song」、YESの楽曲の中から「Hearts」、そしてソロ・アルバムからの曲も再録している。
ライナーノーツによればカバー曲も1曲入っているようで、収録曲12曲中6曲がこのアルバムのために書かれた新曲のようだ。
タイトル曲はVangelisとの共作になっており、彼のファンにも注目して欲しい。
Jonの手によるインストゥルメンタル曲(Jonのヴォーカルが入っていないのに、これが意外に良い)や、ゲストを迎えたデュエット曲など多彩な曲が収録されているが、「Jon Andersonのソロ・アルバム」という色合いで統一されているところが見事!
彼のソロ作品の中では、「七つの詩」を聴いた時の印象に近い。
YES関連のオーケストラ共演作は「シンフォニック・イエス」や「シンフォニック・ライブ」があり、Jon Andersonも少なからずオーケストラとの共演に興味があったのかもしれないが、あらためて相性の良さを感じることが出来る作品だと思う。
キーボードのPaolo RustichelliとドラムのCarlo Bordiniのデュオ作品ながら、それを感じさせない圧倒的な密度で迫ってくるキーボード・ロック作品。
やはり主役はキーボードで、中でも1曲目のインスト曲が圧巻!
様々なキーボードが重なりあい、このアルバムを紹介する際には必ず取り上げられるイタリアン・ロックを代表する1曲。
2曲目以降にはヴォーカル曲も入っており、上手いとは言い難いが、いかにもイタリアらしく情熱的に歌い上げるスタイルが熱い演奏にあっている。
とは言え、好き嫌いは分かれるかもしれない。
全体を通してテンションが高く、最初から最後まで一気に押し切られてしまう勢いがあるが、ピアノの演奏など不思議とクラシカルな雰囲気も感じられる。
キーボード・ロック・ファンは、とりあえず1曲目を聴いてみて欲しい。
私は、ライブは生ものでその時その場所にしか存在しない瞬間だと思っているので、あまりライブ盤というものに魅力を感じていません。
ライブ・アルバムはほとんど買うことはなく、これは私が持っている数少ないライブ・アルバムの1枚です(クラプトンも何枚かライブ盤を発表していると思いますが、このCDしか持っていません)。
帯に書かれているのは、「クラプトン、11年ぶりのライブ・アルバム」、「クラプトン最後のワールド・ツアーの模様を収録」、「LA公演と武道館公演の模様を収録」という内容。
国内盤のタイトルに「ベスト・ライブ」と謳われているとおり、ライブ定番曲が並んだ贅沢なセット・リストです。
録音状態も良く臨場感があります。
来日公演は欠かさず参戦しているのですが、「LAYLA」のイントロが始まった瞬間に、武道館のアリーナ席が総立ちになる圧巻の光景が思い浮かびます。
そして、この頃のエンディングは「OVER THE RAIBOW」でした!
2枚組、19曲、トータル2時間弱・・・ほぼ、ライブ1本分のヴォリューム。
ファンの熱狂ぶりが素晴らしく、最終盤の畳み掛けも凄いです。
イベント開催が困難な状況ですが、このアルバムを聴きながら次回の来日公演を待ちたいと思います。
ジョン・アンダーソンとリック・ウェイクマンが脱退し、バグルス吸収という形で発表された80年作品。
ジョンのヴォーカル抜きのYESは考えられなかった私は、友人に「意外と良いよ」と薦められても頑なに聴かなかった。
ところが、ライブで聴いた(もしかしたら、ライブ映像で見たのかもしれない・・・)「Tempus Fugit」がカッコ良かった♪
そこで、軽い気持ちで買ってみたのがこの輸入盤(その頃、何故か国内盤を見かけなかった)で、アルバム収録曲のシングル・バージョンやセッションの他に未収録も含む10曲のボーナス・トラックが入っている。
ジョンのヴォーカルが聴ける曲もあるし、ボーナス・トラックについての詳細な記載がないので断言できないけれど「In The Tower」のキーボードはウェイクマンじゃないかな???
お得感が半端ない!
オリジナルに関しては、トレヴァー・ホーンがジョンのヴォーカルに寄せて歌うことによってYESらしさを失うことなく時代をとらえた作品となっていて、サウンド面ではクリス・スクワイアの頑張りとスティーブ・ハウの巧者ぶりが際立っている。
バグルスの2人の加入がこの作品にどれだけ影響を与えているのかわからないが、「Into The Lens」などを聴くとポップ色を上手く取り入れることが出来たのは彼らのおかげなのではないかなと思う。
この出会いが「90125」に繋がっていったことは事実だし、YESの転機となった作品であることは間違いない。
ギリシャのピアニストSTAVROS LANTSIASが管弦楽を加えてリリースした美しいインスト作品。
クラシカルな弦楽器をバックにしたリリカルなピアノは、ひとつの音を大切にして丁寧に演奏されている印象がある。
そして、オーボエの物悲しいメロディが涙を誘う。
ジャケット・イメージのような荒々しさはなく、音の強弱のつけ方が絶妙な繊細な音色。
リズム・セクションが加わってジャズ調やタンゴ調の曲もあるがロック色は薄く、かと言ってクラシックでもない。
とても心地良いサウンドではあるが、安易にイージーリスニングに流れないところが良い。
聴いていて映像が浮かんで来るような哀愁感は、やはりギリシャならではの感性なのかもしれない。
Vittorio de scalzi(New Trolls)名義で発表された2000年Concerto Grosso再現ライブ・アルバム。
オーケストラとの共演でConcerto Grosso N.1とN.2を演奏しており、ヴァイオリンやオーボエが奏でる物悲しい旋律はまさに再現と呼ぶにふさわしい。
他にも、「SEARCHING FOR A LAND」収録の「IN ST.PETER'S DAY」、N.2収録の「LE ROI SOLEIL」、初期の佳曲「Signore, io sono Irish」などが収められており、New Trollsファンには感涙物!
ライブならではのアレンジも施されているので、(好みはあるとは思うが)新たな発見があるかもしれない。
曲ごとに切られていて臨場感が欠ける点がマイナスポイントで★4つ。
ジャケットがロジャー・ディーンからヒプノシスに変わった77年作品。
パトリック・モラーツが脱退、リック・ウェイクマンが復帰したことによってキラキラしたYESらしいシンフォニック・サウンドに戻っている。
77年といえばプログレッシブ・ロック衰退期であったわけで、それまでのレコード片面1曲のような大作志向から脱却し、時代に合わせたバンドのあり方を模索した結果として産み出されたアルバムが「究極」なのかもしれない。
ロック色の強いタイトル曲「Going For The One」、アニー・ハズラムがカバーしている「Turn Of The Century」、「90125」以降のYESにも繋がる(のではないかと思っている)「Parallels」、ジョン・アンダーソンのヴォーカルを活かした「Wonderous Stories」、YESらしいシンフォニック・ロック「Awaken」の5曲で構成されており、ポップ色を取り込みながらも各曲の完成度は高い。
YESファンが名盤として挙げるであろう「危機」や「こわれもの」などと並べても、決して引けを取ることはない!
元COLLAGEのギタリストMIREK GILを中心に6人編成で結成されたBELIEVEのデビュー・アルバム。
ヴォーカルとベースも元COLLAGEのメンバーで、日本人の女性ヴァイオリニストSatomiも加わっている。
デビュー作ではあるが、実績のあるメンバーが奏でる音楽はCOLLAGEを継承するメロディアス・シンフォ。
MIREK GILの甘いギターによってポーランドらしい叙情に染まり、ここぞというタイミングで挿入されるヴァイオリンの音色が哀愁を誘う。
ヴァイオリンの貢献度は高く、1曲目で「さくら」のメロディが挿入されているのも日本人としてはうれしい。
ヴォーカルは英語で、曲に合わせて歌い分けており、バンドの音楽性にマッチしている。
そして、ラストのタイトル曲は12分超えの変化に富んだ佳曲。
COLLAGEやSATELLITEのファンは言うに及ばず、メロディアス・シンフォ・ファンにもおススメ♪
「ドイツのEL&P」と言われるTRIUMVIRATが74年に発表した2rdアルバム。
LPではA面、B面それぞれ1曲という大作指向(20分超え!)で、メンバーはキーボード、ベース&ギター、ドラムというEL&Pスタイル。
EL&PやNICEの影響を感じる作風で、その色合いは次作の「Spartacus」で更に顕著になる。
本作でもその影響を見て取ることは出来て「Rondo」のようなフレーズも聴かれるが、女性コーラス、ストリングス、トランペットやサックスなどの管楽器も加わり、単なるEL&Pのフォロワーに収まっているわけではない。
TRIUMVIRATの作品をお奨めするならば本作と次作のいずれかになるが、彼らの独自性はこちらの方が強いかもしれない。
ボーナス・トラックは、アルバム未収録曲を含むシングル4曲。
日本のユーロ・ロック人気を決定づけたバンドのひとつフランスのATOLLが74年に発表したデビュー・アルバム。
次作「L'ARAIGNEE-MAL」や3rdアルバム「TERTIO」と比較すると若干分が悪く、私もこの2作の後に聴いたので、あまり良さを感じていなかった。
しかし、あらためて聴いてみるとこれが意外に良い。
確かに2ndほどの緻密な構成力は見せていないが、組曲形式の2曲目「Le Baladin Du Temps」や、3曲目のタイトル曲など印象的な曲が並んでいる。
「フランスのYES」と言われていて「全然違うじゃん」と思っていたけれど、本作は少しYESに近いかも・・・。
Andre Balzerのハイトーン・ヴォイスに、きれいなコーラスワークが重なり、シンフォニックなキーボードとしっかりしたリズム隊がそれを支え、ゲストでフルートやサックスも加わる。
これまでは「次作を予感させるものはあるが、シンプルなロック作品」というイメージだったが、そんなことはなかった。
つまり、2nd&3rdの出来が飛び抜けているので、後から聴いて比較評価をしてしまった結果で、この作品を最初に聴いていたら、印象もだいぶ変わったのだろうなと思う。
私が持っているCDは、ライヴ4曲のボーナス・トラックが入った輸入盤。
さすがに音質は良くないが、ファンの熱狂ぶりは感じることが出来る。
ジャケット画像を見て思い出し、久しぶりに聴いています。
フレンチ・ポップのような洗練された作品ですが、そこにギリシャの哀愁感と儚さが加わります。
ストリングス・アレンジは優雅でドラマティックな雰囲気を漂わせ、打ち込み系を使用したノリの良さ、アコースティック・ギターやピアノを中心にした演奏で歌われるバラード曲などメリハリが効いています。
ヴォーカルは当然のことながら美声♪
このアルバムは、完全にジャケ買いだったような気がするのですが、ひと言で言ってしまうと「ギリシャの女性Vo作品にハズレはない♪」ということになります。
もちろん、個人的な好みの話なのですが、ギリシャ特有の歌い回しは控えめなのでオシャレなポップ作品として聴けると思います。。
余談になりますが、私が持っているCDには6折りミニ・ポスターがついています。
コロンビアのプログレ・バンドJAEN KIEFの08年作2ndアルバム。
タイトルからもわかるが前作の続編となっているようで、音楽性もジャケット・イメージも1stアルバムを継承している。
コロンビアという国に抱く個人的なイメージから、これ程までの哀愁感は予想していなかったので、デビュー作を初めて聴いた時には驚いた。
南米らしいがあまりクセはなく情感的な男性Voと、美声女性Voはスペイン語で、前作に比べるとヴォーカルが占める割合が増えている。
フルート、サックス、トロンボーン、トランペット等の管楽器を加えてクラシカルなアレンジで聴かせるインスト・パートとの対比も魅力のひとつだと思う。
ドラムが単調でベースもゲスト扱いなので、リズム隊が少し弱いと感じるけれど、バンドの音楽性からするとそれ程大きな失点にはなっていないのかもしれない。
私はへヴィ・ロックやメタル・ロックの積極的な聴き手ではないが、LINKIN PARKは初めて聴いた時、一瞬にして虜になった。
へヴィで圧倒的なギターの音に負けないチェスターのシャウトにマイクのラップが絡む。
エレクトリック要素もあり、単にへヴィ・ロックと一括りにすることは出来ない唯一無二のサウンド!
LINKIN PARKのファンだけではなく、聴いた人が口を揃えて言うように、一言で言い表すならばとにかくカッコイイのである。
そんな彼らのアルバムの中でも個人的に一番のお気に入りなのがこのアルバム(誤解がないように付け加えておくと、他のアルバムも素晴らしい)。
誇張ではなく、当時は暇さえあれば聴いていた。
40分弱のアルバムとは思えない密度!
全てのロック・ファンに聴いて欲しい!!
初期クリムゾンのような1曲目からメロトロン全開で、途中からハードなギターが加わると厚みのあるサウンドに一転。
続く2曲目ではANEKDOTENのような様相を呈し、終盤に登場するオルガンがまたプログレ・ファンのツボを押さえている!
かと思えば、中盤ではピアノを中心にしたジャズ・ロック風味の曲もあり変化に富んでおり、聴き手を飽きさせない。
なんと言っても、そのヴィンテージ感ある音色が魅力なのだろうが、近年のバンドらしい力強さもあり古さは感じさせない。
ピアノやギターが奏でる哀愁のメロディがポーランドらしい。
聴き所満載なので、インストゥルメンタル作品にも関わらず、一気に聴き通してしまう好作品♪
蛇足になってしまうが、このCDは穴あきの変形ジャケになっている。
アナログ時代には凝った変形ジャケもありマニアの心をくすぐったものだが、CD時代になってからはそういう面白味も失われつつある。
私はマニアではないけれど、プラケースに切り替わってしまうとこの遊び心も失われてしまうのだろうな・・・と思うと少し残念な気もする。。
1曲目から「炎」期のPINK FLOYDのような印象の曲で始まる。
ヴォーカルは確かにROGER WATERSを思わせるところもあるが、そこまでクセは強くなく、ギターもDAVID GILMOURを思わせるシーンはあるのだが、それ程意識しているようには聴こえない。
むしろ、このバンドの良さは中盤以降に聴かれるピアノを中心とした曲の美しさだと思う。
PINK FLOYDの影を追い求めるのではなく、純粋にひとつの作品として楽しむことをおススメしたい。
1曲は3〜6分程度でコンパクトにまとめられており、全体的にゆったりとした曲調でまとめられている。
テクニックを主張するようなところはなく、繊細さが魅力なのだと思うが、通して聴くと変化に乏しい印象が残るのも事実。
コメントを読んで期待しすぎたことは否めないが、プログレ・ファンとしては若干物足りなさを感じる。
これがデビュー作だということなので次作に期待!
ポリス解散後もジャズ・アーティストを従えたソロ・アルバム、映画音楽、オーケストラとの共演によるリメイク・アルバム、リュート奏者との共作、そしてポリス再結成ライブなど話題に事欠かないスティングですが、オリジナルのロック・アルバムとしては13年振りだったんですね!?
ファンにとっては、本当に待ちに待ったスティングらしいロック作品です。
アルバム・ツアーの来日公演でも演奏されたシングル曲「I CAN'T STOP THINKING ABOUT YOU」のようなノリの良い曲もあれば、「INSHALLAH」のようなバラード調の曲もあり、ボーナス・トラックとして入っているライブ版の「NEXT YOU」もカッコイイ♪
バックの演奏は比較的シンプルで、スティングのヴォーカルを中心に据えて作られている感じがします。
私はスティングの声や歌い方が好きなので、このアルバムはとても好きです。
スリップケースに並んだ70組近い参加アーティストを見ただけでファン垂涎の・・・というか、恐れ知らずとも言える豪華な作品♪
それほど詳しくはない私でさえ知っているようなイタリアのアーティストが名を連ねていて、とにかくゲストが凄すぎる。
全ては書き切れないけれど、イタリアン・ロック・ファンには御馴染みのPFMやPOOH、女性VoファンならばALICE、LAURA PAUSINI、ANNA TATANGELO、MINA、男性Vo陣ではRICCARDO COCCIANTE、ANGELO BRANDUARDI、そしてなんとANDREA BOCELLIまで・・・。
しかも、このメンバーがデュエットやコーラスなどで脇役として参加していて、ピアノでLUIS BACALOVの名前までもクレジットされている。
作品としてはCLAUDIO BAGLIONIの歌が主役の歌物なのだけれど、ANDREA BOCELLIが参加する1曲目からドラマティックで鳥肌もの!
2枚組の2時間半にも及ぶ大作で聴き応えあり!!
イタリアン・ロック・ファンがROBERTO CACCIAPAGLIAを語る際にはきっと取り上げるであろう「GENERAZIONI DEL CIELO」さえも喚起させるクラシカルな好作品♪
彼のピアノとロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラの共演作品となっており、この共演は2009年作「Canone Degli Spazi」、2010年作「TEN DIRECTIONS」へと続いていく。
ロマンティックで優しい響きのピアノは温かみがあり、情感的な弦楽器の演奏との相性がとても良い。
タイプは全く違うのだけれど、NEW TROLLSの「CONCERTO GROSSO」が好きな人にも響くのではないだろうか。
切ないメロディと美しい女性Voによるコーラスが涙を誘う。
驚くような派手さはないのだが、映像的でドラマティックな癒し効果もある作品になっている。
DAVID MINASIANはこのアルバムで知ったのですが、これはなかなか良いです。
「CAMELファン必聴」という謳い文句に偽りはなく、Andy Latimerがギターとヴォーカルで参加しているオープニング曲で、CAMELファンはノックアウトされること必至!
他の曲もメロディアスで美しい曲調のナンバーが揃っていて、優しいヴォーカルも魅力のひとつだと思います。
DAVID MINASIANの多彩なマルチプレイとメロディセンスは素晴らしく、ピアノ、メロトロン、オルガンなど多種のキーボードを演奏し、ギター、ベース、ドラムまでこなしています。
ストリングス入りのシンフォニックな曲も聴くことができるのですが、クレジットを見るとキーボードの括りの中にチェロ、バイオリン、フルートなどが入っているのでシンセなのかな・・・?
物悲しく美しい叙情に満ちた曲と、ロック色の強い曲のバランスなど、作品としてのまとまりも良いと思います。
CAMELフォロワーと言われるバンドは多いけれど、その中でもひとつ抜きん出ているのでは・・・?
シンフォ・ファンや美メロ大好きな人にもおススメです♪
MOSTLY AUTUMNの女性ヴォーカリストのHEATHER FINDLAYの19年リリース作品。
アルバム全体としてはMOSTLY AUTUMNのようなシンフォ路線を離れ、ギターを中心とした比較的シンプルなポップ・ロックになっているような印象だが、全曲をHEATHER FINDLAYとアレンジを務めるLUKE MORLEYが書いていることから、彼女が今やりたい音楽がこれなんだろうなと思う。
3、9、11曲目など美声を堪能できる珠玉のバラード曲(MOSTLY AUTUMNを彷彿させる曲も・・・)、IONAのTROY DONOCKLEYが参加している6曲目、IAN ANDERSONのフルートを聴くことが出来る8曲目など聴き所が多く、繰り返し聴いていると楽曲の良さに気付かされる。
MOSTLY AUTUMNを期待して聴くと肩透かしを食らうかもしれないけれど、美しい歌声は健在で彼女のファンはもちろん女性Voファンには確実にお奨め出来る。
一時期ギリシャ作品にハマっていたことがあり、その頃に見つけたSTAMATIS SPANOUDAKISもCDを買い集めたアーティストのひとり。
意外と発表作品数は多い。
ギリシャと言えば美声女性Voの宝庫で、その魅力はこのアルバムにも十分活かされており、合唱団のような厳かで美しい歌声を聴くことが出来る。
クラシカルなストリングスは物悲しいメロディを奏で、美しく繊細なピアノや民族楽器(?)のような哀愁感ある音が加わると壮大な世界観が広がっていく。
感情を抑え込んだような切なさが、逆に聴く人の感情を大きく揺さ振るような本作は、もちろんシンフォニック・ロック・ファンにお薦めしたいのだが、ロックというよりはクラシックや現代音楽寄りの音楽性なので、少し物足りなさを感じる方もいるかもしれない。
初めて聴いたCOLDPLAYのアルバムは「X&Y」で、その楽曲の美しさにすっかりやられてしまった私はグッド・タイミングで行われた来日公演(武道館♪)に参戦し、ライブで演奏された曲を聴いてさらにファン度がアップした!
早速、過去アルバムも買い揃えて聴きまくることになるのだけれど、そのライブで特に琴線に触れた曲が3曲も入っているこのアルバムのリピート率は高かった。
その3曲というのは、「In My Place」「The Scientist」「Clocks」・・・初参戦のライブでもファンの歓声は大きかったし、その後に参戦したライブでも定番曲になっていたのではないかと思う。
COLDPLAYの魅力は、やはりその繊細で美しいメロディなので、その意味ではこのアルバムは彼らの代表作と言っても過言ではない(セールス面では、その後に発売されたアルバムの方が売れているのかもしれないけれど・・・)。
とりあえず、聴いてみて欲しい。
聴き心地の良い名曲揃いです!
はっきりとは覚えていないが、初めて買ったクラプトンのアルバムがこの「ジャーニーマン」。
CMに使われていた「BAD LOVE」を聴いて、まさにCDショップに駆け込んだ。
それだけに数あるクラプトンのアルバムの中でも個人的な思い入れが強いのだが、その思い入れを差し引いても名盤と断言!
「Pretending」、「Running on Faith」などライブでの定番曲が入っているだけではなく参加しているゲストも豪華だ。
George Harrisonが書き下ろした「Run So Far」はいかにもGeorgeらしい曲だし、Mick Jonesとの共作「BAD LOVE」にはドラムとコーラスでPhil Collinsが、「Pretending」にはChaka Khan、「No Alibis」にはDaryl Hallがコーラスで、「Breaking Point」にはDavid Sanbornがサックスで参加している。
聴きたくなるでしょ?
あと忘れてはいけないのがRobert Crayとの共作「Old Love」。
クラプトン・ファンには人気がある名曲♪
これだけライブに参戦していて1回しか聴けていないけど、ライブで聴きたいなぁ・・・。
小さな荷物をポストにお届けするヤマト運輸によるサービスです。全国翌日配達(一部地域をのぞく)、投函完了をメールにてお客様にお知らせします。
クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
領収書の発行、ヤマト営業所留めも承っております。注文時に備考欄にてお知らせください。
VISA、Master、JCB、American Expressカードでの決済が可能です。
当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
商品代金、送料の他に別途手数料210円をいただいております。
お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
ゆうちょ銀行口座から電信でお振り込み可能です。
郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。