02年デジタル・リマスター、ボーナス・トラック7曲、定価1400+税。
マーティン・バレの野太いギターが炸裂するブルース・ロック・テイスト、アコギやアコーディオン、フルートが瑞々しく交差するトラッド・テイスト、そしてサックスが渋くむせぶジャズ・ロック・テイストが絶妙に配されたサウンドは、ジェスロ・タルと言うバンドのアイデンティティを強固に主張しておりやはり魅力的。
英国のプログレッシヴ・ロック・バンド、ジェスロ・タルによる74年作7th。当初は前作『パッション・プレイ』の内容をテーマにした映画のサウンドトラックとなる予定でしたが、映画の計画が頓挫したため単品のアルバムとしてリリースされました。コンセプチュアルな大曲志向の前作や前々作『ジェラルドの汚れなき世界』と違ってコンパクトな小曲で構成されているものの、流石乗りに乗っていた時期の作品だけあって1曲1曲のレベルの高さはかなりのもの。パワフルな唾吐きから滑らかで愛らしいトーンまで披露するイアン・アンダーソンの表情豊かなフルート、マーティン・バレの気持ち良く歪んだハード・ロッキンなギター、ジョン・エヴァンのアグレッシヴなピアノやオルガンにシンセ。それぞれが伸び伸びと絡み合い、さらにそこへおなじみのアレンジャー、デヴィッド・パーマーの華美なオーケストラ・アレンジもたっぷりと織り交ぜつつ、どの曲も親しみやすく溌剌としたメロディでキャッチーに聴かせる手腕は見事の一言。クラシカルなピアノが勢いよく躍動する表題曲「War Child」、ギターとフルートのスリリングなリフが格好いい「SeaLion」、トラッド色の強いアコーディオンをフィーチャーした「Skating Away on the Thin Ice〜」などなど、彼らを代表する名曲が揃い踏みです。大曲を収録したコンセプト作と比べるとあまり注目されませんが、彼らのエネルギッシュなアンサンブルと脂の乗ったアレンジを堪能するにはうってつけの名作と言えるでしょう。
【カケレコンピ】プログレッシヴ・ロックで聴くクラシック音楽の巨匠たち (バロック編)
カケレコ在庫から、お題にフィットする楽曲でコンピレーション・アルバムを作ってしまおうという、名付けて「カケレコンピレーション」。今回は「プログレで聴くクラシック音楽の巨匠たち〜バロック編」でカケレコンピ!
『アクアラング』から出発、JETHRO TULL好きの方にオススメしたいユーロ・ロック選☆
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50周年連載企画<BACK TO THE 1971>第5回:JETHRO TULL『AQUALUNG』
今からちょうど50年前、1971年に産み落とされた名盤を取り上げて、その魅力に改めて触れてみようというのがこの企画、それでは皆で、「BACK TO THE 1971 !!!」
今日の紙ジャケ! - 「馬」をテーマに、ジェスロ・タルやヴァシュティ・バニヤンなどの紙ジャケをピックアップ☆
今日は「馬」がジャケットに登場する作品を、中古紙ジャケから探索♪
無限のロマン広がる「宇宙服ジャケ」をカケレコ棚からピックアップ☆
今回は「宇宙服ジャケ」に注目して、カケレコ棚よりアルバムをピックアップ!
「音楽歳時記」 第四十七回 そして今年もクリスマス... 文・深民淳
音楽ライター/ディレクター深民淳によるコラム「音楽歳時記」。季節の移り変わりに合わせて作品をセレクト。毎月更新です。
敬老の日にちなんで、世界の「お爺ちゃんジャケ」集めました。
バッハの旋律が使われているプログレやロックの楽曲を集めてみました。
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 帯に軽微な折れあり
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
ブルージーなギターと唾吐きフルートのぶつかり合いが熱い!ブルース・ロック・ファン?ならJETHRO TULLと言えばやっぱりこれでしょう!→
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 盤に曇りあり
キャメルやキャラヴァンの優雅で可愛らしいフルートとは一線を画す、埃被ったようなフルートの音色。ハード・ロックとトラディショナル・フォークの融合、そしてシニカルな世界観。唯一無二の個性を存分に発揮する、最高傑作と名高い一作!
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
帯【有】 解説【-】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ 側面部に色褪せあり
全一曲44分ということは・・・72年当時としてはロック史上最も長い楽曲だったのではないでしょうか。当時一番プログレッシヴだったバンドは、イエスでもクリムゾンでもなく、彼らだった!?
帯【有】 解説【有】
盤質: | 無傷〜傷少なめ | 傷あり | 傷多め
状態: | 良好 | 並 | 不良 |
※ カビあり
イアン・アンダーソンと言えばフルートのプレイが印象的ですが、本作ではソプラノ・サックスが大活躍していて、ジャズ・ロック的なカッコよさが味わえる名作なんですよね!
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