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CUEILLE LE JOUR

CARPE DIEM

FGBG4127AR(MUSEA) 【94年発売CD】

評価:40 1件のレビュー

これぞずばりフレンチ・プログレ必殺の名盤!クリムゾン譲りの緊張感とフランスらしい耽美な幻想性との見事な融合。芸術性の高さではユーロロック屈指!

フランスらしい耽美な幻想性とクリムゾン的緊張感を融合させたアーティスティックな76年2nd、名作!

ANGEのマネージャーが設立したCryptoレーベルよりデビューし、フランスらしい耽美な幻想色を持ち、緊張感を持たせながら浮世離れしたファンタジックなサウンドを作り出したグループの76年2nd。前作からさらにその冷たいファンタジアに磨きをかけ、サックスがリードするジャズ・ロックを聴かせています。その耽美で広がりのある世界観はGONGなどのスペース・サイケデリック・ロックにも通じるものですが、澄み切った音像は彼らならではの個性であり、今にも消え入りそうな儚げな世界を構築しています。

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レビュー一覧

評価:4 フランスの美学を体現できる力強い演奏(1 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

サックスが主導するジャズ・ロックで、個性で言えば今一歩。それでも演奏は確実で、流していて苦になる音楽ではありません。このセカンド作には、21分にわたる組曲「カラーズ」が収録されています。5部に別れ、色をテーマに流れるような演奏が続いていきます。クリムゾンやPFMの静かなパートを連想させるインスト曲です。

作曲とメンバーの中心になるのがキーボードのクリスチャン・トゥルチです。ディストーションがかったギター、あるいはサックスが主旋律を担当するので、キーボードはサウンド・デザインとして使われています。フランスらしい美学に彩られた力作です。

ナイスレビューですね!