舩曳将仁の「世界のジャケ写から」 第八十三回:MADDY PRIOR『WOMAN IN THE WINGS』
音楽ライター舩曳将仁氏による連載コラム「世界のジャケ写から」。世界のプログレ作品より魅力的なジャケットを取り上げ、アーティストと作品、楽曲の魅力に迫ってまいります。
STEELEYE SPANがお好きな方にオススメのユーロ・トラッド・フォークを探求!
SEELEYE SPANを愛する方にオススメの、欧州トラッド・フォーク作品を見てまいりたいと思います☆
50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第6回:71年3月に誕生した名盤たち!
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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第4回:STEELEYE SPAN『PLEASE TO SEE THE KING』
第4回目は英国エレクトリック・トラッドの傑作、STEELEYE SPANの『PLEASE TO SEE THE KING』をピックアップ!
「ハロウィンな雰囲気のアルバム」〜『カケレコのロック探求日誌』一週間一気読み!〜
「ハロウィンな雰囲気のアルバム」というテーマで、アルバムをピックアップいたしました。
フォーク?あんまり聴かないなあ…というプログレ・ファンにも是非聴いていただきたい英フォークやフォーク・ロックの名盤をご紹介いたします。
イアン・マシューズやリチャード・トンプソン等、初期フェアポート・コンヴェンションのメンバーのソロ作を探索。
フェアポート・コンヴェンションの1stに参加したメンバーのその後の作品を、カケレコ棚から探してまいります。
英フォーク界の名プロデューサー、サンディ・ロバートンが手掛けた名盤をピックアップ!
英国フォーク界の中で、フェアポート・コンヴェンションやニック・ドレイクを手掛けたジョー・ボイドと並ぶ存在のサンディ・ロバートン。彼が手掛けた数々の名盤をピックアップしてまいります。
心身を浄化してくれるような、清らかな歌声の女性シンガーをピックアップしました
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
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踊れるトラッド(1 拍手)
たすけさん レビューをすべて見る
ケイト・ブッシュがデビューし、人気を博していた頃、盛んにインタビューで言っていたのが、けっして自分は高潔でもなければ純粋でもないということでした。酒も飲むし、男も好きだし、と具体例をあげて、作られたイメージを一所懸命否定していました。英国トラッドと言えば、ついつい素朴で高貴な音楽なんであろう、というのも似た決めつけかもしれません。わたしは、このアルバムでのスティーライ・スパンが好きで、それは世俗的であるからです。
世俗的と言っても彼らのことを、田楽を奏でる農民だ、と言っているわけではありません。しっかりドラムズや電化ギターを使っているという意味です。ロックのユーザーにとってはのりやすく聴きやすいトラッドであります。全体を通して彼らが聴かせることより、踊らせることに心をくだいていることがわかります。実際にスティーライ・スパンは、演奏するとき踊り狂っているようです。「バック・トゥ・ザ・フューチャーIII」とか「タイタニック」とか、トラッドで踊る映画は多いのです。
シングル曲の「オール・アラウンド・マイ・ハッツ」は、おそらく英国で最もヒットしたトラッド曲。原曲は19世紀前半なのだそう。ステイタス・クオーも敬意を表して後年カバーしています。その時のクオーのツアーには、スティーライ・スパンも帯同していたと聞いています。