スタッフ・レコメンド～ユーロ・ロック

堂々たる歌いっぷりに痺れる姉御なヴォーカルと、ハードかつ哀愁もたっぷりの演奏陣が繰り広げる絶品ジャーマン・ブルース・ハード！アコースティカルなパートを巧みに組み込むセンスにも唸らされます。

キャラヴァンやキャメルあたりの英国グループの影響が伺える中で、ちらりとまぶされた北欧フォークロア要素が耳を惹くノルウェーのメロディアス・ロック/プログレ作。透明感溢れるトーンの流麗でポップなギターワークが素晴らしい！

ジャジー＆サイケデリックにサックスとファズ・ギターが炸裂っ！バタバタと手数多く畳みかけるドラムもカッコいいしなぁ。あのオーストリアを代表する名グループが当時1500枚のみリリースしたという幻の1st！

プログレ、サイケ、即興音楽、東洋音楽…全てを練り込んだ混沌の中から生まれる、怪物級のエナジー...！複合芸術集団だったAMON DUULから音楽の追求を目指して独立した"II"、衝撃の69年デビュー作。

ジェネシス系統のジャーマン・シンフォとして人気が高い78年唯一作で知られるグループが75年に残したライヴ音源を収録した24年リリース作品。唯一作の1曲目「Fight Back」もプレイしています！

ドイツのマイナー・バンドですが、ジャズ・ロックとシンフォの要素が調和したサウンドが見事な80年唯一作。GENESISやポンプ勢に通じる華やかなファンタジーと、CARAVANらカンタベリー系に近いポップさや淡い叙情性も漂わせたハイレベルな内容です！

スティーライ・スパンなどの英フォークの影響を受けつつも、アコースティック・ピアノやフィドルが舞踏音楽のごとく軽やかに躍動するアンサンブルにはヨーロピアンな魅力がたっぷり。オランダが生んだ女性vo.エレクトリック・トラッドの名作です。

若葉の緑とそれを柔らかく包み込む陽光が目に浮かぶ透明感あるソロピアノ演奏は、ジャケのイメージ通り。プログレではありませんが、CELESTEのリリシズムを確かに感じることができる好作品！

70年代後半のスペインはバレンシア地方でこんなにも美しくセンチメンタルなシンフォ作品が生まれていたとは驚き。軽快なジャズ/フュージョン・ロックも聴かせるし、これはグレイト！