スタッフ・レコメンド

TANGERINE DREAMやKlaus Schulzeらジャーマン・エレクトロからの影響を感じさせるシンセ・ミュージックですが、Mike Oldfieldを彷彿させるギターのプレイも印象的。スウェーデンのデュオ・グループによる知られざるエレクトロ・プログレ逸品！

英スワンプ・デュオRO ROで活動したシンガー/ギタリストと、INDIAN SUMMERのkey奏者らが結成したバンドって・・・マイナーにも程がありますが、内容はこれぞ英国ロックで素晴らしいですよ。WOSHBONE ASHがお好きなら是非聴いて欲しい。

テクニカルかつ狂暴なリズム・セクションと、シンフォニックで荘厳なシンセ/メロトロンとの鮮烈な組み合わせが持ち味のZEUHL系好バンド！

重厚なリズム、鋭く切り刻むファズ・ギター、野太くシャウトするエキセントリックなヴォーカル！サバスやツェッペリンすら凌駕するこのヘヴィネス、とても70年代初頭とは思えません...！

RTF的なテンションの高いテクニカル・フュージョンと思いきや、ホールズワースっぽいギターソロやジョブソンっぽいシンセが飛び出したりと英プログレ的な緊密さが出てきて、「RTF＋U.K.」と言えちゃいそうなサウンドを構築！

何と言っても主役を張るエッジの効いたヘヴィなギターが抜群にカッコいい！終始スリリングに動き回るテクニカルなギタープレイは、Peter Banksあたりに近い印象。83年に人知れず残された、攻めのブリティッシュ・ジャズ・ロック快作！

トニー・アイオミばりに重々しいギターリフ、硬派なオジー(!?)って感じのヴォーカル。初期サバス・ファン必聴と言えるこれ程のブルース・ハードがベルギーにあったとは・・・！

ポーランドを代表するエネルギッシュなヴォーカリストと言えば？ マハヴィシュヌのメンバーが参加した74年作の熱気とテンションたるや凄まじい…！ヤン・ハマーをドラムに回してオルガン/シンセ/エレピ/メロトロンを弾きこなす鍵盤奏者としての力量にも注目。