PP112(PAISLEY PRESS) 【2015年発売CD】
デジタル・リマスター。
アトールと同じEURODISCよりデビューしたもうひとつのフレンチ・シンフォ・グループと言えば?
フランスのシンフォニック・ロック・グループ。ATOLLと同じEURODISCレーベルから76年にリリースされたデビュー作。音の組み立てはスティーヴ・ハケットとスティーヴ・ハウからの影響を感じさせつつも、繊細なタッチのとろけるようなトーンや、歌うようにエモーショナルなチョーキングがオリジナリティを放つ魅惑的なギターを中心に、静かでいてドラマティックに展開していくフランスらしいアーティスティックなシンフォニック・ロックが印象的。ゴリゴリとアグレッシヴなベース、手数多くも安定感あるドラムによるリズム隊も素晴らしいし、なんとも幻想的にたなびくキーボードも良い感じ。端正かつマイルドで気品を感じる男性ヴォーカル、フランス語の流麗なメロディも絶品です。アトール、アンジェ、モナ・リザあたりのフレンチ・ロックの名バンドにも一歩も引けをとらないと言って過言ではないでしょう。名作です。
MEMORIANCE/L'ECUME DES JOURSE: D'APRES BORIS VIAN
ジェネシスやキャメル影響下のフランスのバンド、79年作2nd、叙情的なユーロ・ロック名作
2,590円(税込2,849円)
ツイン・キーボード編成のオーストラリア産キーボード・プログレ・グループ、75年の唯一作、TRACEやCOLLEGIUM MUSICUMのファン必聴
2,290円(税込2,519円)
まさかニュージーランドにこれほどまでのプログレ・ハードが生まれていたとは!ジェネシスを受け継ぎつつも何とも奇天烈な迷盤!
2,390円(税込2,629円)
仏プログレを代表するグループ、仄暗く幻想的な音世界に惹きこまれる大傑作2nd、75年リリース
ベトナム系フランス人兄弟を中心とするフレンチ・プログレの代表的グループ、75年デビュー作
フロイド、クリムゾンからの影響を取り込んだ、アーティスティックなフレンチ・プログレの傑作、77年作
フランス出身、70sユーロ・シンフォを代表する傑作、名手J.P.アラルセンの流麗かつ緊張感あふれるギターが炸裂する73年唯一作
タイ・フォンのメンバーがゲスト参加するなど、タイ・フォンの弟分と言えるバンドによる77年作、叙情派シンフォの名作
カケレコ棚に並ぶジェネシス・フォロワー作品より、一部を厳選してピックアップしてみたいと思います☆
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2016年に僕らプログレ&ロック・ファンをワクワクさせてくれたニッチ&ディープな作品がずらり勢揃い。どうぞお楽しみください!
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第二弾もまた、第一弾のタイトルと同じくプログレ・マニアが「きた、きたー!」と雄叫びを上げること必至の良作ぞろい。試聴用動画とともにどうぞ探求をお楽しみください!
PAISLEY PRESSのリイシュー盤が凄い!注目の再発レーベルを特集!
ドイツのPAISLEY PRESSという新興のリイシューレーベルから恐らく第一弾として12タイトルがリリースされましたが、これがプログレ・マニア垂涎のディープっぷりで驚き。
80年代を目前にして残された、フレンチ・シンフォの逸品。前衛青春小説『日々の泡』を題材に描く奥ゆかしく叙情的に描かれるシンフォニック・サウンドは、いかにもフランスならではの浪漫がたっぷり。
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ようやくCD化されたフレンチロックの魅力がギュッと詰まったアルバム(5 拍手)
ike333さん レビューをすべて見る
中学生の時に何気に買ったレコードがその後40年近く愛聴盤となるとは思いませんでした。洒落たシャンソンの様なメロディーで、「夢の異国で彼女が廻る、自分は何処にいるのだろう」と歌うシンフォニックな世界は、まさに夢見心地、四人囃子の一触即発のようなdeja vu感もあります。かちっと制作した2作目のフィリップスから出たアルバムに比べて、リリカルなピアノ、淡いフランス的な音のキーボード群、とろけるようなトーンのギターや、パタパタ感はあるが叩きまくるドラムスなど、”全体的にテク的には若い”といった感じは残りますが、いかにもAnge、Pentacleなどが登場した当時のフレンチロックシーンの魅力を凝縮したような素敵なアルバムです。(レコードからディジタル化する作業も必要なくなり)待ちに待ったCD化でした(祝!)