スタッフ・レコメンド～ブリティッシュ・ロック

ヒプノシスジャケも秀逸な、HARVESTレーベル発の70年リリース2nd。打楽器、マンドリン、ハーモニカらによる「心ここに在らず」という風情の演奏が心地いいなぁ。INCREDIBLE STRING BANDがお好きならきっと堪りませんよ。

ウェットンが来日のたびに発するお馴染みの「キミタチ、サイコーダヨ！」はこの録音がオリジナルなんですよね。ライヴ特有の緊張感や熱気を孕みつつも、ますます冴え渡る3人のスリリングなパフォーマンスに圧倒されること間違いなし！

オープニングを飾る代表曲の一つ「Hymn」は、まさにタイトル通りの神々しさを湛えた至高の名曲。他にも彼ららしいリリカルなナンバーを満載した、英国叙情派プログレ筆頭の面目躍如たる名盤ですね！

若干17歳のメンバーで結成された早熟バンド、スポンティニアス・コンバッションの中心メンバーが結成したグループ。クラウト・シーン随一の敏腕コニー・プランクがプロデュースを手掛けた作品で、ジェントル・ジャイアンツ meets イエスな超絶プログレが炸裂っ！

英ハード御三家ならツェッペリン、パープル、サバス。四天王ならこのバンドが入って来ますよね。彼らの代表作と云われるこのアルバム、荘厳さやドラマチックさなら間違いなく英国ハード・ロック最高峰！

パンク〜NWが盛り上がりを見せる78年にリリースされた通算9作目。時代も反映して従来よりも煌びやかでポップですが、開放感のある瑞々しいメロディや、各楽器が緻密に織り上げる構築的なアンサンブルの妙は流石のYES。プログレッシヴ・ポップとして秀逸な出来栄えの一枚！

キーフによるジャケットそのままと言える、ヘヴィなギターリフと淡く叙情的なオルガンが同居するサウンド、これぞブリティッシュ・ハードの旨味！ヴァーティゴ傘下のネペンサ・レーベルに残された、知る人ぞ知るハード・ロック逸品ですね。

801と言えばライブ盤が有名ですが、このスタジオ作も素晴らしい出来なんですよね。都会的かつメロウで、どこかほの暗いサウンドがたまらなくスタイリッシュ。ほどよい実験性とポップなメロディ・センスが巧みに結びついた傑作！

現代プログレッシヴ・ロック・シーンの重要人物スティーヴン・ウィルソン率いるグループ。クリムゾンやフロイドらからの影響をオルタナティヴかつ鋭角的なセンスで昇華したモダン・プログレの代表作！