プログレッシヴ・ロックの中古CD豊富!プログレ、世界のニッチ&ディープな60s/70sロック専門ネットCDショップ!
13時まで当日発送(土・日・祝は翌日)、6,000円(税抜)以上送料無料
フロイドには全盛期70年代の公式ライヴ盤がなく必然と非公式音源を聴くしかないがこの盤は期待を裏切らない。このライヴ盤は、TimeやUs & Themなどの欠落部からみて、基本的にブートレッグThe Best of Tour 72などと同じ音源を収録していると思う。ここでの『狂気』はその初期の形態で、この後一年余りコンサートで試行錯誤を繰り返しながら完成し翌年発売される。因みにこの公演の翌月には来日し札幌などで同様の公演をしている。狂気での欠落部は他のまあまあのオーディエンス音源にて充填しているが、基本的な主音源の音質はオーディエンス録音とは思えない尋常ならぬ高音質である。狂気の他、太陽賛歌、神秘、エコーズなどもオーディエンスとしては質の高い音源で収録。特にエコーズのライヴ・テイクなどはこの後、74年には整い過ぎてつまらないので貴重である。やはりピンク・フロイドは70〜72年までが最もプログレッシヴだったのである。
Top Gearなるレーベルの今後のリリースには勿論注目であり、ブート屋で5000円もするCD買うならカケハシでこういった物を買うに限る。
フィル・ミラーが参加という事で是非聴いてみたいと思っていたが、まずは、よくぞこの作品を取り扱ってくれたとカケハシ・レコードに感謝したい。そしてこれはカンタベリー・ファンとしては嬉しい久々の快心の出来だ!無論、レガシーの最新作もまあまあ良かったけれど、この作品は全曲良いね!最初の2曲は少しスティリー・ダンを連想させる曲風。そしてソフトワークスを思わせる曲やジョン・グリーヴスやロッジを思わせる曲などが連なる。また「スパゲッティ」などはハットーフィールドやナショナルヘルスの切り口だ。そうかと思えばケヴィン・エアーズが創りそうな思い切りリラックスした曲もあり、とても良いバランスだ。最後は、ゲストのリチャード・シンクレアがヴォーカルを務め、このアルバムの価値を一層高めている。歳を重ね、さすがに声量も些か衰えてはいるが、やはりシンクレアの歌はいつ聴いても独特の眺望感を秘めていて格別だ。このアルバムはカンタベリーのエッセンスに満ち溢れ、聴いていてとても懐かしく、それでいて新鮮で快い。何者にも影響されずに自分達のやりたい音楽を貫く姿勢がカンタベリーの本質だと思う。だからこそ他のロックの様にパンクに押し潰される事もなく生き延びたのだと思う。
71年リリースのポルノ女優による歌謡曲カヴァー集。彼女は歌そのものは上手くない。例えば「横嵌め黄昏」じゃないや、「ヨコハマたそがれ」などはそこら辺の女がスナックで歌ってる様だ。が、声は悪くなく、アルバム全編に渡り各曲の歌詞を踏襲しながら悶え、嗚咽の連発!それに加えクイーカがいかにも呻きだという音をしつこく連発!このクイーカが少々くどい。これが無い方がすっきりして玲子の悶えもより一層活きるってもんだ。
しかしながら、池玲子この時、未だ17〜18歳のはず。物凄い色気だ。昨今の30代になってもガキ臭い多くの女ども全員に正座させて聴かせたい。そして若い諸君には自分の車にお目当ての女性を乗せた際に是非カーステレオからこれを流してどんな反応するかみて欲しい。お勧めは「経験」「恋の奴隷」そして「女はそれをがまんできない」曲が比較的良い出来のものはそれなりに聴けるって事かな。鮮明度が、いまいちだがジャケット、裏ジャケットとも、『クリムゾン・キングの宮殿』に近い衝撃を放つ一作だ。
このアルバムがリリースされた当時、NHK-FMのサウンド・オブ・ポップスで聴いたのを覚えている。特にオープニングの「ハイウェイをぶっ飛ばせ」は格好良くて印象的だ。このCDは全14曲で9曲目からは同じ時期のシカゴ公演を収録している。収録曲をみると肝心の日本公演よりも後半のシカゴに軍配が上がる。日本公演は冒頭の曲と「仕事に御用心」ぐらいは良しとしても「どうもありがとう」などは、楽屋に着いてから5分で作ったような曲だし、他の曲も米国ドサ回りバンドの域を出てない。ヒットした「恋のめまい」も「レット・イット・ライド」も「ヘイ・ユー」もシカゴでの演奏だ。おまけにあのマウンテンの「ミシシッピ・クイーン」をも披露している。しかもバックマンはレスリー・ウエストのリードをほぼ忠実に踏襲している。まあ同じ巨漢で個人的に親しみをもっていたのかな、バックマン兄弟もターナーも。演奏そのものは悪くないのでアメリカン・ハードの名ライヴ盤の中でもG.F.R.やエアロスミス、マウンテン、ステッペンウルフ、キッスなど共に揃えておきたい一枚だ。
どのバンドでもバンド活動中にリリースされたメンバーのソロ・アルバムは良いものが少ないが、フロイドではギルモアの1stと並びこのライトの1stはとてもフロイドに近いものがあり素敵だ。フロイドは多くのプログレッシヴ・グループの中でも、宇宙や空間であるとか人間や自然などの様々な態を表現することで最も優れたバンドだと思う。その彼等のサウンドの要となっているのがリチャード・ライトのキーボードだ。このアルバムでもやはりその空間を感じるキーボードや穏やかなピアノが効いている。バックもメル・コリンズが流石のサックスを聴かせるし、ギターはフロイドのツアー・サポート・メンバーでもあるスノーウィー・ホワイトでツボを心得たプレイをしている。
きっと終始リラックスしてレコーディングされたのではないだろうか。かと言って内容に散漫さや冗長さなどは全く無い。全10曲の殆どが端正に作られ、飽きること無くこのアルバムを楽しめるだろう。そういった意味ではライトの音楽能力は大変高いのだ。クオリティの高い、それでいて愛着が湧く素晴らしい作品である。
最近ベスト盤を入手し、この2ndからの楽曲が他の3枚より少しだけ秀でていたので買った。最も気に入った曲は、いきなりテレッテ〜ン!と愁いのあるギターが響くイントロのCall Me Round。歌の部分のキーはメジャーコードなのにこの部分はマイナーだ。ヴォーカルとバックコーラスとの掛け合い、エンディングに再びイントロと同じマイナーで泣くギター。そのコントラストが絶妙だ。パイロットといえば多くの曲に、すっぽん、すぽぽん!の凍ったハンドクラップが必ず入り、日本で彼らが売れた時代は「マジック」と「ジャニュアリー」しか知らなかったが、このたび聴いたCall Me Roundにもすっぽん、すぽぽん!が入っていてとても感銘を受けた。70年代前半、英国の上質なポップ・ロックをBadfingerとともに作り上げていったパイロット。すっぽん、すぽぽん!は永遠だ。
この作品は雑誌やガイド本に英国トラッド・フォーク・ロックのひとつとして何回か紹介されていたジリアン・マクファーソンの唯一の作品。
気になった点はバックに参加したミュージシャン達でギターにジョン・マーク、サックスはジョニー・アーモンド、キーボードはトミー・アイアー、といった俺の好きなマーク=アーモンドやリフ・ラフの面々。
そしておまけにベースはニュークリアスのロイ・バビントンときたもんだ。
この布陣じゃ悪いはずがなかろうて!
しかし、その期待は見事に裏切られた。マクファーソンの殆どの楽曲は誠に中途半端。
メロディが何か煮え切らないし、いつサビに入るのか期待の内に曲は終わってしまう。
肝心のセンター・フォワードがこれじゃあ〜なぁ〜!
彼女は英国トラッドを継承したり、独自に解釈して昇華するタイプのシンガーではなく、 その歌詞やタイトル等から、英国トラッド・フォークとはあまり関係ないもっとポピュラーなS.S.W.だと思う。
歌い方に気の強さが出たり、叙情性も殆ど感じられず、あまり歌は上手くない。
しかし、最終のアルバム表題曲はやっとまともなチューンだし、他にもジャジーなイントロで初期ジョニ・ミッチェルを彷彿させる曲やアーモンドのメローなサックスをフィーチュアした気の効いた曲もあって、脇を固める連中が下手糞なFWに絶妙なセンタリングが何本かあげているのだ。
あとはFWがゴールを決めるだけだが、何度打っても枠にさえ飛ばない藤本淳吾のシュートの様だ。
35年程前、東芝のカタログ等で彼等のジャケットを見て以来、どんな音だろうと気にはしていた。
英国のジャズ・ロックにしてはアメリカ志向だという噂からニュークリアスをもっとシカゴよりにした音なのだろうか等と勝手に想像をしていた。聴いてみてこのバンドいろいろ詰め込み過ぎじゃないのかと思った。本当にブラスが売りなのか?フルートも鳴ってる。キーボードも鳴ってる。
そしてギターはゲイリー・ボイルの様にピキピキ早弾きするが、弾き過ぎで間というものがなってない。
要するにセンスが悪いのだ。ヴォーカルは最も悪い。ジャック・ブルースを下手糞にしたような歌で出過ぎ。ということで各パートが俺が俺がと演奏してる印象。(ミックスも良くないからかな)
楽曲そのものは悪く無いが、特出して良いのも無い。もっとリズム・セクションをはっきりさせた上で、それぞれのリード・パートが要所要所で主張した方が背骨が入る気がする。
でもギターのセンスの無さとヴォーカルの下手さは戴けないな。
ブリジットを知ったのはケヴィン・エアーズの曲に彼女が参加したのを聴いた時です。
彼女の声を低いと言う人がいますが、それ程とは思いませんし、中音域のゆったりとした声の持ち主だと思います。本作品は1stと並んで甲乙付け難いアルバムです。よく凡百フォークに有りがちなアコースティック・ギターと歌だけの飽きの来る作品ではありません。ピアノを入れしっとりと歌うGoodbaby Goodbye、幽玄なスティールを導入したSilver Coinなどアレンジも工夫され各楽曲がしっかりと表現されています。勿論、他人の曲だけでなく、オリジナルのFly Highでは、ハーモニックスとイコライジングされたギターが幻想的ですし、イントロが絶妙なTo Leave Your Coverでは彼女が弦を弾きながら歌います。これらもメロディが実に良く、聴くたびに心地よさを感じます。嬉しい事にこのアルバムにはボーナスとしてフランスでのライヴから何曲か収録されてます。その中のトラッドを独自に解釈したLazarusではギターをパーカッシヴに鳴らして歌います。こういった奏法や前述の弦を弾く奏法などは米国などには決して無い英国トラッド・フォーク周辺の独特のものだと思います。英国に息づく伝統を伝承するブリジットが放つ夢幻の世界。
小さな荷物をポストにお届けするヤマト運輸によるサービスです。全国翌日配達(一部地域をのぞく)、投函完了をメールにてお客様にお知らせします。
クロネコ宅急便の場合(3枚以上ご注文)、配達日・時間の指定可能
領収書の発行、ヤマト営業所留めも承っております。注文時に備考欄にてお知らせください。
VISA、Master、JCB、American Expressカードでの決済が可能です。
当店では、クレジットカード決済代行会社 株式会社ゼウスのサービスを利用しております。
お品物にお支払い用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りのコンビニにてお支払いください。
商品代金、送料の他に別途手数料210円をいただいております。
お品物に郵便振替用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、最寄りの郵便局にてお支払いください。
ゆうちょ銀行口座から電信でお振り込み可能です。
郵便局の口座をお持ちでなくても、お振り込みいただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
埼玉りそな、PayPay銀行にお振込いただけます。振込み手数料はご負担いただいております。
3枚以上ご注文の場合、ヤマトの代金引換サービス(宅急便コレクト)をご利用いただけます。
現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。