ヴァーティゴ・レーベルを代表するバンドの一つCRESSIDAの、ヴァーティゴ時代に残された音源に新規リマスターを施しCD2枚にまとめたアンソロジー。名作として知られる2作品をそれぞれのディスクに収め、未発表音源とBBSセッション音源の計5曲が収録されており、スタジオ作と変わらぬリズミカルな演奏の上をいぶし銀のハモンドが駆け巡る、英プログレ好きには堪えられない渋味満点のアンサンブルが楽しめます。さらに特筆なのが、どういうわけか1stと2ndはそれぞれ曲の収録順がオリジナルと異なっている点で、さらにさらにそれがちゃんとアリな曲順となっているのが面白いところです。12年新規リマスター音源という以上に、彼らの作品に新鮮な形で接することができるところに魅力を見いだせるアンソロジー集です。
COLUMN THE REFLECTION 第52回 ヴァーティゴ・レーベルの至宝、クレシダの奇跡と軌跡 〜 40年後に甦った伝説のオルガン・ロック 文・後藤秀樹
音楽ライター後藤秀樹氏による連載コラム「COLUMN THE REFLECTION」!今回は名実共にVERTIGOレーベルを代表するバンドと言えるクレシダを取り上げてまいります。
カケレコ中古棚にオルガン・ロック名作が充実してましたのでご紹介いたします♪
1970年からちょうど50年!半世紀前にはどんな名盤が生まれていたのでしょうか?まずは英国からピックアップ。
「秋に聴きたいアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
秋に聴きたいアルバムを、カケレコスタッフがセレクトいたしました!
はらはらと枯れ葉舞うような、哀愁のハモンドを聴かせる作品を集めました。
7月13日はオカルト記念日♪オカルティックなジャケ大集合!
CRESSIDA / MUNICH - プログレ今日の一曲!
言わずと知れた名曲からあまりスポットの当たらない隠れた逸曲まで、毎回1曲を取り上げてご紹介していく「プログレ今日の一曲!」
MEET THE SONGS 第121回 CRESSIDA『ASYLUM』
英オルガン・ロック・グループCRESSIDAの71年リリースの2nd『ASYLUM』をピックアップ!
くすんだトーンのオルガンが描く幻想的なオルガン・プログレを世界中から選りすぐってご紹介いたしましょう。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ ケースツメ跡あり、ケースに若干スレあり
繊細なメロディ、哀愁たっぷりのオルガンのトーン。次作と並び英国オルガン・ロックを代表する一枚ですね。
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ スリップケース無し
ハモンドの渋〜い音色を楽しみたいならやっぱりこの作品!英ロック屈指の構築美を誇る名曲「ミュンヘン」での溢れ出す英国情緒にやられてください
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これは確かに”アリ”だ(笑)(5 拍手)
あんちょびさん レビューをすべて見る
英オルガン・ロックの定番バンドの2作品をまとめた2枚組。
曲順が本来の曲順とは全然違うが、カケレコさんの言う通り
”アリ”な並びになっている。こういう海外の詰め合わせ盤で
曲順入れ替えをやるのは何かの意図・理由があるのだろうか…?
(日本のレコード会社ではまずやらない試みだろう)
リマスターはBGO盤程キンキンせず、自然な具合に聴こえる。
ボーナス曲にはBBC音源が2曲あり、デモ音源に
収録されていた『Depression』が日の目を見ている。
それに対し、未発表曲の2曲はデモ音源をまとめた
「Trapped in Time」にあるのであまり意味が無い。
(これを買う人は、まず間違いなくあちらも買うだろうし)
アリと言ったが、個人的には”オリジナル曲順派”なので星4つ(苦笑)