スタッフ・レコメンド～ブリティッシュ・ロック

THE NICE以前のキース・エマーソンと共にT-BONESで活躍した英SSW、70年1stソロ。英国的な憂いと渋みのあるヴォーカル、芳醇なメロディ、MIGHTY BABYのメンバーやMeic Stevensらいぶし銀が参加したアンサンブルが印象的。何度も噛み締めたい味わい深い佳曲揃いの名品です。

煌びやかなアコースティック・ギターやフルートの調べが生み出す幻想的な聴き心地と、ジェントルでいて少し物悲しい歌声が素晴らしいブリティッシュ・フォーク・ロック。温かみと切なさが見事な塩梅です。

ブルー・ホライゾン所属のギタリスト、RICK HAYWARD。一時期ゾンビーズに参加していたことでも知られる彼が71年に残した唯一のソロ作をご存知ですか？その卓抜したギターテクニックをとことん堪能できる、ギター好きにはタマらない内容！

緊張感と疾走感をもって突き進んだ『こわれもの』『危機』のサウンドから一転、雄大でスピリチュアルな大曲が並ぶ73年作。このテクニカルな緻密さよりも幻想的な世界観の表現に重きを置いた演奏、それもまたイエスらしくって素晴らしいんですよね。

「オールライッ！」とシャウトするヴォーカルとハード・ドライヴィンなギターのカッコいい事！キャッチーなメロディも魅力の英国ハード・ロック隠れ名作！

『狂気』と並んで、世界で一番聴かれたプログレ・アルバムでしょうね。え、イントロだけしか聴いた事ないって？いえいえ、そこを過ぎると英国の田園風景を切り取ったような美しくリリシズム溢れる音世界が広がってさらに素晴らしいんです☆

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