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71年にクラシカル・プログレ名盤『NATURE』を残すTETRAGON。その前身にあたるジャーマン・ロック・トリオの69年唯一作が本作。『NATURE』へと受け継がれるクラシカルでアグレッシヴに弾きまくるオルガンを主役に、即興パートもたっぷり盛り込んだ10分超の長尺曲が並びます。ひたすらバタバタと忙しなく畳みかけるリズム隊と、それに負けじと聴き覚えのあるクラシックのフレーズも散りばめてエネルギッシュに激走するオルガン。全編通じて衰えることのないテンションの高さは、新しいサウンドを生み出さんとする60年代末らしいギラギラしたエネルギーを感じさせて特筆です。キーパーソンはもちろんキーボーディストで、3曲目で聴ける本格派クラシックにジャズを少しブレンドさせた見事なピアノ独奏、そしてボーナス・トラック収録の22分超の大曲(TETRAGON『NATURE』にも収録の「Fuga」)では、オルガンでクラシカルなフレーズをポップに聴かせたと思いきや、ジャズ・テイストを強めた軽やかなアドリブ的プレイも披露したりと、Keith Emersonに通じる才覚を発揮しており素晴らしいです。アングラ感は強く洗練されているとは言えないものの、NICEやELP好きにもオススメしたいクリエイティヴなキーボード・ロックが楽しめる一枚!
70年初頭にジミヘンのトリビュート・アルバム等を制作していたドイツのバジェット・レーベルKenが71年に残したアシッド・ブルース・プロジェクト盤。ミュージシャンのクレジットはありませんが、セッションにはGREENLIGHT、SPHINX TUSHといったハンブルグのバンドが参加していたようです。「Hey Joe」のカヴァーが収録されているなどジミヘン・ライクなヘヴィ・サイケが基本かと思いきや、リリカルなフルートとむせぶサックスがジャジーに絡み合う楽曲があったり、ハモンド&ヴァイオリンを加えたノリノリなロックン・ロール・ナンバーがあったりと、意外にも多彩でプログレッシヴなアプローチを取り入れた内容に驚き。単なるブルース・ロック・アルバムに留まらぬごった煮感と偏屈さは流石ドイツと讃えざるを得ません。さらに最終曲ではレッドゲージ振り切りまくりの轟音ファズ・ギター&並のギターを凌駕するほど凶悪に歪んだエレクトリック・ヴァイオリン(!?)がパワフルなリズム隊と共に暴れ回る狂気の沙汰のようなヘヴィ・サイケ・ジャムが飛び出してきてもう唖然。アングラ・サイケ・マニアはもちろん、コアなジャーマン・ロック好きも是非!
後にPOCO〜EAGLESで活躍するTimothy B.Schmitが在籍のグループ、68年の唯一作。スウィートでジェントルなヴォーカル、青空を優美にたゆたい、サビで高らかに飛翔するメロディ、豊かなコーラス・ワーク。エコーに包まれたドラムやメランコリックな管弦楽器アレンジ。ポップ・サイケの逸品。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に色褪せあり、盤に曇りあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
軽微なカビあり
南米はコロンビアのグループ。ガレージ・バンドとして65年にデビューしてから通算5枚目となる68年ラスト作で、レイト60sのサイケ・ムーヴメントの波を受けた奇天烈なサウンドは仰天!汽車の音やクラシックの早回しなどのサウンド・コラージュをはさみつつ、ハープシコードや管楽器による牧歌的なパート、変テコに乱れ打たれるドラムとチープなファズ・ギターが素っ頓狂なパートが予測不能にめくるめく展開は、マザーズ・オブ・インヴェンションやボンゾ・ドッグ・バンドもびっくりなぶっ飛びっぷり!牧歌的で無垢でポップなメロディも特筆。アヴァンギャルドでいてドリーミー。これは、60年代とは思えないクオリティと言いますか、60年代末だからこそ成しえたと言いますか、コロンビアの奇跡と言えましょう。サイケ・ポップのファンはもちろん、ビーチ・ボーイズ『スマイル』憧憬の90年代以降のインディー・グループやウェールズのゴーキーズあたりのファンにも激烈にオススメな逸品!
オレゴン出身〜サンフランシスコで活動したJEFFERSON AIRPLANEスタイルのサイケデリック・ロック・グループ。本作は68年唯一作ににシングル&未発表曲を加えたコンプリート編集盤。空間を埋めるハモンド・オルガン、痙攣するファズ・ギター、エコーに包まれた気だるい男女ヴォーカル。憧れのJEFFERSONの居るシスコへ移住までして活動していたというだけに、もう見事なフォロワーっぷりです。並み居るシスコ勢のなかでは目立たないグループですが、楽曲のクオリティも高い実力派。
直輸入盤(帯・解説付仕様)、ボーナス・トラック12曲、定価2415、全24曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
帯中央部分に黄ばみあり、若干スレあり
定価1748+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ボーナス・トラック3曲、定価1600+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
60'Sアメリカン・ガレージ・サイケの最高峰と称される66年発表のデビュー作。全米チャート入りを果たした冒頭曲、 「(We Ain't Got)Nothin' Yet(邦題、恋する青春)」 、 略するとすなわちLSDな、「Love Seems Doomed」 は何処までもドリーミーでサイケな桃源郷に意識を持って行かれそうになる酩酊曲。サイケデリックな装飾を施された、ブルース・スタンダードの 「Tobacco Road」を初め、極彩色の意識の再編に彩られた色褪せることのない、ガレージ・サイケ最高傑作の一枚!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ケースツメ跡あり、トレーに黄ばみあり
ソフト・ロック史上、燦然とその名盤の誉れを受けてきた、LAスタジオ・ミュージシャン男女5人による69年1st。バンドの頭脳であるジーン・ディノヴィは、40年代末期のNYジャズ・シーンで、10代の頃から(!)ディジー・ガレスビーやチャーリー・パーカといった巨匠のバックで活躍。50年代には、ペギー・リーやダイナ・ショアなど、当時を代表するポピュラー・シンガーのバックで、アレンジャー/ピアニスト/作曲家として活動という華々しい経歴にある通り、この作品は、ただソフト・ロック然としたアルバム以上の力強い魅力を放っています。2人の女性ヴォーカルを前面にフィーチャーした高度なコーラス・ワーク、ソフト・ロックの意匠を纏ったジャズ・ヴォーカル・アルバムといった趣向の奥には、複雑なコード進行もさらりと聴かせる凄味を感じさせます。メンバーのジェリー・シェフ(ギター)は、カート・ベッチャーの右腕として、ボールルームの初期のレコーディングにも参加したそうです。女性ヴォーカルの一人は、「駄目な僕」(Brian Wilson)のカヴァーを収めた『Vocal Ease』(74年作)で知られるB.J.ワード。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
側面部に色褪せあり
ヴァンゲリスと共作したことでも知られる仏作曲家Francois Wertheimer、72年作『永却の光』などでプログレ・ファンにもお馴染みのWilliam Shellerらが手掛けた、69年フレンチ・カルト・サイケ盤!呪術的な詠唱、壮大なオーケストレーション、ファズ・ギターにオリエンタルなシタール&タブラーが混沌と入り乱れる、ファンキー&グルーヴィーにして前衛的&アーティスティックな音世界はとにかくぶっ飛んでます。とはいえ決して聴き辛くはなく、優美な管弦楽器やシアトリカルな男女ヴォーカルを取り入れ、1曲ごとにコロコロと表情を変えるユーモアたっぷりのサウンドはまるでアングラ映画を観ているかのようなワクワク感でいっぱい。Jean-Michel JarreやのちのGONG、MAGMAに影響を与えたというのも納得の、プログレッシヴな実験的フレンチ・サイケ重要作です!
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
輸入盤に帯・解説付仕様、定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
スペインはマドリード出身のサイケ/ガレージ・グループ。70年に録音されながらお蔵入りとなった幻のアルバム。エネルギッシュなドラム、乱れうたれるパーカッション、ブイブイと動きまくるベースによる強烈なリズムをバックに、ファズ・ギターがまるで逆回転のようなフリーキーなフレーズを奏でまくり、エキゾチックなヴォーカルが力強い雄叫びをあげる!これは脳天直撃の強力ガレージ/サイケ!英ロックのファンにオススメするとすれば、トム・ニューマンのJULYを倍速に早めて、アンプに突っ込んでゲインをギュインと上げた感じ!バンド名の通りに強烈な一枚です。
アメリカ北東部はペンシルヴァニア出身のSSW。71年に自主制作された作品。エコーに包まれた柔らかなアコギ・バッキングと、繊細かつ気だるく、そしてリリカルなアコギの単音弾き。ドリーミーかつ木漏れ日感もあるアコギ・アンサンブルは絶品の味わい。ヴォーカルも特筆で、憂いのあるナチュラルな歌声がスッと胸に染みます。ボトルネックが入る楽曲も、メロウなヴォーカルのせいか、土臭さはあまりなくドリーミー。カントリーフレイヴァーな楽曲も流れるように美しく哀愁いっぱい。これは素晴らしい楽曲揃い。メロディアスなSSWが好みの方にはかなりオススメできる一枚。染みますよ〜。
紙ジャケット仕様、デジタル・リマスター
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
2枚組、全31曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
カリフォルニアのポップ・グループ、69年の2nd。デビュー作のガレージ感&サイケ感が渦巻く米西海岸サイケ・ポップと比べて、荒々しさはなくなり、だいぶ洗練された印象。スティーヴ・マリオットをソフトにしたようなヴォーカル、バブルガムなゴージャスさの中にR&Bの陰影が滲むホーン・セクション、ベースがブイブイと動き回るグルーヴ感いっぱいのリズム隊。西海岸サイケとR&B〜ソウルの洗練との豊かな出会い。これは素晴らしい作品です。オススメ!
西海岸のサイケ・バンドHOOKの68年作1st。ジミヘンver.で知られる「Hey Joe」をいち早くカヴァーした西海岸のガレージ・ロック・バンド、LEAVESのギタリストBobby Arlinが、LEAVES解散後に結成したバンドです。パワフルなトリオ編成で、中でもT5は強力なヘヴィ・サイケ・ナンバー。パワフルなドラム、グルーヴィーに動き回る太いベース、つんざくようなファズ・ギター、荒っぽいヴォーカルの強力なヘヴィ・サイケ・ナンバー!他にもSEを使ったアートなサイケ・ロック、コーラスを使ったガレージ・サイケなど、この時代ならではの空気を吸い込んだ米サイケの傑作です!
紙ジャケット仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ラスベガスで結成されたサイケデリック・ブラス・ロック・バンドの69年唯一作。ソウルフルな男性ヴォーカルが存在感大で、エネルギッシュなシャウト、それに呼応するようなアグレッシヴなギター、パワフルなホーン・セクションの熱気に圧倒されます。BLOOD SWEAT & TEARSの2ndが好きな方はきっと気にいるでしょう。特筆なのがラストT6の15分超えのジャズ・ロック。ソウルフルなヴォーカルはここでは控えめで、銅鑼の音や東洋的な旋律を取り入れていたり、酩酊感あるオルガンが鳴り響いていたり、ラストではファズ・ギターが唸りをあげたりとサイケデリックなサウンドが面白い。69年という時代の空気を感じさせてくれる作品です。
スペインの同名バンドとの混同にご注意ください。アルゼンチンの音楽史に残る傑作の数々を送り出してきた音楽レーベルMELOPEA DISCOSの代表を務め、また自身もミュージシャンとして精力的に活動し素晴らしい作品を発表してきたLitto Nebbia。本作は、彼が70年代に参加していたプログレッシヴ・ロック・グループOMの、当時はカセットのみのリリースだったという驚愕の発掘音源(2016年CD化)となっています。カセット起こしの音源ということで、音質が若干こもり気味な点は指摘しておくべきですが、それを補って余りある素晴らしい内容。グループはドラム、ベース、ギター、キーボードというオーソドックスな編成ですが、ラテン・スピリットを強く感じさせるパーカッションも躍動。サイケデリックな印象もあるジャズ・ロック・テイストのアンサンブルに異国情緒豊かなギターやキーボードが加わると、ブラジルのBACAMARTEあたりを引き合いに出したくなるようなサウンドに。しっかりとした録音が残されていれば、CRUCISやMIA、LA MAQUINA DE HACER PAJAROSなど同国の代表格グループたちと肩を並べる名盤と呼ばれていたのではないかと思わされる、完成度の高い1枚です。南米プログレのファンの方はもちろん、このクラスの作品ともなれば全てのプログレ・ファンにオススメできる必聴作!
男性2人と女性1人から成る3人組の英クリスチャン・フォーク・ロック・グループ、72年のデビュー作。クリスチャン・フォークというと静かなイメージですが、本作はドラム、ベース、さらにマンドリン、ダルシマー、ドブロ・ギターも加わり、米情景のフォーク・ロック・サウンドを多く聴かせます。紅一点Sue McClellanの清らかなヴォーカルも良いし、ジェントルな男性ヴォーカルや3人のハーモニーも抜群です。面白いのはシタールが使われている5曲目「Love Is Come Again」。賛美歌の一種のトラッド・ナンバーで、格調高いメロディーに憂いある女性ヴォーカル、チェロとホルンが厳かに響くメランコリックなフォークですが、途中でシタールが入ってきて、ほんのりアシッド感漂うミスティックな世界へと誘われていきます。気品ある英フォークと米情景の牧歌的なサウンドが融合した「イギリスのアメリカ」が好きな方はもちろん、英アシッド・フォーク好きな方にも聴いて欲しい名作です。
紙ジャケット仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
米国ワシントン州都のオリンピアで74年に結成されたサイケデリック・ロック・バンドの自主制作盤。制作年は諸説あり76年か79年ということ。なおかつ、背ジャケには5人の写真が掲載されていますが楽曲ごとに4人だったり、サポートらしき異なるメンバーが顔を連ねていたりと謎多きバンド。ダウナーな雰囲気を醸し出すアコースティックなアンサンブルを基調とした全体像に、時折「Ballad of Hollis Spaceman」のような激情的でドラマティックな衝動がスパークする、HIGH&LOWな起伏に富んだ作品。3曲目に収録された前述の曲は、饒舌なファズ・ギター×流麗なアコースティックピアノが印象的な名曲若干粗削りながら逆ループ等スタジオワークの試みもインタールード的に盛り込まれており、全編通したサイケ盤としても評価したくなる作品です。
スタックス・レーベルのプロデューサーで、70年代にはZZ TOPをプロデュースするなど、スワンプ・ロックのファンには知られるプロデューサー、70年のソロ作で、BIG STARのギタリストChris Bellが参加していることでも知られる作品。1曲目のBEATLESのカバー「Savoy Truffle」から、強烈に歪んだファズ・ギターがうねりを上げ、アクの強いシャウト・ヴォーカルが炸裂し、痺れます。スワンプ・ロックとして語られる作品のようですが、むしろエネルギッシュなガレージ・サイケやワイルドなブルース・ロックとして聴いた方がしっくりきます。
定価2500+税
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯無
帯無、盤中央部に汚れあり、ビニールソフトケースの圧痕・小さい折れあり、ケースにテープ剝がし跡あり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
アルゼンチン・ロックのレジェンドとしてリスペクトされるLuis Alberto Spinettaが率いた同国を代表するサイケ/プログレ・グループ。再結成した彼らが3rd『El Valle Interior』リリース前年の79年におこなったライヴを収録。1stと2ndのナンバーにアルバム未収曲2曲を含む13曲をプレイしています。メロウな味わいのソフト・サイケ調の1st、サイケ・ハードなカッコよさが際立つ2ndと、各曲をバランスよく配しており、非常に聴きごたえのあるセットリストとなっています。メロウな哀愁が溢れ出す「Plegaria Para Un Nino Dormido」、キレのあるギターワークが見事なラテン・サイケ・ハード「Mestizo」、美しくもストレンジなサイケ名曲「Color Humano」、そして彼らの原点と言える一曲「Muchacha」など、10年の時を経て再演される代表曲の数々に感動が収まりません。演奏は全体に幾分洗練されましたが、Spinettaの語りかけるような優しい歌声は少しも変わりません。これは南米ロック・ファン必聴と言える素晴らしきライヴ盤!
オハイオを拠点に活動、黒人メンバーを1人含む5人組アシッド・ロック/ソフト・サイケ・バンドが、プライヴェート・プレスで残した72年の唯一作。オルガンとリリカルなフルートが彩るドリーミーな浮遊感が特徴的なアシッド・サイケ。ヴォーカルはソウル色がありつつも熱唱しないスウィートなスタイルで、ドリーミーなサウンドに絶妙にマッチします。サイケ然とした色彩感あるギターもかなりの腕前ですが、決して弾きまくりではなくオルガン&フルートのサポートをメインに、ここぞで熱いソロを聴かせるツボを心得たプレイが好印象。たった一枚で終わってしまったのが何とも惜しいと思わずにはいられない、独特の世界観を持ったアシッドなサウンドが魅力的な一枚です。
クリームやレッド・ツェッペリンのヘルシンキ公演に刺激を受け、ヘヴィなブルース・ロックを目指したフィンランドを代表するバンド。70年の名作『Buttocks』と同年に録音されたアンダーグラウンド映画のサントラで、実質1stと言える作品。ボコスカとエネルギッシュに手数多く叩きまくるタイト&ダイナミックなドラム、重低音を響かせゴリゴリとアグレッシヴに突き進むランニング・ベース(カッコ良い!)による屈強のリズム隊を土台に、エッジの立ったスリリングなリフからセクシー&エモーショナルなリードまでギターが冴え渡ります。3曲目なんかキング・クリムゾン「21世紀の精神異常者」をギター・トリオ編成でやったような感じでもう悶絶もの。これはクール!
ボーナス・トラック6曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干折れあり
ウィルソン・ピケット、テンプテーションズ、フォー・トップス、デル・シャノン、リンゴ・スターなど大御所アーティスト達の作品でプレイするデトロイト出身セッション・ギタリストDennis Coffeyが、69年にリリースしたリーダー作。いやはやこれはカッコ良さの塊のような一枚!ジャジー&グルーヴィなリズムに乗ってギターとオルガンの豪快なプレイがぶつかり合うサイケデリック・ソウル・インストがただただ痛快です。ジミヘンの影響が伺える鋭利さと骨太さが同居するサイケなギター、それに負けじとワイルドに唸りまくるオルガンによる、互いを食わんとするかのような熱い競り合いに終始耳を釘づけにされます。小技を利かせつつゴキゲンなグルーヴを刻みつづけるR&Bフィーリングたっぷりのリズム・セクションもナイスすぎます。そんなド派手なプレイで聴かせる「Get Back」「Hey Jude」は、数あるカバーの中でもかなりの完成度で聴き所。マイナーながら、69年という時期ならでは熱気を見事に切り取った快作です!
米東海岸出身のSSW、71年作2nd。温かく和やかなアコースティック・ブルースを基調としつつ、一筋縄ではいかないサイケな実験性も散りばめた作風がこの人の持ち味。本作最大の特色は何といってもモーグ・シンセの導入で、牧歌的なアコギの弾き語りに幻想的なヴィブラフォン&チープで幽玄なモーグの音色が絡み合っていくサウンドはかなりユニーク。英米アシッド・フォーク、特にITHACAあたりのファンにはかなりオススメです。
紙ジャケット仕様、20年初CD化
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
デジパック仕様
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
経年変化あり
スコットランド出身のSSW。82年作。ROY HARPERあたりに近い質感を持った幽玄なフォーク・ロック。フィンガー・ピッキングによる繊細かつ流麗なアルペジオが印象的。COLOSSEUMで活躍したギタリストJimmy Litherlandがゲスト参加。デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲。
デジタル・リマスター、ボーナス・トラック5曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
小さい破れあり
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
レーベル用紙にケースツメ跡・折れあり、トレーに黄ばみあり
カナダのグループ、68年の唯一作。後にCHARLEEやソロで活躍するギタリストWalter Rossi在籍。1曲目のイントロから、北欧のサムラか!というようなアヴァンギャルド&サイケな展開にびっくり!アート・ロック的な陰鬱なヴォーカル、不協和音スレスレのフリーキーなギター。強烈な幕開けです。サイケ、ジャズ、ブルース、ボードヴィル、ラーガなどがめくるめく狂気のゴッタ煮ロック。カナダにもこんなグループが居るんですね。北欧サイケやGONGあたりのファンには是非とも聴いてもらいたい迷盤。
新たにマイク・ピネラとライノを迎えてツイン・ギター・スタイルとなり、より広がりのある世界観を構築したアイアン・バタフライの超問題作にして傑作14分に及ぶ壮大な「バタフライ・ブルー」は、プログレッシヴ・ロックにも通じる涙の大作70年作。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
若干カビあり
DESIGNというマイナー・レーベルからレイト60sにリリースされたサイケ/ガレージのディープ盤の2枚、LOVE MACHINE『Electronic Music?』(1968)とFLOWER POWER SITAR『Rajput?』(1967)をカップリングした2in1CD。LOVE MACHINEの方はオルガンと様々な効果音が渦巻く極彩色サイケ・インスト・ミュージック。ガンダムのララーの微笑みが目に浮かぶようなニュータイプな音楽は鮮烈です。FLOWER POWER SITARは輪をかけて強烈で、ゆるゆるなマーチング・ビートをバックに、シタールがヘロヘロに鳴らされ続けます。A型の僕には絶対にできないはずれっぷり。正気なら、バックの演奏に合わせないと気持ち悪くてしょうがないでしょう、と思うけど、これがやっていて気持ちいいんだろうし、あれ、聴いていても気持ちいい・・・。迷盤です。
65年結成、ガレージ〜サイケ〜ハード・ロックと時代に呼応したサウンドを聴かせてきたオーストラリアのバンドによる71年作4th。重い切れ味を持つソリッドなギターを軸とする本格感ぷんぷんのヘヴィ・ブルース・ロックはかなりのカッコ良さ。そこにキャッチーなヴォーカル/コーラスや浮遊感あるSEなどを絡ませてポップに聴かせる独特のサウンドを練り上げています。アコースティカルなナンバーでのリリカルな表現力にも注目。直球のブルース・ロックをやっても本国のバンドに負けないくらい様になるであろう演奏力を持ちつつも、敢えて随所にひねくれた音を仕掛けるセンスが、一部でカルト的バンドとも云われる所以でしょう。この一筋縄でいくものか、という気概を感じるサウンドは、Vertigoサウンドがお好きな方にも響きそうです。
元DEVIANTSの奇才、69年の初ソロ作。英サイケ・シーンでは欠かせないドラマーTwink、元TYRANNOSAURUS REXのSteve Took、QUATERMASSのメンバーが参加。サイケ/フリーク・アウト・ロックの名作!
定価2300
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
帯有
ケースに小さいヒビあり
映画「ヘッド」のサントラ盤として制作された6th。68年発表。キャロル・キング、ジャック・ニッチェ、ニール・ヤング、ライ・クーダーら参加。
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
ポップ・サイケな作風の米SSW、エリック・ジェイコブセン制作による69年ソロ1st作。彼の大ヒット曲「SPIRIT IN THE SKY」は、ソウルフルなフィメール・バッキング・ヴォーカルとブリブリのオルガン&ギターの刻むリズムにノって歌われるNORMANの歌声がキャッチーに響き渡るブルージーな名曲。Sopwith CamelのWilliam Truckaway、Norman Mayell、ex-CROWFOOTのロッカーSSW、Russell DaShiellも参加といなたいスワンプ風味と、リズミカルなサイケ・ポップ具合が同居した不思議な味わいに満ちた名作。
全17曲
盤質: | 無傷or小傷 | 傷あり | 全面に多数傷
状態: | 良好 | 並(経年) | 並(一部不備) | 不良 |
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お品物に振込先を記入した用紙を同封いたします。ご注文日より2週間以内に、お振込ください。
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現金の他、クレジットカード、デビッドカードでのお支払いが可能です。
商品代金、送料の他に宅急便コレクト手数料330円(税抜300円)をいただいております。
中古CDを安心してお買い求めいただけるように、日々サービス面の向上を目指しております。