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ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス〜アンリリースト&レア・マスターズ・オン・デジブック

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス

UICY7013/6() 【2000年発売CD】

4枚組、カラーブックレット一体型デジブック仕様(トールサイズ)、帯元からあったか不明、解説付仕様、定価8610。

評価:50 1件のレビュー

没後30年追悼企画ボックス、66年パリ・ライヴから70年の急死直前のセッションまでを収録!

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曲目リスト

アーティスト名と曲名を元に、CDデータベースから曲目を自動取得しています。ボーナス・トラックなどが反映されず、実際のCDとは曲目が異なる場合がございます。ご了承ください。

1. パープル・ヘイズ
2. キリング・フロア(ライヴ)
3. ヘイ・ジョー(ライヴ)
4. フォクシー・レディ
5. ハイウェイ・チャイル
6. ヘイ・ジョー
7. タイトル 3
8. サード・ストーン・フロム・ザ・サン
9. テイキング・ケア・オブ・ノー・ビジネス
10. ヒア・ヒー・カムス(ラヴァー・マン)
11. ミッドナイト・ランプ
12. イフ・シックス・ワズ・ナイン(モノラル・ヴァージョン)
13. ロック・ミー・ベイビー(未発表オルタナティヴ・ミックス/ライヴ)
14. ライク・ア・ローリング・ストーン(未発表オルタナティヴ・ミックス/ライヴ)
15. サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド(ライヴ)
16. バーニング・オブ・ザ・ミッドナイト・ランプ(ライヴ)
17. リトル・ウイング
18. リトル・ミス・ラヴァー
19. ジ・ウィンド・クライズ・メアリー(ライヴ)
20. キャットフィッシュ・ブルース(ライヴ)
21. ボールド・アズ・ラヴ
22. スウィート・エンジェル(完全ヴァージョン)
23. ファイア(ライヴ)
24. サムホエア(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
25. (ハヴ・ユー・エヴァー・ビーン・トゥ)エレクトリック・レディランド
26. ジプシー・アイズ(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
27. ルーム・フル・オブ・ミラーズ
28. グロリア(未発表オルタナティヴ・ミックス)
29. イッツ・トゥー・バッド
30. スター・スパングルド・バナー(星条旗よ永遠なれ)
31. ストーン・フリー(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
32. スパニッシュ・キャッスル・マジック
33. ヒア・マイ・トレイン・ア・カミン
34. ルーム・フル・オブ・ミラーズ
35. アイ・ドント・リヴ・トゥデイ(未発表オリジナル・ミックス/ライヴ)
36. リトル・ウイング(ライヴ)
37. レッド・ハウス(ライヴ)
38. パープル・ヘイズ(未発表オリジナル・ミックス/ライヴ)
39. ヴードゥー・チャイルド(スライト・リターン)(ライヴ)
40. イザベラ(ジプシー・サン&ザ・レインボウ・ヴァージョン)
41. メッセージ・トゥ・ラヴ(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン/バンド・オブ・ジプシーズ・ヴァージョン)
42. アース・ブルース(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン/バンド・オブ・ジプシーズ・ヴァージョン)
43. アストロ・マン(バンド・オブ・ジプシーズ・ヴァージョン)
44. カントリー・ブルース
45. フリーダム
46. ジョニー・B.グッド(ライヴ)
47. ラヴァー・マン
48. ブルー・スウェード・シューズ(ライヴ)
49. チェロキー・ミスト
50. カム・ダウン・ハード・オン・ミー(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
51. ヘイ・ベイビー~イン・フロム・ザ・ストーム(ライヴ)
52. イージー・ライダー(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
53. ナイト・バード・フライング(未発表オルタナティヴ・ヴァージョン)
54. オール・アロング・ザ・ウォッチタワー(未発表オルタナティヴ・ミックス/ライヴ)
55. イン・フロム・ザ・ストーム(未発表オルタナティヴ・ミックス/ライヴ)
56. スロウ・ブルース

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レビュー一覧

評価:5 バージョンにより曲数が違うボックス、違っていたらお許しを(1 拍手)

たすけさん レビューをすべて見る

オフィシャルで出ている作品の補完的な全集なのですが、聞き終わると、これだけ落ちている録音があったのか…と茫然とします。粗製乱造ではなく、しっかりプロデュース作業が加わった作品群であり、重要な時期のライブも併せて収録。ほぼ時系列に並べられています。エディ・クレーマーの、膨大な資料から丹念に作業を重ねた努力を考えると感謝の念に堪えません。それでいて、しっかりと「オフィシャルなアルバムも押さえてね」という眼差しを感じます。いずれにしろジミ・ヘンドリクスのユーザーであれば避けて通れない道であると思います。

Disc 1:
1. Purple Haze まさにここから始まった、と言える曲。米国盤 「Are You Experienced 」のオープニング。ギターもボーカルもコーラスも違います。決定ミックスでは、かなりギターの音が重ねられていることがわかります。
2. Killing Floor 、3. Hey Joe お披露目と言っていい66年10月18日、パリ、オリンピア劇場のライブ。この日にはもう一曲「Wild Thing 」を演奏している模様。
4. Foxey Lady 英国盤 「Are You Experienced 」のオープニング曲。決定テイクと同じ日の別テイク。ちなみに"Foxey"は、誤植。米国盤LP裏面の誤植がワールドワイドになってしまいました。
5. Highway Chile オリジナルはモノラル・ミックス。完全な長さのステレオ・ミックス。モノラルが採用されたのは、チャス・チャンドラーがインパクトを感じたから、とか。 ベスト「Experience Hendrix」限定2枚組に収録。
6. Hey Joe 初期デモ。 しかし、バック・コーラスは重ねられています。
7. Title #3 初出。リールに「タイトル#3」と書いてあったとか。インストルメンタルです。
8. Third Stone From The Sun 曲のアタマに、ヘンドリクスとチャンドラーとの宇宙船交信劇が加えられています。太陽から三番目の石とは、地球のこと。
9. Taking Care Of No Business この初出のくだけたブルーズ曲には、ふたつのテイクが存在しているようで、これはテイク2のほう。
10. Here He Comes (Lover Man) 初出。BBキングの「Rock Me Baby」に触発された、というインストルメンタル。
11. Burning Of The Midnight Lamp 初期デモ。ギターではなく、ハープシコードでコードを弾いています。歌はなし。
12. If 6 Was 9 ギターとコーラスが違っているモノラル・ミックス。
13. Rock Me Baby、14. Like A Rolling Stone 67年6月18日のモンタレー・インターナショナル・ポップ・フェスティバルのライブ(別ミックス)。米国でのデビューにあたる歴史的録音です。

Disc 2:
1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band、 2. Burning Of The Midnight Lamp 67年9月5日のストックホルム公演から。この日のセットリストは、ほかに Hey Joe 、I Don't Live Today、Fire、The Wind Cries Mary、Foxey Lady、Purple Haze。トラフィックも同じ日別会場で公演していたようです。
3. Little Wing 初期テイク。もう、この曲の録音だったら、どの日のどのテイクでも素晴らしいに決まっています。 ギターは、決定バージョンより歪んでいてアグレッシブ。
4. Little Miss Lover 別テイク。 「Axis: Bold As Love 」のレコーディングは、この曲が皮切りだったようです。
5. The Wind Cries Mary、6. Catfish Blues 67年10月9日パリ、オリンピア劇場ライブ。この日のライブは、後日ダガー・レコードから出されますが、この2曲は収録されていません。Catfish Blues のリラックス具合が素晴らしいです。
7. Bold As Love 別テイク。エンディングがなかなか決まらなかったようで、採用テイクは27だったとあります。長い曲でほとんどソロなのに、ギターの激しさ、美しさには言葉を失います。
8. Sweet Angel 「South Saturn Delta」収録曲と同一。
9. Fire 68年3月15日マサチューセッツ。クラーク大学でのライブ。
10. Somewhere 同じ曲が「Crash Landing」に収録されていますが、悪名高い差し替え演奏なのでこちらが当然オリジナル。
11. (Have You Ever Been To)Electric Ladyland 「Loose Ends」収録曲と同一。
12. Gypsy Eyes ギターとドラムズが異なります。「三次元フェイジング・フランジング効果」というものが加えられているそうです。何となく、エディ・クレーマーとヘンドリクスが新しいおもちゃで遊んでいる雰囲気もあります。
13. Room Full Of Mirrors 「Electric Ladyland」制作セッションでのデモ。ハープの入る古いブルーズのスタイルで演奏されています。この曲の完成形は、「First Rays of the New Rising Sun 」まで待たないとなりません。
14. Gloria ヴァン・モリスンのカバー。実にカッコよいです。
15. It's Too Bad ドラムズにバディ・マイルズ、オルガンにラリー・ヤング。未発表。この曲などを聴くと、ヘンドリクスがジャンルの壁を乗り越えつつあることを感じます。できれば、バディ・マイルズには歌わないでいてほしいです。
16. Star Spangled Banner 「Rainbow Bridge 」に収録済だそうですが、このLPは未だCDになっておりません。この音を全部ギターで出しているのか、と唖然とせざるをえません。

Disc 3:
1. Stone Free どうも「Smash Hits」 発売をにらんで、再録音したもののようです。(結局日の目を見ずに終わりますが…)
2. Spanish Castle Magic 同じく再録音。彼にとって音楽は、ヒットを当てて終わり、というようなものではなく、自分の中のイメージをひたすら作っては壊し、という作業の繰り返しだったのでしょう。
3. Hear My Train A Comin' 2.と同じくロイヤル・アルバート・ホールでの演奏を控えて、スタジオを押さえて新しいアレンジに変えたもの。ヘンドリクスにとって必要な作業でも、他のふたりはついていけたのでしょうか。特にノエル・レディングにとって、これらのセッションは苦行に近いものだったのではないかと想像するんですが…。
4. Room Full Of Mirrors とうとうベースを、ワンポイントでビリー・コックスに頼んでいます。
5. I Don't Live Today 69年4月26日のLAフォーラムでのライブ。
6. Little Wing 69年2月24日のロイヤル・アルバート・ホールのライブ。かつて「 Hendrix in the West」に収録されておりましたが、現行のタイトルはサンディエゴのものに差し替えられています。
7. Red House、8. Purple Haze 69年5月24日、サンディエゴ・スポーツ・アリーナでのライブ。
9. Voodoo Child (Slight Return) 69年2月24日のロイヤル・アルバート・ホールのライブ。
10. Izabella ノエル・レディングがリタイア。ヘンドリクスが完成したがっていた、と聞くスタジオ別テイク。ギター・オーケストレーションを活かした全く新たなジャンルの創造を、という意欲に満ちています。

Disc 4:
1. Message To Love 「Crash Landing」収録の別ミックス。ベースにビリー・コックス、ドラムズにバディー・マイルズ。
2. Earth Blues ヘンドリクスがソウル、R&Bに近づいていたことを示す別録音。この録音の10日後に「フィルモア・イースト」の大晦日を迎えることとなります。
3. Astro Man ヘンドリクスが好きで、描いていたらしいコミックの主人公が「アストロマン」。 少し癒されるエピソードです。
4. Country Blues 未発表ジャム。ブルーズとタイトルについてはいますが、新しいブラック・ミュージックと呼ぶべきもの。後年になるに従って彼のギターの透明度が増している気がします。
5. Freedom バンド・オブ・ジプシーズ空中分解で、ドラムズがミッチ・ミッチェルに戻っています。パーカッションに、ジュマ・サルタン。「FIRST RAYS」収録のものに比べるとソウル、ファンク色が濃く溢れる創造力を感じます。
6. Johnny B. Goode 70年5月30日カリフォルニア、バークレイ・コミュニティ・シアターのファースト・ショウ。ちょっと異常なぐらいのテンションです。
7. Lover Man 未だに未発表曲、テイクが出てくる彼であります。いかに時間をかけて曲を熟成させているのか。それがわかります。
8. Blue Suede Shoes 70年5月30日バークレイ・コミュニティ・シアター。
9. Cherokee Mist 未発表。
10. Come Down Hard On Me Baby 未発表テイク。といっても収録されているのは「Loose Ends」と「Crash Landing」。
11. Hey Baby / In From The Storm 70年7月30日マウイ。ご承知のとおり「Rainbow Bridge」という映画を完成させるためのコンサートから。ものすごい強風だったと聞きます。
12. Ezy Ryder 別テイクでバッキング・コーラスにスティーブ・ウィンウッドとクリス・ウッドが参加しています。
13. Night Bird Flying  「FIRST RAYS」についているDVDの中でエディ・クレーマーは、ヘンドリクスがどれだけこの曲の完成に力を注いでいたか語られています。
14. All Along The Watchtower、15. In From The Storm 70年8月30日ワイト島フェスティバル。 他の出演は、フー、ドアーズ、フリー、ELP、マイルス・デイビス。すごい時代だったわけです。
16. Slow Blues ヘンドリクスが残した最後のマルチ・トラックによるセッション録音と説明されています。

ナイスレビューですね!